白鴎大学(栃木県小山市/学長:奥島孝康)教育学部の岡田晴恵教授のゼミナールの学生が、今年で3年目となる「うつる病気のひみつがわかるカレンダー」を作製した。これは、子どもたちへの感染症予防教育に役立ててもらうことを目的としたもので、完成したカレンダーは、毎年地域の保育園や幼稚園、小中学校約500校に無料配布している。さらに、今年はほかの地域の学校や団体にも先着100カ所に限り無償提供する。申し込みは大学のホームページから3月22日(金)まで受け付けている。
白鴎大学教育学部では、専門特講科目として「学校感染症の対処法」を開講。感染免疫学を専門とする岡田ゼミでは、さらにその研究を深めている。同大では、将来、小中学校や幼稚園の教員、保育士をめざす学生が、感染症に対する正しい知識と、対策や予防法を学び、教育や保育現場で力を発揮できるよう期待している。
「うつる病気のひみつがわかるカレンダー」は、岡田教授の「学校感染症の健康・保健教育法」ゼミナールの学生が「研究の成果を地域の子どもたちに役立てられないか」と考え製作したもので、今年で3年目。これまで大学の所在地である小山市をはじめ、下野市、茨城県古河市、同結城市などで無料配布してきたが、今年は希望する他地域の学校や団体にも活用してもらおうと、先着100カ所に限り無償提供する。
カレンダーに描かれているイラストは、子どもたちでもわかりやすく学べるように工夫し、ゼミ生が自らデザイン。月ごとに感染症を1つ紹介し、その症状と予防策が書かれている。またその月の裏面には、より詳しい解説を掲載している。
なお、カレンダーは学校現場に合わせ4月始まり。
○申し込みは白鴎大学HPより必要項目を登録
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(参考記事)
・白鴎大学教育学部の岡田晴恵ゼミナールが昨年に続き学校感染症予防をテーマにしたカレンダーを作製 -- 地域の幼稚園や保育園に無料配布(2018.03.29)
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