オーティコン補聴器、聴覚ケアのあるべき姿を考える 「オーティコン国際シンポジウム2019」

~聴覚ケアに関する有識者を招き、6月1日(土)JPタワーホール(東京・丸の内)にて開催~

デマント・ジャパン株式会社

2019-08-06 16:00

1世紀以上の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下オーティコン)は、聴覚ケアに関する有識者を招き、耳鼻咽喉科医をはじめとした医療従事者、教育関係者、補聴器専門家、当事者団体等と共に、聴覚ケアのあるべき姿について考える「オーティコン 国際シンポジウム2019」を、6月1日(土)にJPタワーホール(東京都千代田区)にて開催いたしました。
1世紀以上の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下オーティコン)は、聴覚ケアに関する有識者を招き、耳鼻咽喉科医をはじめとした医療従事者、教育関係者、補聴器専門家、当事者団体等と共に、聴覚ケアのあるべき姿について考える「オーティコン 国際シンポジウム2019」を、6月1日(土)にJPタワーホール(東京都千代田区)にて開催いたしました。

シンポジウムは、第一部の講演パートと、第二部のパネルディスカッションの2部構成で行われました。
第一部では、「脳と難聴の最新研究 —補聴器装用と認知機能をめぐって—」というテーマのもと、コロラド大学の言語聴覚学科教授であり聴覚神経科学のエキスパートであるアヌ・シャルマー博士により、「難聴がおよぼす脳の変化について—補聴器による早期対処の効果—」と題し、博士の最新の研究結果を国内で初めて解説いただきました。
引き続き、国立長寿医療研究センター 耳鼻咽喉科及び豊田浄水こころのクリニック 副院長の杉浦彩子先生より、ご自身の研究や臨床に基づき「補聴器装用は高齢難聴者の認知機能を維持しうるのか?」というタイトルでご講演いただきました。
第二部はパネルディスカッション形式で、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科教授 小川郁先生を座長に迎え、パネリストとして、アヌ・シャルマー博士、杉浦彩子先生、オーティコン デンマーク本社 オーディオロジー主監 トーマス・ベーレンスが登壇しました。「聴覚ケアはヘルスケア」をテーマに、会場からの質問にパネリストが答える形式でディスカッションが広げられ、それぞれの経験に基づく実践的なアイデアや様々な意見交換がされました。

各講演およびパネルディスカッションの詳細に関する内容をまとめた冊子データ(PDF)を本リリース掲載サイトよりダウンロードいただけます。
  (リンク »)

<開催概要>
◆タイトル: 「オーティコン 国際シンポジウム2019」
◆実施日時: 2019年6月1日(土)9:30-12:50
◆実施会場: JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区丸の内)
◆内容および登壇者:
第一部 テーマ「脳と難聴の最新研究―補聴器装用と認知機能をめぐってー」
講演1:
「難聴がおよぼす脳の変化について-補聴器による早期対処の効果-」(アヌ・シャルマー博士)
アヌ・シャルマー博士より「難聴がおよぼす脳の変化について—補聴器による早期対処の効果―」というテーマで、講演いただきました。
博士の最新の脳科学研究に基づき、加齢によっておこる難聴と脳内ネットワークの変化、難聴と共に起こるクロスモーダル(異なった感覚間)での代償的な脳の可塑性、難聴と認知機能の関係、補聴器の早期装用が認知機能にもたらす影響についてご講演いただきました。

講演2:
「補聴器装用は高齢難聴者の認知機能を維持しうるのか?」(杉浦彩子先生)
引き続き、杉浦彩子先生より「補聴器装用は高齢難聴者の認知機能を維持しうるのか?」というテーマで、国立長寿医療研究センターの疫学研究「NILS-LSA」の結果から、難聴と認知機能の関係性を明らかにし、補聴器装用が及ぼす影響が報告されました。また、心療内科クリニックで難聴診療を実践する立場から、認知機能低下のある高齢難聴者の補聴器装用に関わる問題を指摘されました。

第二部 パネルディスカッション テーマ「聴覚ケアはヘルスケア」
座長: 慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科教授 小川郁 先生
パネリスト:
豊田浄水こころのクリニック 国立長寿医療研究センター 杉浦彩子先生
コロラド大学ボルダー校 アヌ・シャルマー博士
オーティコン デンマーク本社 オーディオロジー主幹 トーマス・ベーレンス

小川郁先生を座長に迎え、会場からの質問にパネリストが答える形でディスカッションが行われました。「補聴器装用に有効と考えられる聴覚トレーニングの方法は?」「補聴器装用の動機付けで大事なことや有効な方法はなんでしょう?」などの質問に対し、各パネリストのそれぞれの経験に基づく実践的なアイデアや画期的な意見交換が繰り広げられました。

また会場前のホワイエにて、高度及び中等度難聴の状態を体験できる最新のVRコーナーや、オーティコン補聴器の新製品「オーティコン オープンS」の展示も行いました。


■オーティコンホームページ (リンク »)
■本プレスリリース掲載サイト  (リンク »)

■オーティコンについて
補聴器におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、ハンス・デマントにより1904 年にデンマークに創設されました。オーティコンは世界で唯一の慈善財団が所有する補聴器会社であり、デマントグループの傘下にあります。その日本法人としてオーティコン補聴器は1973年より日本市場における製品の製造・販売を行っています( (リンク ») )。オーティコンの企業理念「ピープル・ファースト」とは、「聞こえに悩む人々を第一に考え、彼らが自由に伝えあい、自然にふるまい、そして活動的に生活できるように力づける」という信念に基づきます。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、業界のパイオニアとして革新的な技術を難聴者とともに開拓してきました。1977年には先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究所を設立、世界中から参集した様々な分野の科学者と1,000人以上のテストユーザーと共に将来の補聴器開発に取り組んでいます。オーティコンは世界各国で補聴器をはじめ、聴覚関連機器、医療機器の製造・販売を行っています。
※文中に記載の名称は、各社の商標または登録商標です。

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