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【ラインブライトバッハ(ドイツ)2018年10月8日PR Newswire=共同通信JBN】
*ヒトミルクオリゴ糖製造の新しい統合発酵回収プラント建設へ
Jennewein Biotechnologie GmbHは、ヒトミルクオリゴ糖(HMOs)の生産拡大のためバート・ヘニンゲン(ラインラント=プファルツ州)にあるArthus Mineralspringの旧施設を取得したと発表した。シュテファン・イェンネヴァイン博士(Jennewein Biotechnologieの最高経営責任者(CEO)兼共同創設者)は「ラインブライトバッハにある当社の既存施設近くに、統合発酵回収プラントを設置する適当な場所がないかをしばらく探してきた。当社のHMOポートフォリオの拡大とHMO混合製品の開発のために、われわれは少なくとも5つの新しい発酵回収ラインを必要とする」と述べた。ベネディクト・エンゲルス氏(Jennewein Biotechnologie の最高業務執行責任者(COO))は「この新しいプラントで、HMOを追加製造でき、現在ある2つの製品(2'-fucosyllactose、lacto-N-neotetraose)ポートフォリオを拡大し、新たに5つの製品(3'-fucosyllactose、difucosyllactose、lacto-N-tetraose、6'-sialyllactose、3'-sialyllactose)が加わる」と付け加えた。新しい統合施設は発酵と回収を同時に行い、噴霧乾燥HMO製品を生産する。Jennewein Biotechnologieは、新しいそれぞれのHMO製品のために別々の製造ラインを建設する計画である。シュテファン・ミヒャエル氏(Jennewein Biotechnologieの最財務責任者(CFO))は「新しいプラントはそれぞれ200立方メートル以上の発酵能力を持ち、中欧最大の発酵施設の1つになる」述べた。
▽Jennewein Biotechnologieについて
Jennewein Biotechnologie は一流の国際的工業バイオテクノロジー企業で、合成オリゴ糖(HMOs)と希少単糖の分野で幅広い製品を製造している。同社は2'-fucosyllactose、3'-fucosyllactose、lacto-N-tetraoseのような革新的HMOの豊富な製品ラインを産み出している。これらの希少な砂糖類は食品産業(特に乳児用調製乳)、製薬工業、化粧品工業で用いられている。製造工程には最新式の発酵技術も用いられる。2015年、米食品医薬品局(FDA)はJennewein Biotechnologieに米国での2'-fucosyllactose販売を承認した。続いて2017年には欧州連合(EU)が新規食品規制に従い販売承認を与えた。
▽メディア問い合わせ先
Dr. Bettina Gutierrez
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ソース:Jennewein Biotechnologie GmbH
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