帝京大学
「革新的衛星技術実証3号機」に搭載する実証テーマに選定されました
帝京大学理工学部航空宇宙工学科准教授 河村政昭が主導となり、2015年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の支援のもと研究開発を行ってきた超小型人工衛星に関する実証テーマが、このたび国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「革新的衛星技術実証3号機」向けの実証テーマに選定されました。
今回選定された実証テーマは、JAXAが「宇宙システムの基幹的部品等の安定供給に向けた環境整備」の一環として、超小型衛星を活用した基幹的部品や新規要素技術の軌道上実証を適時かつ安価に実施することを目的に「革新的衛星技術実証プログラム」を進めており、2019年度末に「革新的衛星技術実証3号機」向けに公募していたものです。
実証テーマ名:
超小型人工衛星のマイクロISS化実現へ向けた衛星バスシステムの軌道上実証
本研究は、宇宙空間を利用し、無人で実験を行える超小型人工衛星の開発を目的としています。本テーマが宇宙実証されれば、超小型人工衛星内で宇宙環境を利用した宇宙実験を低コストに実施することが可能となり、ポスト国際宇宙ステーション(ISS)としての将来的な利用や国内外からのさまざまな利用による新たなイノベーションも期待されます。
今後、本学とJAXA間で打ち上げに向けての必要な取り決めの締結、技術調整、安全審査等の準備を進め、2022年度の打ち上げをめざします。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) プレスリリース
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