日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下、日本イーライリリー)は、LGBT+*1などのセクシャル・マイノリティへの取り組みを評価する「PRIDE指標2022」で、3年連続となる「ゴールド」を受賞しました。
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日本イーライリリーは、全ての多様な社員一人ひとりがその能力を最大限に発揮できるよう、互いに価値観を尊重し、幅広い多様性を受け入れ活かすダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)への取り組みを進めています。その1つとして、社員主導により豊かでインクルーシブな職場環境を醸成し、当社が掲げる「OUR PURPOSE(使命)」の実現に貢献する、社員リソースグループ(ERG)*2の活動があります。現在、3つのERGがあり、年々その活動の幅を広げています。
LGBT+などのセクシャル・マイノリティのサポートに関しては、Ally(アライ)*3のERGとして「LGBT+ Ally」が2020年に発足し、メンバーは250名を超えました。
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「LGBT+ Ally」ロゴ
2022年は、製薬4社と企業をまたぐ社会に向けたメッセージを東京レインボープライド2022にあわせて発信、また秋には4社による共同での外部講師による講演会を実施し、各社から多くの社員が参加しました。11月には社内のDE&Iサミットにて外部講師をお招きしたり、社員自らがマイノリティ(少数派)になった経験を語る座談会を開催したりし、当事者からの視点を学びつつ、自分事として考える機会を作りました。
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東京レインボープライドへの参加
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DE&Iサミット運営メンバーと杉山氏を囲んで
LGBT+ Allyの主な活動は下記の通りです。
●アジア最大級の LGBT+関連イベント「東京レインボープライド 2022」に2年連続で協賛*4
「LGBT+ Ally」が本イベントの主旨に共感し、社外イベントへの参加を通した社員のLGBT+の理解促進や互いに働きやすい職場づくりを目指し、協賛を提案したことで実現。さらに、グラクソ・スミスクライン株式会社、武田薬品工業株式会社、ノバルティスファーマ株式会社のLGBT+に関する社員リソースグループとのネットワークを形成し、製薬4社で以下の共通のビジョンを掲げ、企業をまたいでDE&Iを推進する活動を実施中。
「私たちは、製薬企業として患者さんや医療関係者に貢献しつつ、すべての人がありのままに生きることを尊重するとともに、その環境醸成に取り組んでまいります」
●外部講師による講演会の開催
・社会に向けメッセージを発信した製薬4社のERG共催で、一般社団法人にじいろドクターズ 理事、 川崎協同病院 総合診療科 科長、吉田絵理子医師による医療現場における課題や現状の取り組み、今後についての講演を行い、4社から500名を超える社員が参加。
・特定非営利活動法人 東京レインボープライド 共同代表理事、杉山文野氏によるご自身のストーリーや社会の課題についての講演を、900名近くの社員が参加したDE&Iサミット内で実施。
●ニュースレターの発行
独自に作成したニュースレターを2021年より全社員向けにメール配信(四半期に一度)。
・社員によるLGBT+にまつわるエピソードやAllyメンバーの活動に対する思いについてのインタビュー記事
・LGBT+に関連する時事情報・おすすめ書籍や映画の紹介
・教育資材の啓発、外部講師によるDE&Iに関する講演案内
●社内アンケートの実施
「LGBT+ Ally」が、「性的マイノリティの職場環境実態を把握するサーベイ」を実施。社員の6割以上が回答。今後、結果に基づいた社内活動を実施予定。
その他、LGBT+などのセクシャル・マイノリティを含むDE&Iにかかわる主な取り組みは下記の通りです。
●「職場の行動規範」として「性別、障がいの有無、性的指向、性自認、年齢、国籍、人種、宗教、信条や価値観、そして働き方などさまざまな違いにより区別されることなく、一人ひとりがその能力を最大限に発揮できるよう、組織全体で取り組んでいること」を定め、会社の姿勢として企業ウェブサイトや会社紹介冊子、社内イントラネットなどでも広く発信。
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●社内規定における「配偶者」の定義を「パートナー」に変更(2019年)。配偶者に適応している社内制度は、すべてパートナーにも適応(ただし日本の法律で不可能なものを除く)。
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●社員への気づきと行動変革を促す社内向けイベント「DE&Iサミット」を開催(2022年)。「LGBT+ Ally」を含む3つのERGが様々な背景を持つ社員や外部講師をお呼びし、社員主体となった、より社員が身近に感じられるようなイベントを複数開催。
日本イーライリリーは日本の人々のより豊かな人生のため、今後もERGである「LGBT+ Ally」など社員が主導する活動を中心に、DE&Iの取り組みを進めてまいります。
*1 LGBT+(エルジービーティ―プラス):Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシャル)、Transgender(トランスジェンダー)に加え、様々な性的指向、性自認を意味する
*2 ERG: Employee Resources Group 社員リソースグループ。現在、日本イーライリリーでは、性別、ライフイベントの状況に関わらず、社員が活躍できる環境整備やジェンダーに関連して生じるチャレンジの是正をリードする「Gender Equity Network」、LGBT+などセクシャル・マイノリティをサポートする「LGBT+ Ally」、身体的または精神的な健康問題を抱える社員や取り組みに共感する社員グループの「enAble Japan」の3つのERGが活動
*3 Ally(アライ):味方や同盟を意味し、LGBT+を自発的に支援する人のこと
*4 2022年4月20日付プレスリリース (リンク »)
以上
ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)への取り組みについて
社員一人ひとりが多様な価値観を互いに尊重し、幅広い多様性を受け入れ活かす「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)」を促進しています。DE&Iの促進が、社員一人ひとりの成長ならびにその能力の最大限の活用を促して会社を成長させ、OUR PURPOSE(使命)である「世界中の人々のより豊かな人生のため、革新的医薬品に思いやりを込めて」の実現につながると考えています。日本イーライリリーのDE&Iへの取り組みについては、ウェブサイトをご覧ください。
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PRIDE指標について
PRIDE指標とは、任意団体「work with Pride」が「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ために活用する指標です。その各文字に合わせた「Policy(行動宣言)」、「Representation(当事者コミュニティ)」、「Inspiration(啓発活動)」、「Development(人事制度・プログラム)」、「Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)」の5つを評価指標にしています。
詳細は (リンク ») をご覧ください。
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イーライリリー・アンド・カンパニーについて
リリーは、世界中の人々の生活をより良いものにするためにケアと創薬を結び付けるヘルスケアにおける世界的なリーダーです。リリーは、1世紀以上前に、真のニーズを満たす高品質の医薬品を創造することに全力を尽くした1人の男性によって設立され、今日でもすべての業務においてその使命に忠実であり続けています。世界中で、リリーの社員は、それを必要とする人々の人生を変えるような医薬品を開発し届けるため、病気についての理解と管理を向上させるため、そして慈善活動とボランティア活動を通じて地域社会に利益を還元するために働いています。
リリーの詳細については (リンク ») および (リンク ») をご覧ください。
日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。人々がより長く、より健康で、充実した生活を実現できるよう、革新的な医薬品の開発・製造・輸入・販売を通じ、がん、糖尿病、筋骨格系疾患、中枢神経系疾患、自己免疫疾患、成長障害、疼痛、などの領域で日本の医療に貢献しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
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