【ニューヨーク2021年7月15日PR Newswire=共同通信JBN】
*Carrier、ハネウェル、ジョンソンコントロールズ、シュナイダーエレクトリック、SGS、Trane Technologies、その他のワールドクラスの専門家や業界リーダーがIWBIと協力して新たな評価を開発、開始
International WELL Building Institute(国際WELLビルディング協会、IWBI)は15日、測定可能で検証済みの建物と人間のパフォーマンスメトリックを使用して内部の人々の健康とウェルビーイングに関する知見を得て、そうした知見に基づき建物の内部空間の状態を改善させた建物の所有者と運営者に報いる新たな評価システム「WELL Performance Rating(WELLパフォーマンス評価)」を近く開始すると発表した。評価は、WELL Building Standard(WELLビルディング標準、WELL)から得た機能に加え、IWBI Performance Advisory(IWBIパフォーマンスアドバイザリー)( (リンク ») )、WELL Performance Testing Organizations(WELLパフォーマンステスト機関、PTO)( (リンク ») )、およびスマートビルディング技術の多数の業界リーダーから情報提供される新たな経路とベータ機能で構成される。
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IWBIのRachel Hodgdon社長兼最高経営責任者(CEO)は「業界は、現場でエネルギーや水の使用といった建物の環境パフォーマンス指標を捉えるという素晴らしい仕事をしてきたが、こうした環境に優しい指標を健康パフォーマンス指標と組み合わせて、地球の健康と人々の健康のバランスが取れた選択を可能にする必要がある。このような多様かつ素晴らしいパートナー、アドバイザー、その他の貢献者を得た新たな評価は、ウェルビーイングとパフォーマンスを改善、向上させる、よりスマートで総合的なアプローチの採用を可能にし、加速させると確信している」と語った。
WELL Performance Ratingは、空気や水の質、温熱快適性、音、光や入居者体験に関する具体的なリーダーシップ基準の達成が求められるWELL機能で構成され、プロジェクトが定量的、定性的データの両方を適用して、建物とその内部の人々の両方のパフォーマンスを追跡、監視、向上させるのに役立つ。IWBIの42のWELLパフォーマンステスト機関、IWBIメンバー機関および1万8000を超えるWELL Accredited Professionals(認定プロフェッショナル、WELL AP)の幅広いコミュニティー、さらにWELL AP資格取得を目指している100カ国以上の登録者から成るグローバルネットワークが、WELL Performance Ratingを望む顧客をサポートする。
この新たな評価システムは、WELL Health-Safety Rating (WELL健康・安全性評価)や近く始まるWELL Health Equity Rating (WELL健康公平性評価)をはじめとするWELLの評価シリーズに加えられることになる。いずれも独立した評価として取得可能で、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナとWELL認証のレベルを順々に上げていくこともできる。WELLポートフォリオ参加者の場合、こうした評価の達成はWELLスコアにプラスになる。
WELL Performance Ratingの開発に貢献しているIWBIメンバーには、Aircuity、Carrier、CETEC、Cognian Technologies、ハネウェル、ジョンソンコントロールズ、Kaiterra、Lennox International、シュナイダーエレクトリック、SGS、Thornton Tomasetti、TraneTechnologiesがいる。
業界リーダーのWELL Performance Ratingに関する発言は以下の通り。
「WELLと同様、当社は長年、空気の質や安全性、温熱快適性、光、音といった機能的条件、認知機能とウェルビーイングの向上に資する環境問題など、人々にとって健康的な建物づくりに必要なあらゆる要因に総合的にアプローチするべく取り組んできた。冷暖房空調設備(HVAC)と建物の健全性の分野で業界をリードしてきた当社は現在、世界本部で厳格なWELL v2標準の下での認証取得を目指している。大好きで懐かしいものや場所に戻ることはできるのだとの自信を人々に与えてくれるWELL Performance RatingをサポートするのはCarrierにとって誇りだ」
CarrierのDavid Gitlin会長兼CEO
「ハネウェルは、未来を待つのではなく、ウェルビーイングを育み、向上させ、好結果を大規模に引き出す革新的な建築ソリューションづくりによって未来を現実化している。WELL Performance RatingでIWBIと協力することにより、当社は建物の性能の新時代を先導し、環境への影響を意識しながら建物の健全性を橋渡しし、同様に重要なイノベーションを促し、入居者のウェルビーイングと生産性を向上させる市場変革を促進している」
ハネウェル・ビルディング・テクノロジーズのDoug Wright社長兼CEO
「WELL Performance Ratingは、より健康的な建物に対する需要を強力に喚起するだろう。電気サーモスタットを最初に発明してから135年以上にわたり、ジョンソンコントロールズは革新的で持続可能なテクノロジーの最前線に立ってきた。実績ある当社の業界をリードするテクノロジーを使用し、WELL認証を受けた健全な建物の継続的な監視を推進すると同時に、建物の所有者が運営効率を向上させ、生産性を高め、持続可能性を向上させられるようにするWELL Performance RatingでIWBIと協力できるのは誇りだ」
ジョンソンコントロールズのGeorge Oliver会長兼CEO
「当社は、世界中の全ての建物で脱炭素化の目標を達成するため、より決然とかつ戦略的に行動しているが、内部にいる人々の健康のためにそうした空間を最適化するチャンスも意欲的につかんでいくことが不可欠だ。WELLを支える科学を活用し、本日のWELL Performance Ratingの発表を受けて、当社は未来の建物をつくり変える道筋を描き、デジタル化の力を活用して最高のパフォーマンス、効率、信頼性を達成しつつ、入居者の健康を増進させる統合ソリューションの開拓というシュナイダーエレクトリックの長年の使命を果たし続ける態勢を整えている」
シュナイダーエレクトリックのJean-Pascal Tricoire会長兼CEO
「人々はこれまで以上に、より安全、より健康的、より効率的な屋内空間を必要としている。当社は、建物の所有者と運営者が屋内環境の質を評価、緩和、監視して、入居者のウェルビーイングと建物のパフォーマンスを保証する手助けをすることに注力している。WELL Performance Ratingは、人々が住み、学び、働き、遊ぶ場所で健康を維持できる適切な措置が講じられていることを認証してくれる」
Trane TechnologiesのDave Regnery CEO
「AIやIoT技術は、人々の体験向上に採用された時、最高のパフォーマンスを発揮する。変化する市場ニーズに対応するテクノロジーベースのソリューション導入サービスを展開するに当って、WELL Performance Ratingを通じてIWBIと協力できることを誇りに思う。この取り組みは、より持続可能でデータ主導の企業を目指す当社の旅と、全ての利害関係者にとってより良い、より安全で、より相互接続された世界を実現するという当社のコミットメントをサポートしてくれる」
WELLパフォーマンステスト機関SGSのFrankie Ng CEO
「IWBIは、建物の入居者の健康とウェルビーイングの増進と、建物の性能を向上させる手段としての科学的な厳密さと確固たる測定可能な目標の確立に貢献してきた。斬新なWELL Performance Ratingは、必ずや新たな画期的ツールになる」
WELLパフォーマンステスト機関CETECのAdam Garnys主任戦略顧問と社長兼主任顧問のVyt Garnys博士
「人間の健康をサポートする科学との整合性を高めるため、建物のパフォーマンス向上をいかに具体化、導入、促進するかは新たな緊急課題だ。当社は今回、WELL Performance Ratingを共同で開始することで、生産性や快適性の向上やウェルビーイングのサポートに役立つ主要な健康指標全体の継続的改善を推進するための、実行可能なエビデンスベースのソリューションを提供するという公約をより強固なものにしている」
IWBIパフォーマンスアドバイザーKaiterraのLiam Bates共同創業者兼CEO
WELL Performance Ratingの詳細については、以下を参照( (リンク ») )。
▽International WELL Building Instituteについて
International WELL Building Institute(国際WELLビルディング協会、IWBI)は公益法人で、世界の健康文化推進のために人々を第一位に置くことに注力している世界有数の組織である。IWBIは、WELL Building Standard(WELL)とWELL Health-Safety Ratingの管理、WELL AP資格の管理、適用可能な研究の追求、教育リソースの開発、あらゆる場所で健康とウェルビーイングを増進する政策の支援を通じてコミュニティーを動かしている。WELLの詳細については、以下を参照( (リンク ») )。
International WELL Building Institute(国際WELLビルディング協会)、IWBI、WELL Building Standard (WELLビルディング標準)、WELL v2、WELL Certified(WELL認証)、WELL AP(WELL認定プロフェッショナル)、WELL Portfolio(WELLポートフォリオ)、WELL Portfolio Score(WELLポートフォリオスコア)、WELL Conference、We Are WELL、WELL Community Standard(WELLコミュニティー標準)、WELL Health-Safety Rating WELL(健康・安全性評価)、WELL Health- Safety Rated、WELL Health-Equity(WELL健康公平性)、WELL Performance Rating(WELLパフォーマンス評価)、WELL、その他、およびそれらに関連するロゴは、米国およびその他の国におけるInternational WELL Building Institute pbcの商標または認証マークである。
▽メディア問い合わせ先
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ソース:International WELL Building Institute
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