聖心女子大学が株式会社ムーミン物語と英語学習キット「MOOMINGLISH」を共同で開発 -- 11月から販売開始、ムーミンバレーパークで学べるアクティブラーニング教材

聖心女子大学

From: Digital PR Platform

2022-10-20 14:05




聖心女子大学(東京都渋谷区)は、株式会社ムーミン物語(本社:埼玉県飯能市)との産学連携プログラムで、英語学習キット「MOOMINGLISH: Into Moominvalley Park」を共同開発した。これは、飯能市にあるムーミンバレーパークの中を回遊しながら体験者の英語レベルにあわせて学ぶことができるアクティブラーニング教材で、同大英語文化コミュニケーション学科の「翻訳を通した企業協力」「翻訳理論と実践I-1」を履修する学生らが企画・立案・作成を担当。11月から学校・教育団体向けに販売を開始する。販売に先駆けて10月23日(日)には学生らがパークの来訪者に体験版キットの解説を行う予定。




■ムーミンバレーパークを巡りながら英語で答えを導くアクティブラーニング
 タイトルの「MOOMINGLISH(ムーミングリッシュ)」とは、「Moomin」と「English」を合わせた造語。舞台となるムーミンバレーパークは、飯能市の自然の中に広がるテーマパークで、全体がミュージアムのようになっており、原作の大きな魅力である「文学性」や「アート性」を感じることができる。

 今回開発した教材は、パーク内を回遊しながらムーミンの物語を知ることができる学習ツール。ムーミンパパ編(基本レベル)、スナフキン編(応用レベル)で構成されており、体験者は英語レベルに合わせてどちらかを選択する。
 また、キット内にある「ペアワーク・クイズ」は、体験者が選ばなかった面を解いている人を見つけて、協力して答えを導き出す問題。協調性やコミュニケーション、仲間との協力を通して、発見することの楽しさを学ぶことができる。

■商品概要
【商品名】 MOOMINGLISH: Into Moominvalley Park
【販売開始】 2022年11月上旬
【販売価格】 500円(税込) ※オリジナルボールペン付き
【所要時間】 約60分~90分
【英語レベル(目安)】
・ムーミンパパ編:小学校高学年~中学校基礎レベル
・スナフキン編:中学校~高校基礎レベル
【事前予約制】 (リンク »)

《POINT》
(1)1つのキットで英語レベルを分けて体験することができる
(2)協力して答えを導き出すインタラクティブな設問で、協調性を養うことができる
(3)英語学習とあわせて、ムーミンの物語がもつテーマ性を学ぶことで道徳性を養うことができる
(4)付属のオリジナルボールペンで思い出を記念に残すことができる


■「MOOMINGLISH: Into Moominvalley Park」体験会
 本学学生インターンによるキットの体験会等を実施する予定です。
【開催日時】 10月23日(日)12:00~16:00
【配布場所】 ムーミンバレーパーク はじまりの入り江エリア 特設ブース
※体験版のため、実際の仕様とは異なります。
※オリジナルボールペンの付属はありません。
※体験には、別途ムーミンバレーパーク入園料がかかります。


■「英語×文学×ムーミン」の産学連携プロジェクト
 聖心女子大学の安達まみ教授監修のもと、同大現代教養学部英語文化コミュニケーション学科・大学院英語英文学専攻修士課程の授業「翻訳を通した企業協力」「翻訳理論と実践I-1」カリキュラム内で、株式会社ムーミン物語との産学連携プロジェクトとして開発された教材。英語のプロフェッショナルと、大学生の若い柔軟な発想力、色鮮やかなムーミンのデザインとのコラボレーションを通して、英語と北欧文学作品(ムーミンの物語)をどちらも楽しく学べるアクティブラーニングキットとなっている。



■産学連携プログラム参加学生(英語文化コミュニケーション学科3年)のコメント
 今回の取り組みでは、体験者が英語学習を通してムーミンの世界を楽しめるようにすることを念頭に置いて、学生一同キット作成に励んでまいりました。このキットは、中学校や高校の授業で使われる教科書に掲載されている単語や文法を使用した問題で構成されており、多くの方々が楽しく英語を学べるように文章や表現を工夫しました。私は、この取り組みで、社会貢献における翻訳の重要性を学ぶことができたと考えています。ただ文章をそのまま訳すのではなく、読み手の立場を踏まえながら訳すことで、翻訳が社会の中で人と人を繋ぐ架け橋になるということを深く実感しました。この経験から、本や映画、劇などの翻訳にも関心を持ったので、これからの大学の学びを通して、様々な翻訳について理解を深めたいです。


■安達まみ教授(聖心女子大学 現代教養学部英語文化コミュニケーション学科)のコメント
 英語学習キット「MOOMINGLISH: In to Moominvalley Park」は、みなさんに英語を通してムーミンバレーパークをもっと楽しんでもらおうと、学生たちが工夫を凝らして作成しました。題名の「MOOMINGLISH」は「MOOMIN」と「ENGLISH」をかけあわせた造語で、学生が考えたものです。
 このキットを通して、英語っておもしろいと思ったり、ムーミンの物語のエッセンスに触れたりしてみませんか? 問題を解くことで、キャラクターたちの意外な一面を発見したり、いままで見えなかった新しい世界が見えたりするかもしれません。パークを巡りながら、いろいろな英語の表現や単語を見つけて、仲間と協力してキットを完成させてください。

(参考)
●株式会社ムーミン物語
 ムーミン物語は、2013年11月にムーミンの物語を主題としたテーマパーク事業を行うことを目的として設立。ムーミン物語は、このテーマパーク事業を日本国内のみならずアジアにおいても展開することができるライセンスを保有しており、また、ムーミンバレーパーク内で販売するムーミンの物語に関する各種商品を企画、制作、販売を行うライセンスも保有している。
  (リンク »)

(関連記事)
・聖心女子大学の学生らがテーマパーク「ムーミンバレーパーク」での企画展のキャプションの英訳を担当 -- 現地での1日インターンも(2021.07.28)
  (リンク »)


▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 広報・社会連携部 広報課
小島
住所:東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL: 03-3407-5076
FAX:03-3407-5929
メール:koho@u-sacred-heart.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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