グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第128回 モニタリングシステムを支える分散グローバルデータストア「Monarch」(パート2)

CTCテクノロジー株式会社(CTC教育サービス)

2022-06-10 09:00

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第128回 モニタリングシステムを支える分散グローバルデータストア「Monarch」(パート2)」を公開しました。
###

はじめに
 前回に続いて、2020年に公開された論文「Monarch: Google's Planet-Scale In-Memory Time Series Database」を元にして、Google社内で利用されているモニタリングシステム専用の時系列データストア「Monarch」のアーキテクチャーを紹介します。今回は、データ保存処理の詳細を解説します。

Leafの内部アーキテクチャー
 前回の記事で説明したように、Monarchに収集されたデータは、Leafと呼ばれるノードに分散保存されます。大量のデータを高速に検索する必要があるため、Leafが保持するデータはすべてメモリー上に保存されます。ただし、障害時にデータを失わないよう、ディスク上の追記型のリカバリーログにも同じデータが保存されます。この後で説明するように、リカバリーログは、データの動的な再配置を実施する際にも利用されます。
 リカバリーログそのものも冗長化のために3カ所以上に保存されますが、これらのリカバリーログの書き込みは非同期に行われます。

この続きは以下をご覧ください
(リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

CTCテクノロジー株式会社(CTC教育サービス)の関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]