チェック・ポイント・リサーチ、仮想通貨「Dingo Token」で手数料を99%まで引き上げる詐欺が行われている可能性を指摘

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社

From: PR TIMES

2023-02-06 13:16



包括的なサイバーセキュリティソリューションプロバイダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point(R) Software Technologies Ltd.、NASDAQ: CHKP、以下チェック・ポイント)の脅威インテリジェンス部門であるチェック・ポイント・リサーチ(Check Point Research、以下CPR)は、仮想通貨「Dingo Token」を詐欺として指摘するブログを発表しました。

Dingo Tokenは時価総額が10,941,525米ドルにのぼり、今年8,400%も上昇したトークンであり、現在774位にランクしている人気の仮想通貨です。トークンの背後にいる脅威者が、スマートコントラクトのコード内にある「setTaxFeePercent」関数内にバックドア機能を埋め込み、売買手数料を99%まで操作していたことが明らかになりました。このバックドア機能は過去47回使用されています。

Dingo Tokenの投資家は、全財産を失う危険性があり、CPRは、匿名性を保ったまま、素早く大金を稼げることから、ハッカーによる暗号通貨詐欺への関心が高まっていると警告しています。

99%の手数料
スマートコントラクトは、95%の税金と4%の流動性手数料を使用しており、これはあらゆる取引の99%の手数料に相当します。


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CPRの製品脆弱性リサーチ部門責任者であるオーデッド・ヴァヌーヌ(Oded Vanunu)は次のように述べています。

「Dingo Tokenは明らかな詐欺です。我々は、トークンのスマートコントラクトに追加されたバックドアコードを発見しており、オーナーが手数料の請求額を変更できるようにしていることを確認しています。彼らは99%という驚異的な手数料に変更しました。これは、ユーザーの資金をロックし、最終的に詐欺師がすべての資金を引き出すよくある手口です。詐欺師は『匿名性を保てる』『速い』『儲かる』という理由から、ますます暗号通貨を魅力的に感じています。もし、暗号資産への投資に興味があるなら、信頼できる取引所を利用し、背後に多数の取引がある確立されたトークンから購入する必要があります」

本リリースは米国時間2023年2月3日に発表されたブログ(英語) < (リンク ») > をもとに作成しています。

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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ( (リンク ») )は、世界各国の政府機関や企業など、あらゆる組織に対応するサイバーセキュリティソリューションを提供するリーディングカンパニーです。Check Point Infinityの各ソリューションはマルウェアやランサムウェアを含むあらゆる脅威に対して業界トップクラスの捕捉率を誇り、第5世代のサイバー攻撃から企業や公共団体を守ります。Infinityは、企業環境に妥協のないセキュリティを提供し第5世代の脅威防御を実現する4つの柱で構成されています。リモートユーザー向けのCheck Point Harmony、クラウドを自動的に保護するCheck Point CloudGuard、ネットワーク境界を保護するCheck Point Quantum、そして防止優先のセキュリティオペレーションスイート、Check Point Horizonです。チェック・ポイントは10万を超えるあらゆる規模の組織を守っています。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社( (リンク ») )は、1997年10月1日設立、東京都港区に拠点を置いています。

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