全国教育委員会の有償フィルタリング未導入率は約25%―デジタルアーツ調査

デジタルアーツ株式会社

From: Digital PR Platform

2022-11-30 10:00


情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、GIGAスクール構想の1人1台端末における有償フィルタリングの導入状況を調査したことを発表します。

2021年度のネットいじめは過去最多の2万件超え、1人1台端末を使ったいじめも想定される
全国の児童生徒に1人1台の端末と高速ネットワークを整備するGIGAスクール構想の進展により、学校現場では端末の本格的な活用が始まっています。

文部科学省が10月に発表した「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、2021年度に小・中・高校などで認知された「パソコンや携帯電話などで誹謗(ひぼう)・中傷や嫌なことをされる」という、いわゆるネットいじめの件数は2万1900件に上り、2020年度の1万8870件から3000件以上増加し、過去最多となったことがわかりました。

GIGAスクール構想が進展する中、1人1台端末を使ったいじめも考えられることから、児童生徒との間で端末の活用ルールを明確にし、教師が児童生徒の書き込みを確認できる設定にするなど、安全かつ効果的に学習用途として端末を活用できるように環境を整備することは非常に重要です。

有償フィルタリングを導入している教育委員会は75.1%、一方で未導入・無償フィルタリングの教育委員会は24.9%
デジタルアーツが2022年9月に実施した1741教育委員会へのヒアリング結果によると、GIGAスクール構想の1人1台端末に有償フィルタリングを導入している教育委員会は1307 教育委員会と全体の75.1%であることがわかりました。多くの教育委員会が有償フィルタリングを導入している一方、フィルタリング未導入は162教育委員会、無償フィルタリングは272教育委員会と有償フィルタリングを導入していない教育委員会は24.9%という結果になりました。



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また、児童生徒数が3000人以上の651教育委員会へのヒアリング結果では、有償フィルタリングを導入している教育委員会が81.1%に上り、比較的規模の大きい教育委員会ではさらに導入が進んでいることがわかりました。

無償フィルタリングとは主にOSに搭載されているフィルタリングを指しており、アダルトコンテンツのブロックを目的としています。アダルトコンテンツ以外の有害情報や脅威情報サイト等のブロックは管理者が一つ一つ手作業で登録しなければならず運用の負担が大きいという課題があります。

有償フィルタリングには安全なドメインのみアクセスを許可するDNSフィルタリングも含まれています。DNSフィルタリングは、Webサイトのすべてのページをアクセス許可するかブロックするかの極端な制限になるため、学習に関する動画のみアクセスを許可したい場合などWebページ単位での柔軟な閲覧設定はできません。

Webサイトの柔軟なフィルタリングや利用時間の制限など細かな設定を行うことは、無償フィルタリングやDNSフィルタリングでは厳しい面があります。学習用端末として適切に運用するには、細かな設定ができる機能を持つフィルタリング製品を利用することが重要です。さらに、昨今加速するネットいじめ対策として、いじめにつながるような書き込みや自殺サイトへのアクセスなどを検知できる機能も求められています。


■「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版
デジタルアーツのWebセキュリティ製品「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版は、GIGAスクール構想における1人1台端末を、教育の現場で安全かつ円滑に学習ができるよう利用いただくために改良した学校用フィルタリングサービスです。「i-FILTER」のフィルタリングデータべースをもとに、学習の現場に合わせたきめ細やかなフィルタリングルール設定が可能です。
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■「見守りフィルター」
「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版には「見守りフィルター」が搭載されています。「見守りフィルター」はネットいじめにつながる書き込みや自殺など危険な単語の検索をブロックし、管理者にメールでアラート通知を行う機能です。ブロックする単語は、管理者(学校)が任意で設定できるほか、夜間など管理者(学校)が禁止した時間帯に端末が使われた際アラート通知する、というようにさまざまなルール設定が可能です。
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