キナプス社(本社フランス)とトゥルー・ポジティブ・メディカル・デバイシズ社(本社カナダ)、脳疾患向け最先端AIプラットフォームの提供で提携

キナプス(QYNAPSE)

From: 共同通信PRワイヤー

2020-10-13 16:06

AsiaNet 86062

キナプス社(本社フランス)とトゥルー・ポジティブ・メディカル・デバイシズ社(本社カナダ)、脳疾患向け最先端AIプラットフォームの提供で提携

脳イメージング・AI分野で戦略的提携

·  キナプス社、トゥルー・ポジティブ・メディカル・デバイシズ社を買収
·  米国・カナダで交付済みの9特許など15特許を含む戦略的提携
·  臨床試験成績の向上と脳疾患管理の個人化をめざすユニークな技術提携

パリ、モントリオール、ケベックシティ発、2020年10月13日/PRニュースワイヤー/ ―フランスの医療技術企業であるキナプス社(QYNAPSE SAS) (リンク ») ( (リンク ») )は同日、 カナダのマギル大学とラバル大学のスピンオフ企業であるトゥルー・ポジティブ・メディカル・デバイシズ社(TRUE POSITIVE MEDICAL DEVICES Inc (リンク ») 、以下TPMD社)( (リンク ») )を買収すると発表した。この戦略的提携の目的は、TPMD社の技術、特許、専門知識をキナプス社のノウハウ、製品ラインと組み合わせることにより、アルツハイマー病、パーキンソン病、多発性硬化症などの脳疾患の画像化の分野において最先端の人工知能(AI)プラットフォームを構築することである。 

過去15年間、TPMD社の創設者であるマギル大学(カナダ、モントリオール)のルイス・コリンズ教授とラバル大学(カナダ、ケベックシティ)のシモン・デュシェンヌ教授は、500を超える論文・科学的投稿に支えられた、この分野への応用で最も注目される脳イメージング・AI分野の科学技術資産の基盤の1つを確立した。これらの技術はすでにカナダにおいて、主要な研究コンソーシアムや国際的民間企業により、アルツハイマー病などの神経変性に特に関連する研究において使用されている。

キナプス社は同社初の医療機器QyScore(R) (リンク ») ( (リンク ») )を欧米の臨床医療機関に向けて販売中である。同社のプラットフォームは、世界中の数十の医療機関が参加中の臨床試験でも使用されている。TPMD社との提携により、同社は自社のQyScore(R)ソフトウェアの用途を、脳卒中、てんかん、自閉症、統合失調症、頭部外傷のような他の脳疾患に広げられるほか、各患者の臨床的な病状の進行を予測して臨床試験への参加登録を最適化する新たなソフトウェアの開発も可能になる。

キナプス社によるTPMD社の買収には、9つの技術資産ファミリーにまたがる、米国とカナダで交付済みの9特許を含む15特許が含まれている。TPMD社の創設者らはキナプス社の科学委員会に参加し、長期的提携の準備を行うことになる。

ルイス・コリンズ教授の談話:「キナプス社は、TPMD社にとってもマギル大学・ラバル大学にとっても、極めて頼もしいパートナーです。これで、我々がここ数年の間に開発した技術の規制承認と販売が加速します」。デュシェンヌ教授はこう付け加える:「我々はキナプス社と一体となって医療分野の一流パートナーにアプローチします。認知症や脳血管障害のような疾患の診断精度を高め、予後を改善し、治療を導くのに必要なツールを臨床医に提供したい。」

キナプス社の最高経営責任者であるオリヴィエ・クレージュ氏は、「脳イメージング分野における世界最高峰の専門家2人と提携し、この分野の2つの主要研究拠点との連携を科学的にも臨床的にも拡大できることを弊社は喜んでいます」と語り、さらに。「この提携で、他にない技術構造が創出されます。これは弊社にとって、臨床試験の成績と脳疾患管理の個別化という、2つの大きな課題に対処する強力なツールの展開能力の向上につながります。このことは全世界の6人に1人以上に影響します。」と述べた。

手続の完了でTPMD社はキナプス・カナダ社(QYNAPSE CANADA Inc.)に統合され、統合後の新事業体がTPMD社の科学的提携契約・事業提携契約を履行する。 

キナプス(QYNAPSE)社について

2015年設立。フランスの医療技術企業。複数の神経画像撮影研究所によるCATI コンソーシアムから生まれたスピンオフ企業。定量的画像撮影と人工知能の能力を利用した、神経疾患患者の診断、予後、モニタリングの最適化ソリューションを開発・販売している。 
パリ(フランス)とボストン(米国)に本社がある。
www.qynapse.com (リンク »)
www.qynapse.com/qyscore-software/ (リンク »)

トゥルー・ポジティブ・メディカル・デバイシズ(TRUE POSITIVE MEDICAL DEVICES、TPMD)社について

2011年設立。CERVO脳研究センター(CERVO Brain Research Center)およびラバル大学のシモン・デュシェンヌ教授と、モントリオール神経学研究所(Montreal Neurological Institute)およびマギル大学のルイス・コリンズ教授の研究成果に基づくスピンオフ企業である。神経疾患および精神疾患の診断・予後を支援する脳画像処理プラットフォームの設計・検証・運用を行っている。
カナダのケベック州モントリオールとケベックシティに拠点がある。
www.truepositivemd.com (リンク »)

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メディアコンタクト
Yse Salle de Chou
Qynapse
ysalledechou@qynapse.com mailto:ysalledechou@qynapse.com



(日本語リリース:クライアント提供)

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