NTTドコモ
RPAツール国内シェアNo.1「WinActor」の自宅学習プログラム提供開始
~市場拡大するRPA領域での人材育成を推進し、雇用機会を創出~
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(以下、パーソルP&T)、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、RPA※1の自宅学習プログラムを共同制作し、2019年8月1日(木)より株式会社ドコモgacco(以下、ドコモgacco)が提供するオンライン動画学習サービス「gacco®(ガッコ)※2」を通じて、個人・法人のお客さま向けに提供を開始します。本学習プログラムには、教材テキスト、問題集の他、RPAツール国内シェアNo.1※3の「WinActor®※4」のソフトウェア(体験版)が含まれているため、自宅・会社などのパソコンにおいて、実際に「WinActor®」を操作しながらRPAの基礎知識・操作方法などを学ぶことができます。
現在、日本国内では人手不足や長時間労働などの課題が深刻であり、RPAは定型業務を効率化するソリューションとして注目を集めています。一方、個人のお客さまはRPAを実際に操作しながら基礎知識・操作方法などを学ぶ機会が限られており、RPAを導入する法人のお客さまは不足しているRPA人材※5の獲得や社内での育成が課題になっています。今回3社は、未来のRPAスキル保有者の増加をめざし、それぞれのノウハウを用いることで、個人のお客さまも法人のお客さまも時間や場所を問わず、より手軽にRPAの習熟ができる自宅学習プログラムを提供することとしました。
本学習プログラムは、パーソルP&Tにおけるのべ500社以上のRPA導入・定着支援の知見、およびグループ会社であるパーソルテンプスタッフ株式会社の登録派遣スタッフ向け研修を行うなかで培った「現場や組織のなかでRPAが定着すること、受講者のスキルアップを目的とした教育プログラム」に加え、NTTデータが全国の「WinActor®」販売特約店に提供している「教材テキスト」、およびドコモが「WinActor®」導入サポートを通じてさまざまな業種・業界から蓄積した「企業が安定的にRPAを運用するために必要なサポートプログラム※6」を組み合わせることで、「WinActor®」の操作スキル習得を可能とするものです。
今後3社は、本学習プログラムを活用して、障がい者などの雇用機会創出に向けた実証実験を行い、今後の学習プログラムの改善に活かしていくとともに、RPAを通じて社会課題の解決に取り組んでまいります。
※1 RPAとは、「Robotic Process Automation」の略で、ルールエンジン、機械学習、人工知能などの認知技術を活用した、オフィス業務の効率化や自動化に向けた取り組みです。
※2 「gacco®」は、株式会社ドコモgaccoが運営するオンライン講座です( (リンク ») )。
※3 RPA総合プラットフォーム「RPA BANK」調べ:RPA利用実態アンケート調査 (2018年11月、有効回答数772社)
※4 「WinActor®」とは、Windows端末で操作可能なあらゆるアプリケーション操作を記録させ、プログラミング知識不要でPC操作を自動化するソフトウェア型のロボットです。
※5 2018年11月に発表された求人検索エンジン「スタンバイ」調べによると「RPA」求人数が前年比6.4倍、「RPAエンジニア」は9.1倍です。
( (リンク ») )
※6ドコモから「WinActor®」のライセンスを購入した法人のお客さまを対象に、お客さまのオフィスなどへ訪問し、個々の作業・業務をヒアリングのうえ、「WinActor®」のシナリオ構築の支援(オンサイトサポート)の他、「WinActor®」の操作方法や技術的な問い合わせなどを、メール、電話およびデスクトップ共有などの方法(オフサイトサポート)により行うサポートです。
(オフサイトサポート:~2020年3月31日(火)まで無償提供中)
* 「gacco®」は、株式会社ドコモgaccoの登録商標です。
* 「WinActor®」は、日本国内および海外の一部の国・地域におけるNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
別紙1
「WinActor® eラーニング講座」の概要
1.プログラム内容及び受講料金
<想定利用シーン>
・RPA導入済の法人のお客さまにおける社内向け人材育成
・RPAの導入を検討されている法人のお客さまにおける基礎知識、操作事前習熟
・キャリアアップなどを目的にRPAの基礎知識、操作を習熟したい個人のお客さま
<参考:プログラム内容(初級講座)>
■テキスト
第1章 体験!実際に動かしてみましょう
第2章 記録操作について学習
第3章 文字入力について学習
第4章 画像マッチングについて学習
第5章 【前半】データ一覧、分岐と繰り返しについて学習
第5章 【後半】データ一覧、分岐と繰り返しについて学習
第6章 シナリオ作成の一助になる情報について学習
■問題集
第1章 自動化の基本操作をおさらいしよう
第2章 IEモード(自動記録)が利用できない場合の対処法
第3章 3つの自動記録を使い分けよう
第4章 画像マッチングの効果的な使い方
第5章 適切な自動化手法の選び方
第6章 文字の入力・送信の方法をおさらいしよう
第7章 適切な文字列入力方法の選び方
第8章 エクセルからシステムへの入力を実践しよう
第9章 効果的な変数の使い方
第10章 ノード「分岐」「繰り返し」の使い方
~
第33章 ステップアップ演習3-エクセル操作を活用した演習-
<受講料金>
【画像: (リンク ») 】
※1 受講期間限定習得用ライセンス
※2 NTTデータが認定する検定
※3 受講料金には、別途消費税がかかります。
※4 開講日は変更となる場合があります。変更が発生した場合は別途gacco®サイト内にて告知いたします。
※5 上級講座の詳細および開講日は、開講日の1ヵ月前を目途にgacco®サイト内にて告知を予定しています。
2.提供開始日
2019年8月1日(木)10:00~
3.受講対象
個人および法人のお客さま
4. 申込方法
gacco®公式ホームページへアクセスのうえお申込み
※お申込完了後、受講用IDが払い出され受講開始となります。
※対象URL: (リンク »)
5. 講座イメージ
WinActor® eラーニング講座サイト(イメージ)
【画像: (リンク ») 】
【画像: (リンク ») 】
別紙2
実証実験の概要
1.実験目的
個人のキャリアップとしてのRPA「WinActor®」のeラーニングの有効性、障がい者などの就労にかかる生産性向上ならびに就労条件の改善に資するかを検証する。
2.実施期間
2019年8月1日(木)~2020年3月31日(火)
3.実証実験対象企業
パーソルチャレンジ株式会社
株式会社NTTデータだいち
4.検証項目
・本学習プログラム受講前に実施する最適な対象者の選定方法および受講者のスキル取得に対する意向度
・本学習プログラム受講前に開催する説明会における理解度・スキル習得に対する意向度
・本学習プログラム受講後の理解度・スキル習得に対する意向度・スキルレベル
・本学習プログラム受講後の就労条件の変化、向上度合い
※プログラム内容(テキスト、問題集、受講料など)および実証実験内容は発表日現在のものです。プログラム内容および実証実験内容に関しては予告なしに変更されることがあります。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。