本展では、四代田辺竹雲斎の伝統的な竹工芸作品とともに、現代的な造形作品、また漆芸とのコラボレーション作品、さらに空間に広がるインスタレーション作品もあわせて紹介します。これらの作品は既成概念を超えた新たな表現によるものでありながらも、歴代から受け継がれてきた伝統技法は一貫しています。多岐にわたる作品を通して、四代田辺竹雲斎が伝統と向き合い挑戦し続ける、革新的な竹工芸の可能性に迫ります。
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※この写真は2019年トルコ・オドゥンパザル近代美術館(OMM)にて制作されたインスタレーションです。本展では新たに当館の空間に合わせて制作されます。
■日時:令和2年10月24日(土)~11月23日(月・祝)午前9時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで) ※休館日:11月17日(火)
■場所:さかい利晶の杜 (リンク ») (堺市堺区宿院町西2丁1-1)
■展示内容:インスタレーション作品を含む約25点
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■主催等
主催:堺市
共催:さかい利晶の杜
助成:公益財団法人 アサヒグループ芸術文化財団
特別協力:夢工房、中越パルプ工業株式会社
後援:大阪府、堺市教育委員会
■観覧料:無料(ただし、さかい利晶の杜観覧料が必要です。)
※詳しくはこちら (リンク ») をご覧ください。
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関連イベント
(1)講演会「伝統への想い、挑戦の軌跡」 (リンク »)
日時:令和2年10月24日(土)10:30~12:00
講師:四代田辺竹雲斎
会場:さかい利晶の杜 茶室広間
参加費:無料
定員:20名
(2) 対談「利休時代の堺町衆の喫茶」 (リンク »)
日時:令和2年10月24日(土)14:00~15:30
登壇者:谷本順一(つぼ市製茶本舗代表取締役社長)、木村栄美(堺市博物館学芸員)
会場:さかい利晶の杜 茶室広間
参加費:1,500円(展示観覧券付)
定員:30名
※関連イベント(1)(2)共に、別途申込必要。詳しい情報はこちら (リンク ») をご覧ください。
四代田辺竹雲斎について
四代田辺竹雲斎は、かつて竹工芸制作が盛んであった堺で生まれ育ち、大学卒業後、父・三代田辺竹雲斎の元で修行しました。2001 年に米国フィラデルフィア美術館の工芸展に招待出品し、作品が買い上げられたことで大きな転機を迎えました。その後、大英博物館、ギメ東洋美術館、メトロポリタン美術館でも展覧会が開催され、海外からも高く評価されています。四代田辺竹雲斎は花籃や茶道具など伝統的な作品を制作し、一方で竹のオブジェやインスタレーションといった新しい時代に即した作品も創作しています。
■チラシに関しては、添付しているPDFデータをご覧ください。
企画展については、以下のQRコードをご覧くださいませ。
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