関東学院大学防災・減災・復興学研究所は9月1日、県立広島大学防災社会システム・デザインプロジェクト研究センターと防災研究・教育に関する連携協定を締結しました。この協定は、両機関が、防災研究・教育において互いに連携・協力し、社会にその成果を還元し、わが国の防災分野における学術及び産業の発展と人材の育成に寄与することを目的としています。
大規模災害から生命や財産、そして豊かな社会を守るためには、防災技術のさらなる発展に加え、社会や人からのアプローチも重要です。防災技術と地域社会との連携や、他分野との協調・協働によって横断的な研究を推進する必要があります。
関東学院大学防災・減災・復興学研究所では、これまで自然科学や工学の領域で取り組んできた「防災」のアプローチに加え、人文・社会科学領域のアプローチを融合させた「防災・減災・復興学」を研究しています。
そこへ、県立広島大学防災社会システム・デザインプロジェクト研究センターの強みである防災マーケティング研究等の知見を組み合わせることでシナジーが生まれ、より幅広い視点からの研究成果が期待できます。
我々は連携協定の下で、神奈川県、広島県はもとより、広く人々や社会の幸福につながる防災・減災・復興の実現を目指していきます。
連携協定締結初年度の今年度には、協定締結記念セミナーの開催を予定しています。その後、防災・減災・復興学の共同講座などを展開していきます。
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