帝京平成大学の学生記者チームが「2019 CHIBA UNIVERSITY PRESS」で特別賞を受賞 -- 「児童虐待」と「子育て支援」をテーマに紙面を作成

帝京平成大学の学生記者チームがこのたび、千葉日報社主催の「2019 CHIBA UNIVERSITY PRESS」で特別賞（第2位）を受賞した。これは、千葉県内の大学生が学生記者として取材やレイアウトなど新聞作りを体験するもので、今年度は7大学が参加。帝京平成大学は「児童虐待」と「子育て支援」をテーマに紙面を作成した。




　「CHIBA UNIVERSITY PRESS」は、千葉県内の大学生が学生記者として取材やレイアウトなど、新聞作りを体験する取り組み。各大学の学生らが、現代の大学生としてのニュース感覚や問題意識、感性を生かしてそれぞれ特色ある紙面を作り上げることを通してメディアリテラシーを育むことを目的としている。

　帝京平成大学は2017年度からこの企画に参加しており、今年度は健康医療スポーツ学部の学生5名が学生記者として参加。3月に開講式が行われ、その後研修会を経て、設定したテーマに対する取材と記事作成に取り組み、実際の新聞編集機材を使用して紙面を作成した。

　同大は「児童虐待」と「子育て支援」をテーマに紙面を作成。千葉県歯科医師会が県内すべての児童相談所に嘱託歯科医を配置するという全国初の取り組みについて取材した記事をはじめ、木更津市の子ども食堂の取り組みや液体ミルクの商品化に関する記事などで構成されており、6月20日付の千葉日報朝刊に掲載された。

　9月19日には「CHIBA UNIVERSITY PRESS 2019」の閉講式が行われ、その中で帝京平成大学は特別賞（第2位）として表彰された。同大が受賞するのは今回が初めて。
　千葉日報社代表取締役社長の大澤克之助氏は「新聞はSNSと違って文字、行数、単語などの制約がある。人に伝えること、多くの方に見てもらうことは大変だったかと思うが、体験されたことは役に立つはずである。社会人として新聞を読んで欲しい。また、今回はどの大学も記事のレベルが高く拮抗（きっこう）していた」とあいさつ。帝京平成大学の紙面については「特に『千葉県歯科医師会が県内の全児童相談所に嘱託歯科医を配置した』という内容に対しての反響が大きかった」と講評した。

　参加した学生らは、達成感に満ちた表情で「今回、特別賞を受賞することができ大変うれしく思っています。ほかの大学と違い、学科の異なるメンバーと新聞を制作して大変なことが多かったですが、とても良い記事を書くことができました」「社会問題を解決したいというー心で、手探り状態の取り組みで大変でしたが、とても貴重な体験となりました。取材先の方々、千葉日報社の方々など多くの人のおかげで完成した紙面です。今回の経験を自分自身の糧として将来に活かしていきたいと思います」「実際に足を運んで取材し、その題材について文章を作る大変さ、楽しさをこの活動を通じて知ることができました。文字を通して人に情報を提供することはとても大切であり、大きな経験になりました。この活動で学んだこと、体験したことをこれからの自分に活かしていきたいです」と感想を述べた。

　また、学生記者を指導・サポートした健康医療スポーツ学部医療スポーツ学科の馬場宏輝准教授（体育・スポーツ経営学）は「CHIBA UNIVERSITY PRESSへの参加は、スポーツとメディアという視点から学生を千葉日報社のインターンシップに送り出すところから始まりました。メディアや広報の専門学科があるわけではない健康医療スポーツ学部の学生が、参加3年目で特別賞を受賞したことは快挙だといえます。将来どのような職業に就いても、今回の経験が活かされると思います」と振り返った。

●CHIBA UNIVERSITY PRESS特設ページ
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（参考：帝京平成大学ホームページ内）
・本学は2019年度も千葉日報「CHIBA UNIVERSITY PRESS」に参加します。
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・千葉日報「CHIBAUNIVERSITYPRESS」に本学学生記者が作成した新聞記事が掲載されました。
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・本学学生記者チームが千葉日報「2019 CHIBA UNIVERSITY PRESS」特別賞を受賞しました。
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▼本件に関する問い合わせ先
学校法人　帝京平成大学　入試課
住所：東京都豊島区東池袋2-51-4
TEL：03-5843-3305


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