ロンドン, 2023年2月14日 /PRNewswire/ -- 大手サイバーセキュリティ企業であるNordVPNの調査によると、アダルトコンテンツ、ストリーミング、動画共有サイトには、マルウェア、侵入型広告、トラッカーなどの、セキュリティとプライバシーの脅威が含まれていることが明らかになりました。調査によると、こうした脅威から人々を守ることだけを目的としたNordVPNの脅威対策機能は、2022年12月の1カ月間だけで3億4400万件のトラッカー、3億4100万件の侵入型広告、50万6000件のマルウェア感染をブロックしたことがわかりました。
アダルトコンテンツのサイトには、最も多くのマルウェアが含まれている
マルウェアとは、デバイスやデータに損害を与え、危険にさらすことを目的とした悪意のあるソフトウェアのことです。マルウェアは、比較的無害なものから非常に危険なものまでさまざまです。悪意のあるソフトウェアは、人々のデータを追跡したり、機密情報を盗んだり、あるいは同意なしに削除したりすることができます。
NordVPNの調査によると、アダルトコンテンツサイト(21%)のほか、クラウドストレージプロバイダー(14%)、エンタメサイト(11%)には、大量のマルウェアが含まれていることが判明しています。12月に、脅威対策機能でこれらのカテゴリのドメインをそれぞれ60万4000件、40万1000件、30万9000件をブロックしています。
最も一般的なマルウェアの種類には、ウイルス、スパイウェア、ワーム、トロイの木馬、アドウェア、スケアウェア、ランサムウェア、ファイルレスマルウェアがあります。
ストリーミングメディアサイトには最も侵入型広告が多い
侵入型広告とは、消費者にとって無関係かつ不快な押し付けがましい広告を指します。不意に表示されたり、ページをブロックしたり、新しいページやウィンドウを開いたり、不適切なタイミングで動画や音声を再生したりして、ユーザーをいらだたせます。
侵入型広告については、ストリーミング(23%)、アダルトコンテンツ(16%)、オンラインショッピング(9%)の各サイトで多く見られました。脅威対策は、各サイトでそれぞれ5億5200万件、3億8900万件、2億2600万件を検出しブロックしました。
「今日、広告ブロッカーはセキュリティとプライバシーの両方にとって不可欠です。迷惑な広告は、人々のデバイスにマルウェアを感染させる可能性があり、ウェブ活動からデータを収集しプライバシーを侵害する傾向にあるからです。また、ウェブサイトの読み込みが通常より遅い場合、侵入型広告が原因かもしれません。」と、Adrianus Warmenhoven氏は説明します。
動画共有サイトはトラッカーの数が最も多い
NordVPNの脅威対策によると、動画共有サイト(22%)、クラウドストレージプロバイダー(16.31%)、ウェブメール(16.25%)、情報技術サイト(12%)が最も多くのトラッカーを含んでいることがわかりました。動画共有サイトだけで、2022年12月に脅威対策によってブロックされたトラッカーは2390億件でした。
なお、以前のNordVPNの調査では、ウェブサイトあたりの平均トラッカー数は、香港(45.4件)、シンガポール(33.5件)、アメリカ(23.1件)、オーストラリア(18.6件)で特に多かったことがわかっています。
脅威対策は、ダウンロードする前にファイルをスキャンし、脅威を識別して、デバイスに害を及ぼす前にブロックします。この機能は、すべてのNordVPNサブスクリプションに無料で提供されており、この機能により、痕跡を残さないブラウジング、プライバシーの保護、デジタルセキュリティの向上が可能になります。
分析方法: 上記の統計は、2023年1月にNordVPNの脅威対策機能が収集した集計データを分析することで取得したものです。調査および集計結果の実施に際し、個人を特定できるようなユーザー情報の収集、レビュー、その他の関与は一切行っていません。
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(日本語リリース:クライアント提供)
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