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【ロンドン2019年6月18日PR Newswire=共同通信JBN】英商事裁判所はリビア投資庁(Libyan Investment Authority)のJPモルガンに対する2億米ドルの贈収賄訴訟の被告である実業家、ワリド・ギアミ氏を相手取ったLIAの訴えを棄却した先週の判決への申し立てを退けたことで、リビア投資庁はさらに大きな打撃を受けた。
ブライアン判事は「LIAが完全かつ率直な開示義務に対し故意かつ悪質な違反を犯したことから、LIAが上訴で勝訴する展望は全くない」と述べ、「LIAの不当利得返還請求および詐欺の申し立ても勝訴の展望が全くない」と語った。裁判所はLIAにギアミ氏の補償金の支払いを命じた。
ギアミ氏は次のように語った。「リビアの主要金融機関に対するこのような裁判所決定はリビアの資金面での評判にリスクをもたらし、借入費用に影響する可能性がある」と語った。
「この訴訟はLIAの以前の経営陣が起こした。今回の裁判所決定は現在のLIA経営陣に、リビア国民の利益のために同国の富を運用することに集中する機会を提供するものだ」
ソース:Walid Giahmi
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