企業では、情報セキュリティの確保やITコストの最適化の観点だけでなく、コンプライアンスの観点においても、ソフトウェアライセンスを適正に管理することが求められています。一方で、近年多様なデバイスの普及や、システムの仮想化によるソフトウェアライセンスの複雑化により管理は煩雑となり、ソフトウェアの不正利用による情報漏えいや無駄なライセンスの購入といったリスクが増加しています。
そこで、管理台帳やワークフローやアラートといったライフサイクル機能でソフトウェア資産管理をサポートする従来のiTAssetEyeに「AIを活用して台帳作成を効率化する新機能」を追加することで、管理者のソフトウェア資産管理作業の軽減を実現します。
■特長
(1)AI採用により、ソフトウェア名の検索・特定を簡単に
これまではインベントリ情報*1から毎日収集される未知のソフトウェア名を、収録数約14万件のソフトウェア辞書*2から、管理者自身で特定しなければなりませんでした。新機能では、AIが管理者の代わりに、ソフトウェア辞書の中から候補となるソフトウェア名を推薦し、ソフトウェア名の特定の手間を軽減します。ソフトウェア資産管理におけるAIの採用は業界初で、特許出願を行っています。
(2)ハードウェアの管理もサポートするアラートを追加
ライセンスを正しく管理するうえで、ソフトウェアだけではなくそれらを動かすハードウェアの管理も重要です。従来から提供しているソフトウェアのライセンス違反リスクを検知するアラート機能に、ハードウェアの「リースレンタル期限」や「保守期限」などのアラートを追加しました。これによりハードウェアに関する契約漏れといったリスクを低減し、情報システム部のサーバ管理者の負担軽減をサポートします。
■価格(税別)
年間サブスクリプション 60万円~
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
*1:イベントリ情報
ハードウェアのスペック(CPU型番やメモリ容量など)やネットワーク情報、ハードウェア上にインストールされているソフトウェア情報(バージョンやファイルサイズなど)の総称を指します。
*2:ソフトウェア辞書
メーカーによって提供されるソフトウェア固有の情報(有償/無償、OS/ミドルウェアなど)が定義された辞書を指します。
*「iTAssetEye」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
*記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。
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