大関節デバイス市場、2028年に260億米ドル到達予測:高度画像誘導を駆使した新技術の台頭も

株式会社グローバルインフォメーション

2022-06-22 10:30

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「大関節用装置の世界市場(2022年~2028年):MedSuite」(iData Research Inc.)の販売を6月22日より開始いたしました。
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2021年の大関節デバイス市場は、190億米ドルの評価額を生み出しました。さらに、市場は成長し続けており、2028年には260億米ドルに達すると予測されています。いくつかの大手競合企業がこの大型関節業界を支配しており、2021年から2022年にかけて、Zimmer Biomet社、Stryker社、DePuy Synthes社が市場をリードしてきました。現在、これらの3大企業が市場シェアの大部分を占める一方で、さらなる競合他社が、コストを削減し、治療結果を向上させ、将来への道を切り開く新技術を携えて出現してきています。

現在の大関節置換手術

関節の摩耗や痛みが激しい患者にとって、より一般的な治療法の1つが関節形成術です。人工関節置換術は、関節置換術とも呼ばれる、損傷のある関節を医療機器に置き換えるものです。初めて関節を交換する手術を、一次置換術と言い、関節全置換術(TJR)と関節部分置換術に分類されます。両方の関節を置き換える関節全置換術に対し、部分置換術は片側を置き換え、もう片側は温存します。

膝の再建術は膝関節形成術と呼ばれ、一般的に、膝関節全置換術(TKA)、単顆型人工膝関節置換術、膝関節再置換術の3つに大別されます。

股関節の再建術も膝関節と同様に、関節形成術によって再建することができます。股関節形成術は、股関節全置換術(THA)、股関節半置換術、股関節再置換術の3つに大別されます。

同市場の抑制要因としては、価格圧力が挙げられます。米国では食品医薬品局(FDA)が、大腿骨再建術をより安価に提供するために、大腿骨関連機器に厳しい規制を課しています。Arthrolense社は、こうした規制に対応して、人工関節置換術のコストを削減する技術を構築しています。

最新の大関節置換手術

大関節置換術市場では、多くの画期的な開発が行われてきました。その一例として、インプラント製造工程における積層造形技術(3Dプリンティング)の応用や、整形外科におけるロボット工学やインテリジェント機器の採用が挙げられます。さらに、整形外科市場のもうひとつのトレンドとして、マイクロエレクトロニクス、無線技術、およびセンサー技術の大関節形成術への応用があります。センサーを使った手術は、インプラントの位置や軟部組織のバランスの改善など、多くの臨床的メリットをもたらすことが知られており、短期臨床試験で実証されています。

Arthrolense社は、画像誘導技術を利用して、手術前の骨の配置を可視化した新しい企業です。同社は、「最新のソフトウェアゲームエンジンの計算能力を活用し、1ミリ以下の精度で2台の3次元空間マッピングカメラから得られた画像データを収集・分析する」と述べています。この2台のカメラを使用して、音声コマンドやハンドジェスチャーを駆使することで、今までにない手術部位の視野を獲得することができます。

また、Arthrolense社は、規制当局の認可を受けていないにもかかわらず、LynxEquityから資金提供を受け、プライベートエクイティの資金調達に成功しています。高度な画像誘導技術を持つArthrolense社の、認可に向けた進捗とともに、Zimmer Biomet社、Stryker社、DePuy Synthes社など、競合企業の今後の対応に、注目が集まっています。



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