新しいオプションのpythonパッケージ「pytket_honeywell」は、Honeywellの量子プロセッサのサポートをt |ket⟩に追加します。pytket_honeywellはHoneywell量子プロセッサ上で量子アルゴリズムを透過的に実行出来るようにする最初のソフトウエアであり、元のプログラムがpytket、Qiskit、Cirq、Quil、またはQASMのどれを使用して作成されたかによりません。
CQCの最高事業責任者であるデニース・ラフナーは、次のように述べています。「バージョン0.4.6のコアpytketパッケージに加え、今回のリリースでは回路を独自のゲートセットに書き換えるなど、Honeywellのデバイスを最大限に活用できるよう最適化しました。」ラフナーはさらに、「4月上旬にはさらなるHoneywell向けの拡張機能を、pytket 0.5とともにリリースする予定です。」と述べました。
Honeywell Quantum SolutionsのTony Uttley社長は、次のように述べています。「Honeywellのユニークな量子コンピューティングの性能をt |ket⟩プラットフォーム上で利用可能にし、短期間でビジネスユースケースに適用できることを楽しみにしています。」
CQCのpytketは、pytket_qiskitやpytket_pyquilといった拡張パッケージを介して、IBMやRigettiの超伝導デバイスを含むいくつかの量子コンピュータとシミュレータをサポートしています。 pytketやpytket_honeywellを含む拡張パッケージは、pipによってインストールすることが可能です。リリースの詳細な技術仕様については、https://cqcl.github.io/pytket/build/html/changelog.htmlの変更履歴を参照してください。
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ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングについて
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(CQC)は、世界をリードする量子コンピューティング・ソフトウエア企業です。ケンブリッジ(英国)、サンフランシスコ、ロンドン、東京のオフィスに、37人の博士号保有者を含む62人を超える科学者を擁し、世界中に大きな影響を与える量子技術の商業化ツールを構築しています。
CQCは、量子ソフトウエアにおいて、とりわけ量子開発プラットフォーム(t|ket⟩TM)、量子化学分野のエンタープライズ・アプリケーション(EUMEN)、量子機械学習(QML)、及び量子サイバー・セキュリティー・デバイス(IronBridge TM)などを提供する専門知識を有しています。ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社は、その日本法人です。ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングの詳細については、www.cambridgequantum.com を参照ください。t|ket⟩ TMの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。
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