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AsiaNet 91311 (1944)
【宜昌(中国)2021年8月25日PR Newswire=共同通信JBN】中国の上場ハイテク酵母企業Angel Yeast Co., Ltd(「Angel Yeast」)(en.angelyeast.com)はこのほど、Shandong Bio Sunkeen Co, Ltd(「Bio Sunkeen」)を買収するため1億人民元(1540万ドル)を投資する合弁会社を設立したと発表した。買収により、Angel Yeastは生産能力を最適化し、業界での地位をさらに確立、強化することを目指す。
Angel Yeastは、Shandong Lufa Holding会社(「Shandong Lufa」)と提携して、Angel Yeast (Jining) Co., Ltd. 設立している。Angel Yeast(Jining)は、Bio Sunkeenの酵母製品製造の関連資産を取得すると同時に、その技術的能力を変換、アップグレードする予定。
Angel Yeast(Jining)のChen Hongweiゼネラルマネジャーは「Angel YeastはBio Sunkeenの既存の施設を活用するとともに、将来さらにそれを拡張する計画である。今回の合弁プロジェクトは、酵母のバイオテクノロジー、栄養と健康製品、および食品成分に焦点を当てたAngel Yeastの2025戦略に沿ったものである」と述べた。
国家的なハイテク企業として、Bio Sunkeenは現在、その生産施設を通じ年間1万5000トンの酵母および酵母エキス(YE)の生産能力を有している。その主な製品には、酵母とYE、食用サツマイモ澱粉、飼料製品、複合調味料、およびその他の酵母増強製品が含まれる。Angel Yeastは、技術的変革を実行し、そのプロセスと設備をアップグレードするために、Bio Sunkeenの酵母および酵母エキス関連資産グループを買収する。最終的に、同社はそれを酵母製品および関連する食品、有機飼料、有機肥料の原材料の重要な生産拠点に組み込むことを期待している。
Angel YeastによるBio Sunkeenの買収は、市場が成長し続けるなかで、同社が潜在的な容量ギャップに迅速に対処するのに役立つ。2021年から2025年までの期間の分析と予測によると、酵母市場の成長率と同グループの年間生産能力に基づく利用可能な供給との間にはますます顕著なギャップが生じる。Bio Sunkeenのバイオ製品を取得することで、Angel Yeastは酵母とYEの生産能力を1万5000トン急速に増やすことができ、これにより、新工場を建設した場合と比較して、建設期間が2年近く短縮され、投入産出比率が向上する。
同時に、今回の買収は、酵母産業を統合し、世界の舞台における中国の地位を強化するのに役立つ。 Angel YeastによるBio Sunkeenの資産の買収は、競合他社をパートナーに変えることで市場競争を減らすため、業界での地位を強化することになる。 豊富な地元のトウモロコシ資源を十分に活用し、業界の糖蜜不足に対処するために、Angel Yeast(Jining)は、Bio Sunkeenの機能と合わせ、加水分解されたトウモロコシグリコーゲンから酵母を生産するためのチャンネルを拡大することも可能となる。
Angel Yeastは買収費用として6000万人民元(920万ドル)を出資し、Shandong Lufaは4000万人民元(620万ドル)を出資した。買収発効後、Angel Yeastは、原資産の運用に関連するBio Sunkeenの現在の全従業員の雇用を原則として保証している。
▽Angel Yeastについて
1986年創業のAngel Yeast Co., Ltdは、酵母および酵母派生物の生産を専門としている。その製品群には、パン酵母と成分、中国の点心と調味料、香辛酵母エキス、人間の健康、動物の栄養、植物ケア、醸造とバイオ燃料、微生物の栄養、酵素が含まれる。Angel Yeastは現在、中国、エジプト、ロシアに11の国際的な先進生産拠点を持ち、世界150以上の国・地域に製品とサービスを提供している。
ソース:Angel Yeast
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