専門家が「高負担」酒さ患者の識別を日常活動の中で改善するよう呼び掛け
AsiaNet 75208 (1632)
【パリ2018年9月14日PR Newswire=共同通信JBN】
*世界的な調査データの追加的分析により、酒さの重症度だけでなく、それ以外の幾つかの要因が生活の質に影響を与えていることが明らかに
今年初めに実施、発表された世界的な調査の追加的分析は、「Rosacea: Beyond the visible(酒さ:可視領域を超えて)」( (リンク ») )と題した専門家執筆の報告書として、医療専門家(HCPs)が高負担(High Burden、HB)(注)の酒さ患者に共通の特徴を識別するのに役立っている。この分析結果は患者のケア改善のため、テーラーメードの治療法を増やすことを目的としている。13日にフランスのパリで開催された第27回European Academy of Dermatology and Venerology (EADV) Congress(欧州皮膚・性感染症学会会議)でのシンポジウムで発表された結果から、日常活動における負担を軽減するため、HB患者の定義を広げる必要があることが明らかになった。
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今回のデータ分析では、症状が患者の生活の質(QoL)にどの程度重大な影響を及ぼしているか、それが患者の行動と治したいという願望のレベルにどの程度影響を与えているかを基にHB患者を分類した(1)。
ドイツのユストゥス・リービッヒ大学ギーセンの皮膚科および心身医学・心理療法クリニック教授で「Rosacea: Beyond the visible(酒さ:可視領域を超えて)」報告書の執筆者の1人でもあるウーウェ・ギーラー博士は「酒さを患っている人は、日常生活に大きく影響する外見によって判断されることが多い。酒さが重度の場合、かゆみやヒリヒリする痛みから恒久的な顔面中心部の赤みまで、症状はより顕著になりがちだ。しかし、それほど重症でない酒さ患者も、生活の質への重大な影響を訴えており、これは臨床的重症度だけで患者を評価するのは十分でないことを示唆している。こうした患者層の識別を改善することによって、皮膚科医やその他の医療専門家は、個人のニーズに合った治療を行う態勢を整え、究極的にはこの慢性皮膚疾患に罹患(りかん)している人々のケアを改善できるようになる」と語った。
今回のデータからは、HB酒さ患者は、HBの度合いが軽い患者と比べてかなり若く、就業しており、男性である確率が高いことが明らかになった。もう1つの特徴として、過去12カ月間にわたるHBの度合いが軽い患者との比較で、皮膚感覚の増加が明らかになった(例えば、かゆみは48%対37%、痛みは23%対13%)。
HBのリスクは症状の深刻さの影響を受ける。しかし、このことは、どの重症度の酒さにも関係がある可能性がある。12カ月を超えると、HB患者は、スキンケア法などの日常活動への影響を経験するリスクが有意に増加し、非HB患者と比較した時に病気を原因とする不快感を経験していることが示された。その他のリスク要因には、家族の酒さ歴や酒さに関係した救急処置室への訪問の増加が含まれている。
専門家は、酒さ患者を治療する医療専門家は、日々の活動での負担に関する問題を盛り込み、治療が病気の重症度だけでなく、患者の病気経験と合致したものになるようにすべきだと結論付けた。
発表は「高負担患者の定義」と題されている(Gieler, U. et al., 27th European Academy of Dermatology and Venerology (EADV) Congress, 13 September 2018)。
(注)4つのドメインのうち、少なくとも3つが陽性(コホート中央値によって定義される基準値)である場合、患者は高負担(HB)と分類された。
Domain Proxy question Positive
threshold
QoL Overall impact on QoL (0-10) Score >5
Level of behavioral adaptation
Lifestyle (0-10) Score >6
Willingness to pay to obtain a
Economic complete cure >20% of monthly
income
Willingness to trade years of
Psychosocial/emotional life for a complete cure >6 months
関連するマルチメディアリソースについては、 (リンク ») を参照。
▽酒さについて
酒さは、さまざまな臨床的特徴を示すよく見られる炎症性皮膚疾患であり、最も一般的なのは火照り、恒久的紅斑、炎症性の傷である。主に頬や鼻といった顔の中心部に影響を与える。この疾患は、通常は30歳以上の成人の男性および女性の両方がかかる可能性がある。加えて、刺すような、ヒリヒリするような皮膚の感覚が増すのが一般的である。目にしばしば影響がみられ、赤み、乾き、あるいはかゆみを示すこともある。
病気の原因については依然、議論が続いているが、辛い食べ物、アルコール、感情的ストレス、日光やUVへの暴露、熱い風呂や飲み物など、さまざまな誘因因子が知られている。一般的には無害なダニであるニキビダニが、酒さを患っている人の皮膚で大量に見つかることもある。
酒さは治療せずに放置しておくと、時間の経過とともに悪化することがある。酒さ感染が疑われる人は、皮膚科医またはヘルスケア提供者を訪ね、診断してもらい、しかるべき治療法について話し合うべきである。なぜなら、酒さは見ただけで、はっきりわかる病気であるため、患者によっては困惑と不安を引き起こすことが知られており、これがフラストレーションの原因となり、社会生活にも悪影響を及ぼすことがあるからだ。
▽BURDEN(負担)調査について
BURDEN(負担)調査は、Kantar Healthが自己管理型オンライン調査として開発し、ガルデルマ(Galderma)によってサポートされている。この調査には、酒さと診断された710人の患者と、6つの異なる国(フランス、ドイツ、イタリア、英国、カナダ、米国)の554人の皮膚科医および一般開業医(GPs)が関わった。この調査では、酒さを患っている患者の生活経験や酒さ患者を治療した経験について、回答者に質問した。
参加者は、Kantarのオンラインパネルを使用して募集された。サンプルサイズを最大限にするため、定数は設定されなかった。従って、サンプルは各国の酒さ患者数を表すものではなく、そのため、この研究結果は、選択バイアスの影響を受けている可能性があり、ここから酒さ患者全体を推察することはできないかもしれない。
▽ガルデルマ(Galderma)について
ネスレスキンヘルスの医療ソリューション事業であるガルデルマ(Galderma)は1981年に創設され、現在、100を超える国々でさまざまな皮膚科症状を治療する幅広い製品ポートフォリオを展開している。同社は世界中の医療関係者をパートナーとして、生涯を通して人々の肌の健康ニーズに対応している。ガルデルマは、科学的に定義され、医学的に証明された皮膚ソリューションの研究・開発のリーダーである。詳しい情報は (リンク ») を参照。
▽参照
(1)ガルデルマの社内資料
ソース:Galderma
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【パリ2018年9月14日PR Newswire=共同通信JBN】
*世界的な調査データの追加的分析により、酒さの重症度だけでなく、それ以外の幾つかの要因が生活の質に影響を与えていることが明らかに
今年初めに実施、発表された世界的な調査の追加的分析は、「Rosacea: Beyond the visible(酒さ:可視領域を超えて)」( (リンク ») )と題した専門家執筆の報告書として、医療専門家(HCPs)が高負担(High Burden、HB)(注)の酒さ患者に共通の特徴を識別するのに役立っている。この分析結果は患者のケア改善のため、テーラーメードの治療法を増やすことを目的としている。13日にフランスのパリで開催された第27回European Academy of Dermatology and Venerology (EADV) Congress(欧州皮膚・性感染症学会会議)でのシンポジウムで発表された結果から、日常活動における負担を軽減するため、HB患者の定義を広げる必要があることが明らかになった。
(Logo: (リンク ») )
今回のデータ分析では、症状が患者の生活の質(QoL)にどの程度重大な影響を及ぼしているか、それが患者の行動と治したいという願望のレベルにどの程度影響を与えているかを基にHB患者を分類した(1)。
ドイツのユストゥス・リービッヒ大学ギーセンの皮膚科および心身医学・心理療法クリニック教授で「Rosacea: Beyond the visible(酒さ:可視領域を超えて)」報告書の執筆者の1人でもあるウーウェ・ギーラー博士は「酒さを患っている人は、日常生活に大きく影響する外見によって判断されることが多い。酒さが重度の場合、かゆみやヒリヒリする痛みから恒久的な顔面中心部の赤みまで、症状はより顕著になりがちだ。しかし、それほど重症でない酒さ患者も、生活の質への重大な影響を訴えており、これは臨床的重症度だけで患者を評価するのは十分でないことを示唆している。こうした患者層の識別を改善することによって、皮膚科医やその他の医療専門家は、個人のニーズに合った治療を行う態勢を整え、究極的にはこの慢性皮膚疾患に罹患(りかん)している人々のケアを改善できるようになる」と語った。
今回のデータからは、HB酒さ患者は、HBの度合いが軽い患者と比べてかなり若く、就業しており、男性である確率が高いことが明らかになった。もう1つの特徴として、過去12カ月間にわたるHBの度合いが軽い患者との比較で、皮膚感覚の増加が明らかになった(例えば、かゆみは48%対37%、痛みは23%対13%)。
HBのリスクは症状の深刻さの影響を受ける。しかし、このことは、どの重症度の酒さにも関係がある可能性がある。12カ月を超えると、HB患者は、スキンケア法などの日常活動への影響を経験するリスクが有意に増加し、非HB患者と比較した時に病気を原因とする不快感を経験していることが示された。その他のリスク要因には、家族の酒さ歴や酒さに関係した救急処置室への訪問の増加が含まれている。
専門家は、酒さ患者を治療する医療専門家は、日々の活動での負担に関する問題を盛り込み、治療が病気の重症度だけでなく、患者の病気経験と合致したものになるようにすべきだと結論付けた。
発表は「高負担患者の定義」と題されている(Gieler, U. et al., 27th European Academy of Dermatology and Venerology (EADV) Congress, 13 September 2018)。
(注)4つのドメインのうち、少なくとも3つが陽性(コホート中央値によって定義される基準値)である場合、患者は高負担(HB)と分類された。
Domain Proxy question Positive
threshold
QoL Overall impact on QoL (0-10) Score >5
Level of behavioral adaptation
Lifestyle (0-10) Score >6
Willingness to pay to obtain a
Economic complete cure >20% of monthly
income
Willingness to trade years of
Psychosocial/emotional life for a complete cure >6 months
関連するマルチメディアリソースについては、 (リンク ») を参照。
▽酒さについて
酒さは、さまざまな臨床的特徴を示すよく見られる炎症性皮膚疾患であり、最も一般的なのは火照り、恒久的紅斑、炎症性の傷である。主に頬や鼻といった顔の中心部に影響を与える。この疾患は、通常は30歳以上の成人の男性および女性の両方がかかる可能性がある。加えて、刺すような、ヒリヒリするような皮膚の感覚が増すのが一般的である。目にしばしば影響がみられ、赤み、乾き、あるいはかゆみを示すこともある。
病気の原因については依然、議論が続いているが、辛い食べ物、アルコール、感情的ストレス、日光やUVへの暴露、熱い風呂や飲み物など、さまざまな誘因因子が知られている。一般的には無害なダニであるニキビダニが、酒さを患っている人の皮膚で大量に見つかることもある。
酒さは治療せずに放置しておくと、時間の経過とともに悪化することがある。酒さ感染が疑われる人は、皮膚科医またはヘルスケア提供者を訪ね、診断してもらい、しかるべき治療法について話し合うべきである。なぜなら、酒さは見ただけで、はっきりわかる病気であるため、患者によっては困惑と不安を引き起こすことが知られており、これがフラストレーションの原因となり、社会生活にも悪影響を及ぼすことがあるからだ。
▽BURDEN(負担)調査について
BURDEN(負担)調査は、Kantar Healthが自己管理型オンライン調査として開発し、ガルデルマ(Galderma)によってサポートされている。この調査には、酒さと診断された710人の患者と、6つの異なる国(フランス、ドイツ、イタリア、英国、カナダ、米国)の554人の皮膚科医および一般開業医(GPs)が関わった。この調査では、酒さを患っている患者の生活経験や酒さ患者を治療した経験について、回答者に質問した。
参加者は、Kantarのオンラインパネルを使用して募集された。サンプルサイズを最大限にするため、定数は設定されなかった。従って、サンプルは各国の酒さ患者数を表すものではなく、そのため、この研究結果は、選択バイアスの影響を受けている可能性があり、ここから酒さ患者全体を推察することはできないかもしれない。
▽ガルデルマ(Galderma)について
ネスレスキンヘルスの医療ソリューション事業であるガルデルマ(Galderma)は1981年に創設され、現在、100を超える国々でさまざまな皮膚科症状を治療する幅広い製品ポートフォリオを展開している。同社は世界中の医療関係者をパートナーとして、生涯を通して人々の肌の健康ニーズに対応している。ガルデルマは、科学的に定義され、医学的に証明された皮膚ソリューションの研究・開発のリーダーである。詳しい情報は (リンク ») を参照。
▽参照
(1)ガルデルマの社内資料
ソース:Galderma
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