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【キャンベラ(オーストラリア)2019年2月22日PR Newswire=共同通信JBN】輸送の安全性向上のためのAI駆動の運転者監視システムを設計している先進コンピュータービジョン技術企業であるSeeing Machines Limitedは、欧州議会の域内市場委員会(Internal Market Committee)が欧州連合(EU)内の全道路使用者の安全性を向上させるための一連の規則を承認したことを歓迎する。
欧州議会が21日欧州で発表したプレスリリースは、「ドライバーの眠気と注意への警告」と「ドライバーの注意力散漫への先進的警告」が全ての車両(乗用車、バン、トラック、バス)で義務付けられると発表した。
Seeing Machinesのケン・クルーガー最高経営責任者(CEO)は「あらゆる形態の道路を走る輸送手段全般にテクノロジーを用いて安全性を高める動きに対して欧州が示したリーダーシップは、世界各国政府が交通事故による深刻なケガや死亡に立ち向かっているだけに、大いに歓迎される」とコメントした。
また「Seeing Machinesは安全の結果を重視し、過去20年間まさしくこの目的のために技術に磨きをかけてきた。われわれのドライバー監視技術は、疲労や注意力散漫に関係する出来事やその行動に関連する危険の軽減を保証するためにドライバーの状態を理解できるように設計されている。この技術は、受賞歴のあるスーパークルーズ装備のゼネラルモーターズ(GM)・キャデラックCT6にすでに使われており、そして世界中の1万6千の商用車と採掘車輌に据え付けられているだけでなく、世界の別の5つの自動車メーカーでも現在開発中である」と語った。
今回の発表は、ドライバー監視が2020年から衝突評価プロトコルに導入されることが見込まれ、Euro NCAPのロードマップをさらに強化する。Euro NCAPの見解が東南アジア、北米など他の地域でも採用されることが予想される。
▽Seeing Machinesについて
オーストラリアに本社を置くグローバル企業であるSeeing Machines(LSE: SEE)は、機械が人々を見て、理解し、支援することを可能にするコンピュータービジョン技術の業界リーダーである。同社の機械学習ビジョンプラットフォームには、頭部、顔および目の人工知能(AI)分析を通じ、ドライバーに関するリアルタイムでの把握を提供するノウハウがある。この知見が、ドライバーやオペレーターの識別と注意を監視し、多様な輸送部門で眠気や注意力散漫を識別できるドライバー監視システム(DMS)を可能にしている。
Seeing Machinesは、自動車、商用車、航空、鉄道、オフロードの市場向けにDMSを開発している。同社はオーストラリア、米国、欧州、アジアにオフィスを構え、各業種の業界リーダーにマルチプラットフォームソリューションを提供している。
DMSは自動車産業向けとしてADAS(Advanced Driver Assistance System、先端ドライバー補助システム)に統合され、特に半自律型および自動運転車の開発において、中核となる安全技術になりつつある。DMSはまた、世界中の商業輸送および物流業界全体の安全機能に欠かせないものであるとの認識が高まりつつある。www.seeingmachines.com
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ソース:Seeing Machines Limited
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