三菱UFJ銀行がデジタルトレードサービスの強化に向けた提携先としてVelotradeを選択

Velotrade/三菱UFJ銀行(MUFG)

From: 共同通信PRワイヤー

2020-12-14 15:31

AsiaNet 87106 (2378)

三菱UFJ銀行がデジタルトレードサービスの強化に向けた提携先としてVelotradeを選択


【香港2020年12月14日PR Newswire=共同通信JBN】Velotradeは、株式会社三菱UFJ銀行が行内の請求書処理の要件を管理するために、Velotradeのトレードファイナンスプラットフォームを選択したと発表した。

この新システムは、香港の三菱UFJ銀行チームが毎月処理する何千もの貿易インボイスを自動化する。

今回の提携条件に基づき、VelotradeはこのほどSFC(証券先物委員会)に認可された同社プラットフォームの高度にカスタマイズされたバージョンを三菱UFJ銀行のTransaction Banking Office for Asia(TBOA、アジア担当銀行業務オフィス)に提供した。

VelotradeのGianluca Pizzituti最高経営責任者(CEO)は「Velotradeのインターネットベース・プラットフォームは効率性を生み出す最新テクノロジーを組み込んでいる。従来の金融機関が現下の競争を有利に展開する上で必要なものだ。当社のテクノロジーは最も厳しいコンプライアンス基準を満たしていることに加え、市場で既に実績がある。三菱UFJ銀行のTBOAが事業システムを向上させるためにVelotradeとの協業を選んでくれて大変うれしく思う。長期にわたって持続するパートナーシップを楽しみにしている」と語った。

さらに「Velotradeが提供する重要な優位性の1つは、変化する要件を満たすためにプラットフォームをカスタマイズする際に、当社のエキスパートチームをすぐに利用できることだ。Velotradeのテクノロジーは自社開発なので、当社の能力は何ら制限を受けずにタイムリーな変更を迅速に行い、顧客の期待に応えることができる」と述べた。

三菱UFJ銀行Transaction Banking Office for Asia担当のKaiki Hiromiマネジングディレクターは「三菱UFJ銀行はビジネスを変革し、顧客をより大きな成功に導くために、技術革新の活用に努めている。そのため、デジタル化は当行の事業戦略において極めて重要である。Velotradeの技術プラットフォームと専門知識を活用することで、大量の取引処理を管理して運用の効率性が向上すると期待している」と述べた。

アジアに深く根差した大手グローバルバンクとして、三菱UFJ銀行の銀行業務ビジネスは成長を続け、東アジアにおけるトレードファイナンス資産は2017年から2020年上期の間に33%増加した。

三菱UFJ銀行は東南アジア諸国連合(ASEAN)においてもタイのアユタヤ銀行、インドネシアのバンクダナモン、ベトナムのヴィエティンバンク、フィリピンのセキュリティバンクとの戦略提携を確立、その強力で比類のないネットワークに投資し、顧客に現地ネットワークへのアクセスと専門知識を提供し、それと共に創造的な顧客ソリューションの構築を促進するエコシステムを創出している。

Velotradeの売掛金金融プラットフォームが運用を開始したのは2017年で、香港、中国本土、シンガポール、台湾、マレーシア、タイ、ベトナムで産業セクターを広範に横断しながら越境金融取引を処理している。同社は独自技術を社内開発してSFCの認可も受け、ますます大規模な現地ならびに国際取引に的を絞ることが可能になっている。裕福な顧客層と取り引きをしながら事業を拡大するという的を絞ったアプローチは、有力な市場プレーヤーとしてのVelotradeの確立に貢献した。

VelotradeのVittorio De Angelis取締役会長は「三菱UFJのような大手グローバルバンクから評価されることは、Velotradeが金融サービス市場でのシェアを拡大する重要なステップであり、社内開発技術とSFCの認可に基づく当社のビジネス手法を立証するものである」と述べた。

▽Velotradeについて

金融機関向けのカスタマイズ可能なプラットフォーム

Velotradeトレードファイナンスプラットフォームは同社の技術スペシャリストチームによって社内開発されており、金融機関のニーズに応じてのカスタマイズが可能で、トレードファイナンス取引のプロセスを合理化できる。

Velotradeは香港に本社を置いてSecurities and Futures Commission(SFC、証券先物委員会)の規制を受け、ますます競争が厳しくなっている金融サービス市場において、興隆するバーチャルバンクや次世代フィンテック企業を相手に従来の銀行が競争を展開することを支援するためのサポートと信頼を提供する。

▽トレードファイナンスプラットフォーム

Velotradeはあらゆる規模の企業向けのインターネットベースのプラットフォームで、未払い請求書を使ってキャッシュフローのニーズに資金を調達する。未払い請求書は金融資産であるとの認識の下、企業はVelotradeを使い、未払い請求書への投資参加者から前払いを得ることで資金にアクセスする。企業はVelotradeプラットフォームへの参加を申し込み、承認されるとすぐに、請求書ごとに資金提供する投資家向けに請求書をアップロードすることが可能になる。

総合的な信用分析の実行に最新技術を用いて最新のコンプライアンス手続きを組み合わせるVelotradeのプラットフォームは、企業が資金を得てキャッシュフローの不均衡に対処する効率的かつ迅速な手段である。
VelotradeはSFC認可タイプ1を受けており、売掛金金融のオルタナティブ・アセットクラスの開拓で新たな投資機会へのアクセスを大手金融機関に提供する。

詳細は、 (リンク ») を参照。

ソース:Velotrade & MUFG

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