NRIセキュア、特権ID管理ソリューション「SecureCube Access Check」に、新オプション「AI動画ログ監査支援ツール」を追加

動画証跡のモニタリングをAIで自動化し、業務効率を向上

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

2023-01-30 11:00

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下「NRIセキュア」)は、情報システムのあらゆる操作権限を持つ「特権ID」[i]の管理ソリューション「SecureCube Access Check(セキュアキューブアクセスチェック、以下「本製品」)」[ii]において、特権IDを用いた操作を録画した証跡から、AI(人工知能)が不正操作等の異常を検出する「AI動画ログ監査支援ツール(以下「本ツール」)」をオプションサービスに追加しました。あわせて、本製品の新バージョン(5.6.1)を、本日から販売します。
■監査業務の効率化を実現する「AI動画ログ監査支援ツール」
PCI DSS[iii]への準拠やその他ガイドラインへの対応を目的として、システム操作のトレーサビリティ(追跡可能性)を確保するために、操作証跡を動画で取得する製品が多く存在します。一方で、動画証跡を監査・モニタリングするには時間と手間がかかってしまうことが課題でした。

本ツールは、AIを用いた物体検出技術を利用して、本製品が取得した動画証跡に本来アクセスすべきではない特定の画面での操作等が含まれていないかどうかを自動で検出します。結果はレポートで出力され、検知した時点と該当部分の画像を確認できるため、動画証跡の監査・モニタリング業務の効率を向上させることが可能です(図を参照)。

図:「AI動画ログ監査支援ツール」の検知結果レポートのイメージ

本ツールの基本ライセンスの価格は、200万円(税込み220万円)からです。NRIセキュアが推奨する検出対象が標準設定されていますが、利用環境に合わせたカスタマイズ支援も有償で提供可能です。

■「SecureCube Access Check」新バージョン(5.6.1)
本製品の新バージョンでは動作環境を拡張するとともに、ダッシュボード機能において、CSV出力ができるようになりました。これにより、ダウンロードしたCSVを利用して、ユーザ自身がデータを加工し、分析することができます。なお、既に本製品(5.0.0以降)を導入している場合、新バージョンの利用にあたり、追加費用は発生しません。

本製品の詳細については、次のWebサイトをご参照ください。
(リンク »)

NRIセキュアは今後も、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援するさまざまな製品・サービスを提供し、安全・安心な情報システム環境と社会の実現に貢献していきます。

ニュースに関するお問い合わせ
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 広報担当
E-mail:info@nri-secure.co.jp

用語解説

[i] 特権ID:rootやAdministratorなどに代表される、情報システムを利用する上であらゆる操作が可能な最高権限を持つIDを指します。昨今では、クラウド管理を行うアカウントや、SaaSの管理者アカウントなども特権IDとして扱います。

[ii] 本製品は、内部不正やサイバー攻撃の被害拡大を防ぐために、特権IDの管理・運用フローを整備し、アクセス制御、ログの取得・保管等、適切な特権ID管理や監査効率の向上を実現するものです。延べ500以上の企業や組織で利用されており、特権ID管理市場でシェアNo.1を獲得しています。(株式会社アイ・ティ・アールが発行する「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2022」特権ID管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2020年度)に基づく。本製品と、Access Check Essential、SaaS型特権IDソリューション「Cloud Auditor by Access Check」が対象。)

[iii] PCI DSS:クレジットカード情報を取り扱う事業者が遵守すべき国際的なセキュリティ基準。クレジットカードの会員データを安全に取り扱うことを目的として、PCI SSC(PCI Security Standards Council)によって制定、運用、管理されています。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]