Aruba、新しい日常を支え、安心できるワークプレイスの再構築に向け、 Wi-Fi/Bluetooth APを使った接触者追跡システムの提供を開始

日本ヒューレット・パッカード株式会社

From: Digital PR Platform

2020-09-15 14:58














2020年9月14日発表

(リンク »)

Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company(NYSE: HPE、米国カリフォルニア州サンタクララ、以下「Aruba」)は本日、新型コロナウイルスをはじめとする社会環境変化の中、職場での執務が不可欠な業務者、あるいはより適切な個々の業務の際にも、できる限り安心できる職場環境と正確な情報を提供することのできる濃厚接触者追跡システム2種を発表しました。Wi-Fi情報をベースとする 「Aruba Central Contact Tracing」と、Bluetooth情報をベースとする「Aruba Meridian Contact Tracing」が本日発表のふたつのソリューションで、いずれも国内リリース済みです。

(リンク »)


Arubaでは、新型コロナ(COVID-19)が及ぼす様々な脅威から、お客様、パートナー様、従業員やその家族、大切な人々を守りつつ、事業や医療活動をできるかぎり安全円滑に継続できるよう、世界中で様々な取り組みを行ってきました。依然収束までかなりの長期化が予想される中、従来の職場環境を新しい日常(New Normal)に即したワークプレイスへと再構築することは、経営者にとって最優先課題のひとつです。高密度な職場環境を回避しつつビジネスの継続性を担保するセキュアなリモートワーク環境の構築、職場での執務がより適した業務従事者や物理的に人が集まることが適したタスクなどの際にも、安心して仕事できる職場環境(Return To Office)の構築、そしてリモートワークと従来の職場環境での業務を、従来以上に安全かつ効率的に最適化する「ハイブリッド・ワークプレイス」の構築など、各組織はそれぞれのフェーズで、懸命の取り組みを進めています。

今回Arubaが発表した、Aruba 接触者追跡ソリューション「Aruba Contact Tracing」は、この中で特に職場での業務が必須の組織や、一時閉鎖された職場などを徐々に開放するにあたり、新たに安全で安心な職場環境を構築することを支援するものです。本ソリューションは、既存インストールベースのWi-Fi APを活用し、Bluetooth内蔵Arubaアクセスポイント(以下「AP」)とArubaのネットワーク管理ソリューションAruba Central、AirWave(Wi-Fi向け)またはロケーション・サービス・プラットフォーム Aruba Meridian (Bluetooth向け)を組み合わせて利用することで、たとえば、密度マッピングを使用して、トラフィック・パターンのリスクが高まった場合に予めフロアプランを変更したり、陽性/陰性調査中の患者(PUI:Person Under Investigation)が発見・通知された際に、組織内におけるPUIのWi-Fi端末、またはTagベースでの行動履歴、 濃厚接触者を迅速に確認、対応できるようになります。

Arubaの濃厚接触者追跡の仕組み
Arubaのネットワーク・ベースのアプローチでは、近接と位置の両方のテレメトリを使用して接触者と位置情報の追跡を行います。そして高度なAI機能によりピンポイントの精度を確保しているため、誰と誰が近づいたか、また、交流のあった正確な位置を確認できます。


Aruba APが受信:ユーザーがワークプレイス内を移動すると、Aruba APがユーザー、Wi-Fiデバイス、またはBluetoothタグを受信します。
データを分析:Wi-FiおよびBluetooth Low Energy(BLE)の位置情報が取り込まれ、分析された後、クラウドベースのダッシュボードに表示されます。
感染者が出た場合に濃厚接触者を追跡:誰かが感染の疑いがあると管理部門に通知されると、感染者との総接触時間でそれぞれの接触情報を簡単に割り出すことができます。
位置情報を追跡:各APでの滞留時間を使って、感染者の正確な場所をピンポイントで追跡できます。ヒートマップは、人が集まるホットスポットの特定にも利用でき、場所の使用および清掃・消毒スケジュールの最適化に役立ちます


◆Aruba Central Contact Tracing
 ~社内Wi-Fiを活用して低コストで簡単に開始
Wi-Fiのアクセス情報をベースに、Aruba Central, AirWaveを利用すれば、既存の社内Wi-Fiをそのまま活用し、接触者と移動場所が迅速かつ簡単にリストアップできるようになります。既にこれらの製品をご利用中のお客様は無償のソフトウェアアップデートだけですぐに利用できます。管理者は、Centralに追加される新しいUIに、感染リスク者の端末情報と期間を入力するだけで、接触端末と接触合計時間がリストアップされ、外部のBIツールを利用して分析することもできます。

(リンク »)

(リンク »)




◆Aruba Meridian Contact Tracing 
 ~Wi-Fi端末に限定されずより詳細に行動履歴分析
一方、Wi-Fiの測位精度が10-15mであることから、より高精度で緻密な情報や詳細な分析を求める場合には、Bluetoothの位置情報に基づいてArubaのアセットトラッキング技術を応用した「Aruba Meridian Contact Tracing」が最適です。本ソリューションでは、Wi-Fi端末以外の接触者もトラッキングしつつ、推奨されるソーシャルディスタンスに近い3-5m精度でPUIとの「接触者」を絞り、さらに行動履歴、クラスター表示、ヒートマップ等を提供します。本ソリューションは、Bluetooth内蔵のAruba AP、Meridianと、従業員のIDカードなどに貼付して利用するAruba アセットタグで構成されます。
本ソリューションの主な機能は以下の通りです


Live MAP リアルタイムにAssetの位置情報を確認
Asset Contact 接触者の履歴とその位置情報を確認
Asset Exposure 接触者、接触期間を元に濃厚接触者を確認
Asset History 感染者の訪問場所の履歴を確認
Cluster 接触者数、接触時間を元にクラスターを確認
Heatmap Tagの密度をMAP上で確認
Top Asset 最も多くAssetと接触しているスプレッダーを確認


【濃厚接触者のリストアップ:接触期間を指定することで、濃厚接触者、接触物、接触スペースをリストアップ】

(リンク »)



【Heatmap (密の確認):Tagの密度をヒートマップ形式で表示することで、密なエリアを表示】

(リンク »)


◆機能比較
本日発表したふたつのソリューションの機能比較は下記の通りです。またいずれのソリューションも既に日本でリリース済です。
(リンク »)


##

<関連資料>
◆Arubaの濃厚接触者追跡ソリューションの詳細
  (リンク »)

◆Arubaの接触者・位置情報追跡の実例・デモビデオ(英語:5分26秒)
  (リンク ») (リンク »)

◆コンタクトトレーシング(接触者追跡)についての概要:ショート・ビデオ(英語:2分14秒 )
  (リンク »)

(リンク »)


*Arubaでは、来る10月23日より、日本向けコーポレートイベント「ATM Digital JAPAN」をバーチャル開催します。
本年は、ニューノーマル時代における「未知」に挑む全ての企業を支援すべく、事業継続とビジネス変革を2大テーマとし、事例登壇、業界のリーダーたちによるパネルディスカッションから、次世代ネットワークの最新テクノロジー解説まで、特に日本のお客様のニーズや課題に近い40以上の豊富なコンテンツを準備しています。(ご聴講無料、要事前登録)
本ソリューション解説を含め Aruba CTOが提案する 「ハイブリッドワークプレイス導入のすすめ」をはじめ、事業継続・ビジネス変革に関するお客様事例セッションもご多数聴講いただけます。

* ATM Digital JAPAN の詳細(イベント特設ページ)
  (リンク »)
*ATM Digital プログラム一覧
  (リンク »)

Aruba, a Hewlett Packard Enterprise companyについて
Aruba, a Hewlett Packard Enterprise companyは、全世界のあらゆる規模の企業に次世代ネットワーク・ソリューションを提供する主要プロバイダです。モバイルに精通し、仕事やプライベートのあらゆる場面でクラウドベースのビジネス・アプリを活用する新世代の能力を企業が最大に引き出せるよう支援するITソリューションを提供しています。Arubaについての詳細は、 (リンク ») )では、モビリティとAruba製品に関する最新の技術的討論を覧いただけます。



© 2020 Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company
Aruba Networks®, Aruba The Mobile Edge Company® (stylized), Aruba Mobility-Defined Networks™, Aruba Mobility Management System®, People Move Networks Must Follow®, Mobile Edge Architecture®, RFProtect®, Green Island®, ETips®, ClientMatch®, Virtual Intranet Access™, ClearPass Access Management Systems™, Aruba Instant™, ArubaOS™, xSec™, ServiceEdge™, Aruba ClearPass Access Management System™, Airmesh™, AirWave™, Aruba Central™, ARUBA@WORK™を含むAruba Networksの商標はすべて登録済です。その他の商標はすべて、それぞれの所有者の財産権です。












本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]