【ベイシス4068】需要高まるIoTの課題とは IoT機器メーカー、約7割が営業・売上拡大にあたり「機器設置や設置オペレーション」に課題

ベイシス株式会社

From: PR TIMES

2022-10-21 19:46

~外部パートナーを活用も「コスト」や「管理」に悩む声~

インフラテック事業(モバイルエンジニアリングサービス及びIoTエンジニアリングサービス)を手掛けるベイシス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉村公孝、証券コード:4068、以下ベイシス)は、IoT機器メーカーに勤める営業担当者102名に、IoT機器の「設置」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。



■調査サマリー

[画像1: (リンク ») ]


■調査概要

調査概要:IoTメーカーの「設置」に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月16日~同年6月19日
有効回答:IoT機器メーカーに勤める営業担当者102名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

■72.6%が、loT機器の設置業務や設置オペレーションにおいて、今後営業・売上拡大する上で課題を実感

「Q1.IoT機器の設置業務や設置オペレーションにおいて、今後営業・売上拡大をする上で、課題に感じていることはありますか。」(n=102)と質問したところ、「かなりある」が40.2%、「ややある」が32.4%という回答となりました。


[画像2: (リンク ») ]

・かなりある:40.2%
・ややある:32.4%
・ない:27.5%

■loT機器の設置業務や設置オペレーションでの課題点、約4割が「設置業者の費用が高い」と回答

Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q2.IoT機器の設置業務や設置オペレーションでの課題を教えてください。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「設置業者の費用が高い」が36.5%、「機器設置先にインターネット環境がなく機器活用ができない」が25.7%、「全国対応ができる設置業者が見つからない」が25.7%という回答となりました。

[画像3: (リンク ») ]

・設置業者の費用が高い:36.5%
・機器設置先にインターネット環境がなく機器活用ができない:25.7%
・全国対応ができる設置業者が見つからない:25.7%
・短納期・大量設置に対応できない:23.0%
・設置業者ごとに費用が異なる:21.6%
・自社での設置・保守管理に関するナレッジがない:18.9%
・自社で行う設置業務のリソースに限界がある:17.6%
・その他:5.4%
・わからない/答えられない:6.8%

■loT機器の設置業務や設置オペレーションでの課題点、「顧客の要件が定まっていない」や「エンジニア不足」などの声

Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2以外にIoT機器の設置業務や設置オペレーションでの課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=69)と質問したところ、「顧客の要件が定まっていない」や「エンジニア不足」など39の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・28歳:顧客の要件が定まっていない。
・59歳:エンジニア不足。
・54歳:インフラの未整備、全国対応できる業者不足。
・56歳:IoT機器の管理が大変。
・49歳:コストの低廉化と半導体需給問題によるセンサー製品納期。
・29歳:半導体不足による納期がつかない問題で思うように販売加速ができない。
・55歳:顧客の理解。

■設置業務の課題を実感している81.1%が、課題のために契約に至らなかった経験あり

Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q4.設置業務の課題があることで、契約に至らなかった経験はありますか。」(n=74)と質問したところ、「何度もある」が47.3%、「1~2回程度ある」が33.8%という回答となりました。

[画像4: (リンク ») ]

・何度もある:47.3%
・1~2回程度ある:33.8%
・ない:18.9%

■契約に至らなかった累計の金額、約3割が「500万円以上」

Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q5.契約に至らなかった累計の金額を概算で教えてください。」(n=74)と質問したところ、「2,000万円以上」が13.5%、「1,000万円~2,000万円未満」が6.8%、「500万円~1,000万円未満」が13.5%という回答となりました。

[画像5: (リンク ») ]

・100万円未満:12.2%
・100万円~300万円未満:9.5%
・300万円~500万円未満:13.5%
・500万円~1,000万円未満:13.5%
・1,000万円~2,000万円未満:6.8%
・2,000万円以上:13.5%
・わからない/答えられない:31.1%

■IoTの設置業務や設置オペレーションに関して、約3割が「外部パートナーが複数が入り、コストが高い」ことが課題に

「Q6.IoTの設置業務や設置オペレーションに関する外部パートナーとのやりとりで課題に感じたことを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「外部パートナーが複数が入り、コストが高い」が29.4%、「自社の営業所がそれぞれ外部パートナーと個別にコミュニケーションをとっており管理が難しい」が20.6%、「機器設置のエリア(都市・地方など)ごとに外部パートナーを変える必要がある」が16.7%という回答となりました。

[画像6: (リンク ») ]

・外部パートナーが複数が入り、コストが高い:29.4%
・自社の営業所がそれぞれ外部パートナーと個別にコミュニケーションをとっており管理が難しい:20.6%
・機器設置のエリア(都市・地方など)ごとに外部パートナーを変える必要がある:16.7%
・外部パートナーごとに費用が異なる:15.7%
・機器設置先の環境(屋内・屋外など)ごとに外部パートナーを変える必要がある:12.7%
・メールやエクセルなどアナログな情報管理が必要:5.9%
・その他:0.0%
・特にない:17.6%
・わからない/答えられない:19.6%

■外部パートナーとのやりとりで課題に感じたこと、「タイムラグと信頼度の低さ」や「人手不足からくる工程の遅れ」などの声

Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、IoTの設置業務や設置オペレーションに関する外部パートナーとのやりとりで課題に感じたことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=64)と質問したところ、「タイムラグと信頼度の低さ」や「人手不足からくる工程の遅れ」など34の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・59歳:タイムラグと信頼度の低さ。
・54歳:人手不足からくる工程の遅れ。
・26歳:希望する条件を満たさない。
・62歳:案件によりレスポンスが遅い。ステータス管理に手間がかかる。
・37歳:外部パートナーの営業知識不足でやりとりに時間を要する。
・36歳:利害関係者が多いと統制が難しい。
・34歳:企業規模により、内容が変わるため、きっちりとしたサイジングが必要。

■約6割が、ITの利活用で包括的なloT機器の設置支援を利用希望

「Q8.ITの利活用で、包括的なIoT機器の設置支援があれば利用したいと思いますか。」(n=102)と質問したところ、「非常にそう思う」が18.6%、「ややそう思う」が37.3%という回答となりました。

[画像7: (リンク ») ]

・非常にそう思う:18.6%
・ややそう思う:37.3%
・あまりそう思わない:19.6%
・全くそう思わない:7.8%
・わからない/答えられない:16.7%

■まとめ

今回は、IoT機器メーカーに勤める営業担当者102名を対象に、IoTメーカーの「設置」に関する実態調査を実施しました。

約7割の営業担当者が今後営業・売上拡大をする上で、「設置業者の費用が高い」や「機器設置先にインターネット環境がなく機器活用ができない」などの課題を抱えていることが判明しました。そして、約8割が設置業務の課題があることで、契約に至らなかった経験があり、機会損失が頻繁に発生している実態も明らかとなりました。
また、loTの設置業務や設置オペレーションにおいて複数の外部パートナーが入ることで、コストの増大や、管理の複雑化を感じている営業担当者も多く、過半数の営業担当者が、ITの利活用で、包括的なloT機器の設置支援があれば利用したいと思っていると回答しました。

loTの設置業務において、コストだけでなく、複数の外部パートナーとのやりとりの管理をする必要があり、複合的な課題が存在しています。その対策となる包括的なloT機器の設置支援を求める声も多く挙がったことからも、今後は機器の取り付けや施工の工程管理、施工後の運用・保守など、困った時にワンストップで依頼できるサービスの需要が高まっていくのではないでしょうか。

■スマセッチとは

[画像8: (リンク ») ]

スマセッチは、IoT機器などを活用したスマートインフラを構築する際に、機器の取り付けや施工の工程管理、施工後の運用・保守を依頼できるプラットフォームです。業者選定・管理、機器の取り付けから運用・保守まで一括でお任せいただけ、大手通信建設会社に頼むよりも早く、適正価格で広域にスマートインフラを構築できます。是非スマセッチに一括でおまかせください。
(リンク »)


〇ベイシスについて  (リンク »)
ベイシスは2021年に東証マザーズ(現グロース)に上場、「ICTで世の中をもっと便利に」を企業理念に掲げ、デジタル社会をインフラで支える「インフラテック事業」を行っています。通信・電力・ガス等のインフラ事業者に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービスおよび各種プロジェクト支援等のサービスを提供しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
ベイシス株式会社 社長室 広報
担当 中出(なかで)
Mobile:070-3292-1986
広報メールアドレス:t-nakade@basis-corp.jp

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