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【西安(中国)2019年8月28日PR Newswire】
*ウェハサイズの規格統一のためには行動が必要
LONGi Solarのグローバルマーケティング責任者のワン・インガは「2020年末までにLONGiは既存のセルおよびモジュールの生産ラインをアップグレードし、166mmウェハで生産できるように変更します。中国銀川市の5GW単結晶セルのラインのような新規の生産ラインは、最初から166mmサイズに合わせて設計されます。M6単結晶シリコンウェハを使用したLONGiのHi-MO4(ハイ・エムオー・フォー)モジュールの注文予約は2GWを超えました。量産は2019年第3四半期に開始します」と述べました。
より大きなウェハサイズは受光面積を拡大し、発電電力を増やしてコストを削減します。上海交通大学Solar Energy Research Instituteの所長であるシェン・ウェンジョン教授は「既存の結晶引き上げおよび切断装置は166mmサイズのシリコンウェハと互換性がある。セルとモジュールの生産装置のコストは下がり、ウェハサイズ変更の達成は容易になる。1生産ラインの単位時間あたりでの計算(Flux計算)では、166mmウェハを使用する生産ラインは、156mmサイズと比較して生産能力が13%増える」と述べました。
LONGiは2019年5月にM6単結晶シリコンウェハの価格を1枚当たり3.47人民元と発表しました。これは同社のM2ウェハに比べてわずか0.4人民元のアップのみです。更に、同社のワン・インガは「ウェハ生産ラインのM6との互換性により、2019年の大量供給は確保され、これにより価格差は0.2人民元未満に縮小されるでしょう」と述べています。
LONGiについて
LONGiは中国の大手太陽光発電メーカーの1つで、シリコンインゴット、ウェハ、セルからモジュールまでの完全に垂直統合された単結晶のサプライチェーンを擁しています。同社のセルおよびモジュールの容量は2019年末までにそれぞれ10GW、16GWに達し、2020年末には15GW、25GWに達する見通しです。
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(日本語リリース:クライアント提供)
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