2021年7月9日
公益財団法人自動車リサイクル促進センター
公益財団法人自動車リサイクル促進センター(所在地:東京都港区、代表理事:中村 崇)は、本日、 東日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンド に投資を行いました。
東日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンドで調達された資金は、地域社会の発展と暮らしの向上を支えることを目的とした高速道路事業に充てられ、社会的課題を解決するために活用されます。主な資金使途は、「地方圏の産業・観光投資を誘発する都市・地域づくりの推進」、「切迫する巨大地震・津波や激甚化する気象災害へのリスク軽減」、「交通安全の確保」、「環境保全の推進」、「インフラの老朽化対策」を目的とした高速道路の新築・改築や修繕・災害復旧等に関するプロジェクトです。第三者評価機関による外部評価を取得しているうえ、対象プロジェクトの進捗や資金充当の状況について、東日本高速道路株式会社のウェブサイト上で公開されるため、透明性が確保されています。
本財団は、ESG 投資が日本国内における資源の有効な利用の向上及び環境の保全に取り組んでいただくきっかけの一つになればと考えており、今後も持続可能な社会の実現に向けて社会的責任を果たしていきます。
【本債券の概要】
・債券名 東日本高速道路 第 85 回社債
・年限 10年
・発行日 2021 年 7 月 15日
・発行総額 700 億円
・ 東日本高速道路株式会社 ウェブサイト (リンク »)
【JARC の ESG投資】
現在、ESG 投資は、パリ協定や SDGs(持続可能な開発目標)の採択など、国際社会が持続可能な社会の実現に向けた取組みを進めていくとした潮流や、環境省による「グリーンボンドガイドライン」の策定を背景として、国内外で拡大しています。
本財団はこれまでも、日本国内における循環型社会の実現に関する各種事業を行い、使用済み自動車の適正処理のために自動車ユーザーからお預かりした 9,353 億円(2021 年 3 月末時点)のリサイクル料金の管理・運用を通して、環境や地域・社会と共生し、SDGsに関する持続可能な社会へと安定的な成長を共有していく観点から、環境課題や社会課題の解決に資する ESG 投資を方針*¹ に基づき行っており、毎年その規模を拡大しています。そして、公益法人における ESG 投資のトップランナーとして、日本の ESG債市場の発展に寄与すべく、発行体とのエンゲージメント(建設的な対話)*² についても積極的に取組んでいるところです。
*¹ JARC の ESG 投資の方針 (リンク »)
*² 発行体とのエンゲージメント (リンク »)
【JARC の概要】
・所在地 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 日本自動車会館11階
・設立 2000年(平成12年)11月22日
・理事長 中村 崇
・事業内容 自動車のリサイクル及び適正処理の促進に関する各種取組
・自動車リサイクル法指定法人業務の主務官庁 経済産業省、環境省
・JARC ウェブサイト (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。