ロボットAI企業のMech-Mind RoboticsがシリーズB+ラウンドで約1500万米ドルを調達

Mech-Mind Robotics

From: 共同通信PRワイヤー

2020-12-10 09:10

 
【画像: (リンク ») 】

 
AsiaNet 87111 (2384)

【北京2020年12月9日PR Newswire=共同通信JBN】急成長している中国のAI産業用ロボットの新興企業Mech-Mind Robotics(以下「Mech-Mind」)はこのほど、B+ラウンド資金調達を完了した。Sequoia Capital ChinaとSource Code Capitalの支援を受けて、今回のB+ラウンドでは約1500万米ドルを調達、この結果、すべてのラウンドで調達された総額は約4000万米ドルに達した。今回のラウンドの成功は、Mech-Mindの急速な発展、巨大な可能性、優れた品質、高度な技術ソリューションを反映したものである。

Mech-Mind Roboticsは、最先端のディープラーニング、3Dビジョン・動作計画技術を活用して産業用ロボットにインテリジェンスを導入している。包括的なスキルを備えた世界クラスのエンジニアチームが率いるこの新興企業は、産業用ロボットに人工知能(AI)を利用しようとしている業界のエンドユーザーにオールインワンソリューションを提供する。

Mech-Mind RoboticsのTianlan Shao最高経営責任者(CEO)兼創業者は「当社は自分たちの能力により業界の問題点を解決する意向である。例えば、物流や製造のシナリオにおいて多くの業界で何十年にもわたり存在する大きな問題点の1つは、複雑なシナリオでのピッキング作業である。従来、パレタイジングとデパレタイジング、オーダーピッキング、パーセルローディング、マシンテンディングなどの複雑なピッキング活動はすべて純粋な手作業であり、コストがかかり、非効率的で、通常、反復的で退屈なため作業員に歓迎されなかった。当社は現在、産業用ロボットに当社のAI機能を装備させており、不可能とみなされていたことを可能かつ手ごろな価格でできるようになる」と語った。

新しいWorld Robotics 2020 Industrial Robotsリポートによると、世界中の工場で270万台の産業用ロボットが稼働しているとの記録がある。しかし、AI機能を備えているのは、現在市場に出回っている産業用ロボットのわずか1%弱である。毎年、何百万台もの産業用ロボットが供給されており、Mech-Mindには今後大きな潜在的市場が存在する。同社はこの部門を主導しており、自動車、家電、鉄鋼、食品、物流、病院、銀行などの業界プレーヤー向けに、実際のシナリオで大規模にAIと産業用ロボットの組み合わせを実現した最初の企業である。

Shao氏は「Mech-Mindはローカル・インテグレーターに完全なAI機能を提供する。当社は彼らに3Dカメラ、ソフトウエア、AIアルゴリズムを含むロボット・インテリジェンスの主要なコンポーネントを提供する。当社は、高度に標準化された導入しやすいハードウエア、ソフトウエア製品をインテグレーターに提供するので、彼らは自社で強力なAI機能を持つ必要はない。当社による機能付与により、インテグレーターは、ビジョンガイド(視覚誘導)のパレタイジングとデパレタイジング、ビジョンガイドのマシンテンディング、ビジョンガイドのオーダーピッキング、ビジョンガイドのアセンブリーまたはロケーティングなど、極めて高度で複雑と見なされていたソリューションを提供できるようになる」と述べた。

多様な適用可能な産業自動化シナリオの範囲内で潜在的な成長の可能性が大いにあるため、Mech-Mindは先週までに、The Information's List of the 50 Most Promising Startups( (リンク ») )に選定され、TI50 China Selectionの3位にランクされた。

Mech-Mindは現在、10カ国以上の200を超える顧客にサービスを提供している。B+ラウンドの資金調達に支援されて、Mech-Mindは技術の商業化とグローバルな展開のプロセスを加速し、ビジネス能力を継続的に拡大し、産業変革の時代を主導していく。

詳細は、 (リンク ») を参照。

▽Mech-Mind Roboticsについて
Mech-Mindは2016年創業で、インテリジェンスを産業ロボットに搭載した。ディープラーニング、3Dビジョン、モーションプランニングなど高度な技術を通じて、Mech-Mindは物流と製造におけるパレタイジング・デパレタイジング、ビンピッキング、発注ソーティング、マシンテンディング、アセンブリー/グルーイング/ロケーティング向けのコスト効率に優れたソリューションを提供している。

Mech-Mindのインテリジェント産業ロボットソリューションは、中国、日本、韓国、ドイツ、米国などの国々の自動車OEM工場、電気製品工場、製鉄所、食品工場、物流倉庫、銀行、病院で使用されている。

▽問い合わせ先
info@mech-mind.net

ソース:Mech-Mind Robotics

画像添付リンク:
Link: (リンク »)
写真説明:Mech-Mind製品マップ

Link: (リンク »)
写真説明:Mech-Mindを搭載した普通財の高効率アソーティング

Link: (リンク »)
写真説明:Mech-Mindを搭載したトラックリンクの3Dビジョンガイドのマシンテンディング



本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  2. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  3. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  4. セキュリティ

    失敗しない「脱PPAP」とは?主要ソリューション5つを徹底比較してわかった勘所

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]