Shanghai ElectricがSNEC 2021に参加し、新しいバッテリー管理システム(BMS)が脚光を浴びる

Shanghai Electric(上海電気)

From: 共同通信PRワイヤー

2021-06-29 18:51

AsiaNet 90343 (1482)

【上海2021年6月28日PR Newswire=共同通信JBN】Shanghai Electric(上海電気)(SS:601727、HK:02727)の子会社Shanghai Electric Guoxuan New Energy Technology Co., Ltd (「Shanghai Electric Guoxuan」)は、このほど上海で開催された15th International Photovoltaic Power Generation and Smart Energy Conference & Exhibition (第15回国際太陽光発電・スマートエネルギー会議および展示会)(SNEC 2021)で、カーボンニュートラルの未来を後押しするために設計された自社のエネルギーソリューションを展示した。SNECで発表されたShanghai Electricのソリューションのテーマは、新エネルギー部門の6つの主要分野に焦点を当て、新しいグリーン電力エコシステムを構築することだ。このエコシステムがカバーするのは、ゼロカーボンエネルギー、グリーン水素生産、産業エネルギー保護、環境に優しい輸送、グリーンビルディング、スマートエネルギー貯蔵である。

このイベントで、Shanghai Electric Guoxuanの電気化学エネルギー貯蔵用バッテリー管理システム(BMS)は、従来のバッテリー管理システムアーキテクチャー固有の欠陥の1つに対処する革新的な設計によって、「Megawatt Jadeite Award」を獲得した。機能モジュールの階層設計とプロセス管理により、システムはエネルギー貯蔵システム内のすべての機器の動作状況を高精度かつ高速に追跡し制御できる。最適化されたシステムアーキテクチャーにより、システムはクラウドシステムを介してリアルタイムで不具合の動きをキャプチャーし、ミリ秒単位の障害の記録を実現できる。

エネルギー貯蔵は、再生可能エネルギー源の断続的で管理が難しく遠隔にあるという特性を克服するというエネルギー貯蔵の可能性のために、クリーンエネルギーへの移行をもたらす重要なコンポーネントだ。世界中の再生可能エネルギーインフラストラクチャーの大規模な展開と急速な成長は、新しいエネルギー供給の柔軟性を強化する貯蔵技術が必要不可欠なことを意味する。

何年にもわたる開発の結果、世界のエネルギー貯蔵市場は具体化し始めており、今後数年間で大幅な成長が見込まれている。2021年に、米国はグリッドと再生可能エネルギー用バッテリーの導入で世界トップとなり、世界で展開されているエネルギー貯蔵市場の41%を占めている。気候変動対策を採用する国が増加していることを受けて、欧州は2023年までに世界のエネルギー貯蔵市場で2位になると予測されている。2020年の中国のエネルギー貯蔵設備容量は35.6GWに達し、世界全体の18.6%を占めている。

エネルギー革命の次の波を加速するという極めて重要な役割を考えると、エネルギー貯蔵は、中国と世界の電力セクターの変革と進歩にとって重要だ。こうした背景の中でShanghai Electricは、効率的で安定したエネルギー貯蔵設備を利用した再生可能エネルギーの新たなフロンティアを開拓している。インテリジェント技術と世界をリードするデジタルツールを足場とする同社は、より持続可能でグリーンな未来に向けた道筋において、すべての新しいエネルギーバリューチェーンを強化するエネルギー貯蔵製品とソリューションのロードマップと戦略を組み立ててきた。

Shanghai Electric GuoxuanがPacificGreen Technologies, Inc.(PGTK)( (リンク ») )と新世代のリチウムイオンバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)プロジェクトの共同開発に関する覚書に署名したことで、2021年はエネルギー貯蔵ソリューションの探求に取り組むShanghai Electricにとって新たなマイルストーンの年となった。

▽「1セルと3システム」によるワンストップスマートエネルギー貯蔵ソリューションの構築

研究開発においてShanghai Electric Guoxuanは、エネルギー貯蔵システムの容量を増やし、全体的な効率を向上させることを目的に、一連の標準化された製品の開発と改良に全力で取り組んでいる。同社はまた、バッテリーセル、バッテリー管理システム(BMS)、ステーションレベルの監視システム(SCS)、スマート運用保守システム(OPS)の開発に技術的な焦点を当てた、ワンストップのスマートエネルギーソリューションの構築を計画している。

Shanghai Electric Guoxuanのすべてのバッテリー製品は、GB/T36276-2018、IEC62619、UL1973など、国内および世界クラスのサードパーティーの安全性テストに合格している。同社のBMSは、セル、モジュール、バッテリークラスター、バッテリースタックをカバーする、マルチレベルの体系的なバッテリー監視、管理、保護を提供できる。SCSは包括的なシステムレベルの制御保護と安全管理を提供し、OPSはShanghai Electricの産業用インターネットプラットフォームであるSEunicloudの能力を最大限に活用して、エネルギー貯蔵システムの完全なライフサイクル監視と管理を実現する。

▽エネルギー貯蔵の価値を高める多様なビジネスモデルの探求

長年にわたり、Shanghai Electricのエネルギー貯蔵ソリューションは、中国で多数の実証プロジェクトを推進しており、これによって同社が多様なビジネスモデルを構築することを可能にした。これらのプロジェクトには、エネルギー貯蔵マイクログリッド、産業用および商業用エネルギー貯蔵、グリッドサイドのエネルギー貯蔵、新エネルギーおよびエネルギー貯蔵、太陽光発電共有エネルギー貯蔵、エネルギー貯蔵および充電ソリューションが含まれる。代表例の1つは、中国初の独立した共有エネルギー貯蔵発電所であるGolmud Energy Storage Power Stationだ。このプロジェクトはサプライチェーンとリンクして、プロジェクト開発、運用、機器供給、建設、運用と保守をカバーするエネルギー貯蔵エコシステムを構築している。

関連リンク:
www.shanghai-electric.com (リンク »)

ソース:Shanghai Electric

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