大阪名物のポンせんべい「満月ポン」(株式会社松岡製菓)にチョコレートをコーティングした「満月ポンチョコレート」(株式会社日本チョコレート)を、2025年の大阪・関西万博を見据えた土産物として売り出そうという企画に、追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)地域創造学部・藤井正教授のゼミの学生らが参画。市場で販売されている土産物の調査やアンケート調査などをもとに検討を重ね、オリジナルのパッケージデザインを考案した。同商品は12月1日からギフトボックスとして100セット限定で売り出されている。
【ポイント】
○2025年の大阪・関西万博を見据えた土産物を売り出そうという企画に学生がパッケージを考案
○アンケート調査などを重ね、包装やパッケージデザインを検討、第一弾として商品化
○12月1日から贈答用のギフトボックスを商品化し、特設オンラインサイト上で販売
「満月ポン」は、大阪市の株式会社松岡製菓(大阪市住之江区、代表取締役:松岡清徳)が手がける軽い食感が特徴のしょうゆ味のせんべいで、大阪の家庭のおやつとして親しまれている。
これに注目した株式会社日本チョコレート(大阪府茨木市、代表取締役社長:古川真人)は、「満月ポン」をチョコレートでコーティングした新商品を開発。その中で、万博用の大阪土産を若者感覚のデザインでも作ろうと、追手門学院大学の学生とタッグを組むこととなった。
観光や地域振興を学ぶ地域創造学部の藤井正教授がキャンパス周辺の地元企業を調査していた際に、同社の「大阪産(もん)『満月ポン』×「こだわりチョコレート」を世界へ!」プロジェクトを見つけたことをきっかけとして、4年生のゼミ生4人が卒業研究のテーマとして強く関心を持ったことから、この取り組みがスタートした。
学生らは、市場で販売されている土産物の調査や大阪・東京での試食会とアンケート調査をもとに、商品のパッケージやデザインについて検討。手に持って食べやすいよう、表面全体にかかっていたチョコレートを片側にし、手土産として配りやすいように1枚ずつの小包装とすることを提案した。
パッケージは「親しみやすく可愛らしいもの」をコンセプトに、円柱形を採用。ラベルには本家「満月ポン」のウサギのキャラクターにちなみ、チョコレート色のウサギをあしらったデザインを提案した。
このたび第1弾として贈答用のギフトボックスを商品化。12月1日からオンラインで販売されている。また今後、追手門学院大学では独自のお土産としても活用していく。
【販売サイト】
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