経皮吸収パッチ市場、2028年までに200億米ドル規模超過見込み

株式会社グローバルインフォメーション

2022-06-01 09:00

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「経皮吸収型貼付剤の世界市場:用量、価格、臨床試験に関する洞察(2028年)」(KuicK Research)の販売を5月31日より開始いたしました。
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市場の概要および動向
薬物送達の技術的進歩により、経皮吸収パッチが開発されました。経皮吸収パッチは、拡散を通じて、皮膚から全身の血液循環に薬剤の有効成分を継続的ないし測定されたモードで送達するように設計されています。患者にとって便利で非侵襲的であることに加え、経皮吸収パッチには、初回通過消化を回避し、胃や酵素による分解を回避するなどの利点があります。現在、経皮吸収パッチは、手間がかからず、便利で、耐久性のある製品として商品化されています。これらのパッチは、その治療適応に応じて7日間まで装着することができます。

経皮パッチは世界的に有望視されており、世界市場で研究開発が急増しています。例えば、2019年に米国FDAは、統合失調症を治療するための最初の経皮パッチであるSecuadoを承認しました。また、2021年には、Gedeon Richter UKが、妊娠可能な年齢の女性のための週1回の避妊薬であり、英国で認可された唯一の経皮避妊パッチであるEvraの販売認可者(MAH)となったことを発表しています。世界市場での製品上市の増加は、市場の成長に拍車をかけると予想されています。

経皮吸収パッチのパイプラインは世界的に混雑しており、今後数年間における同製剤の明るい見通しを示唆しています。例えば、Starton Therapeutics社の最近の臨床試験では、非GLPウサギ薬物動態(PK)および皮膚刺激性試験において、レナリドミドを含むSTAR-LLD持続的送達経皮パッチの有望な結果が示されています。さらに、米国FDAは、軽度・中等度・重度のアルツハイマー型認知症患者を対象とするAldarity(ドネペジル経皮吸収システム)の新薬承認申請について、Prescription Drug User Fee Actの目標期日を2022年3月11日に指定しました。Aldarityは、週1回投与のドネペジル経皮吸収製剤で、安定した粘着力で7日間装着できるよう設計されています。このようなトレンドの高まりは、予測期間中の市場成長を促進すると予想されます。

現在、ワクチン分野には経皮吸収パッチがなく、この分野には製薬会社にとって未開拓の領域が多く存在することを示しています。現在進行中のいくつかの臨床試験では、インフルエンザ、HIV、COVID-19などに対する新規ワクチンパッチが評価されています。最近、2022年にInstitut Pasteur Korea(IPK)がJuvic Inc.とマイクロニードルベースのインフルエンザワクチンの共同開発のための研究サービス契約を締結したと発表しました。Juvicのマイクロニードル製造技術とIPKのワクチン研究開発能力を融合させたこの共同研究は、マイクロニードルインフルエンザワクチンパッチの開発を促進することが期待されます。注目すべきは、マイクロニードルを用いたワクチンは、ワクチン接種時の痛みを劇的に軽減するだけでなく、室温での配布が可能であることです。

世界の経皮吸収パッチ市場は、主要企業の存在と確立された医療インフラにより、高い成長率を示すと予想されます。また、政府の有益な取り組みや研究提携の増加も、2028年までの予測期間において、市場成長を加速すると予想されます。さらに、先進技術の高い採用率も、市場成長に拍車をかけると予想されます。経皮吸収パッチの世界市場は2028年までに200億米ドル規模を超えると予想されています。

米国は、革新的な経皮吸収パッチの主要企業や確立された医療インフラの存在、研究提携の急増に伴う有益な政府の取り組み、製品革新や製品の上市・承認の増加といったさまざまな戦略の採用が増加していることから、現在経皮パッチの世界市場を席巻しています。他方で欧州もここ数年、製品の入手可能性の上昇、喫煙人口の増加、市場におけるパッチの入手可能性に関する認知度の上昇により、潜在的に有望な市場であることが判明しています。



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