ヤマハ発動機株式会社は、このたび、北欧最大手のサブスク型ボートクラブ“Skipperi Fleet(スキッペリ・フリート)”などを運営するフィンランドのITスタートアップ企業「Skipperi」に出資しました。
Skipperiは、自社開発のデジタルプラットフォームを活用し、顧客に快適なマリン体験の場を提供するIT企業です。主力事業の“Skipperi Fleet”や、P2Pレンタル事業※、安全教育事業も展開。保有するデジタル技術により、船の貸出業務をオンラインシステム化して無人で行うなど、ボートクラブ運営業務の省力化を実現しています。また、日々のオペレーションにおいてデータ取得とAIを用いることで継続的にシステムを進化させています。
今回のSkipperiへの出資は、マリン業界でも加速するDXへの対応に向けた開発力強化を目的としています。シェアリング領域におけるデジタルプラットフォーム開発を実現し、世界的に市場が拡大するシェアリングビジネスに対応すべく、戦略的パートナーとして協業するものです。
当社は、「マリン版CASE」戦略の推進により、信頼性と豊かなマリンライフを軸にした「海の価値をさらに高める事業」へ進化させていくことをマリン事業の長期ビジョンとしています。今後も付加価値の高いサービスや次世代製品の開発を通じ、多様なライフスタイルに合わせたマリン感動体験の提供を目指します。
※個人対個人によって、直接船の貸し借りを行うシステム
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Skipperiが運営するレンタルボート
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Skipperiが運営するボートの予約管理アプリ
■Skipperiの概要
代表者 : Kristian Raij (共同創設者/CEO)
本社所在地 : Veneentekijantie 6, 00210 Helsinki, Finland
設立 : 2017年
事業内容 : サブスク型ボートクラブ(Skipperi Fleet)運営・
P2Pレンタル仲介プラットフォームの開発など
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