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SASと国際応用システム分析研究所、AI画像解析よる森林破壊調査への協力を一般市民に呼びかけ

SAS Institute Japan株式会社

From: Digital PR Platform

2020-04-27 11:00


アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc. (以下 SAS) は、テクノロジーを活用して地球環境の向上を目指すイノベーターたちによるグローバルなコミュニティの構築をサポートしています。今年のアースデイに、 SASは国際応用システム分析研究所(IIASA)とともに、クラウドソーシングで一般市民による画像解析のサポートを募り、その判断を学習する次世代人工知能(AI)を構築しました。これにより、地球環境についての理解を深めるために設計されたAIアルゴリズムを強化します。

IIASAは、地球規模の諸課題の解決に資するシステム分析を専門とする独立した国際研究機関で、人類の喫緊の課題について、政策的解決策や基本となる情報の提供を行っています。その中で、IIASAは森林破壊の問題にスポットを当て、AIを活用することで地球の生態系が相互につながっていることを解明しようとしています。今、世界のシステムは急速に変化し、人類のこれまでの経験や科学的理解、従来モデルといったものではとらえきれないレベルに達しようとしています。そのため、人が素早く、効率的かつ効果的に介入することが次第に困難になっています。

IIASAのアルベルト・ファン・ヤースフェルト(Albert van Jaarsveld )CEOは次のように述べています。「このような深刻な地球環境の変化には緊急な対応が求められ、そのためには最高の技術ソリューションを活用する必要があります。SASに協力を求めたのはそのためです。IIASAの持つ環境科学研究プラットフォームとSASの持つAIやコンピューター・ビジョン技術、そして関心を寄せる市民の大いなる知力を一体化することによって、人間の洞察力の価値を飛躍的に高めるAIモデルを開発し、ほぼリアルタイムで地球環境の変化を評価できるようにしていきます。」

正確で有用かつ強力なAIモデルは魔法のように生まれるものではありません。AIモデルの開発は人間の知性から始まります。今回のプロジェクトのために、SASとIIASAは共同で、一般市民の集団的知性をオンラインで収集するためのクラウドソーシング・アプリを立ち上げました。現在、バーチャル・クラスルームにいる中学生からアーティストやエンジニア、プロのデータ・サイエンティストまで、大勢の市民科学者のボランティアを募り、熱帯雨林の画像を見て判断を下すことからこの取り組みをスタートしようとしています。ここで示される画像には、手つかずの土地や人の手による開発によって影響を受けた可能性のある土地が写っています。

ファン・ヤースフェルト氏はさらに、次のように述べています。「画像解析は森林減少を正確に査定し、予測するために重要な第一歩であり、市民のみなさんに世界中で増加している小規模な森林侵害の画像を調べて報告してもらうことで、テクノロジーでは見えないものを人の目で見てもらいたいと考えています。クラウドソーシングはAIアルゴリズムの改善に役立ち、これまでは何年もかかっていた分析を速めることで、森林保護のための重要な政策対応をより迅速に行えるようになります。」

人による影響の兆しが見られる地域にフラグを立てることが、AIモデルをより賢くするために役立ちます。たとえば、人は道路(人の影響を示すもの)と河川(人の影響を示さないもの)とを簡単に見分けることができますが、AIモデルは人が観察したことを学習して、十分なトレーニングを受けるまで、その違いが分かりません。
さらに、学習途中のAIがはっきりと判断できず、人間の判断力が必要な区域を集中してアプリに提示することにより、クラウドソーシングに協力するボランティアによる画像認識の作業効率を高めることができます。これにより、重要な地球環境の変化をモニタリングし測定することを目的としたさまざまなプロジェクトにおいて、人間の注意力と洞察を最大限に活用することができます。

一般市民の力とコンピュータを組み合わせることで、SASとIIASAは強固で大規模なプラットフォームを得ることができます。このプラットフォームを介して市民科学者が最先端の研究を支援することで、私たちが共有するこの世界のより良い理解と今後の予測、そして発展を得ることができます。このパートナーシップの第一段階では森林破壊に焦点を当てていますが、今後、このプラットフォームを拡大して、クラウドソーシングがより大きな貢献を果たせる他の環境問題にも取り組んでいく計画です。

手始めに、地球の森林を守るために、誰もがAIをより賢くしその機能を向上させることができます。この活動では、今、学校に行けない学生からAIの専門家まで、誰でも何枚かの画像を見るだけで未来をつくることができるのです。今すぐ sas.com/rainforest (英語) にアクセスして、森林破壊の兆候を示す画像を分類して、モデルが学習を繰り返すごとに向上していけるよう、手伝ってください。

今回のIIASAとのクラウドソーシング・パートナーシップは、データ・リテラシーと「Data for Good(データを活用した人道支援/社会支援)」の両方のムーブメントへのSASのコミットメントによって推進されるもので、データを有意義な方法で活用することで世界をより良い方向へ変えようとする取り組みです。

国際応用システム分析研究所(IIASA)
IIASAは、21世紀に人類が直面する地球規模での環境、経済、技術、社会の変動における重要な問題について、学際的な科学的研究を実施し、変化する世界の未来を形成する政策決定者に貴重な選択肢を提供しています。IIASAはアフリカ、南北アメリカ、アジア、欧州の一流の研究支援機関の資金提供によって運営される独立機関です。詳細については (リンク ») をご覧ください。

*2020年4月21日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
(リンク »)
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
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