企業・自治体のカーボンゼロに貢献する 「太陽光発電・蓄電オンサイトPPA＊サービス」を開始

再生可能エネルギー発電設備の初期導入コストが実質ゼロに

オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社（本社:東京都港区、代表取締役社長:細井俊夫、以下、OSS）のグループ会社・オムロン フィールドエンジニアリング株式会社（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：四方克弘、以下、OFE）は、太陽光発電と大型蓄電池を組み合わせた自家消費型再生可能エネルギー発電設備のオンサイトPPAサービスを2023年4月より提供開始します。

本サービスは、出力が数百kW～1MW超クラスの太陽光発電システムと出力数百kW・蓄電容量1MWh超クラスの産業用蓄電池を併用した再生可能エネルギー発電設備をPPAスキームで提供するものです。また、独自のエネルギーマネジメントシステムにより、発電状況に応じて蓄電池の充放電を最適に制御し、電力余剰を抑制することで、再生可能エネルギーの利用を最大化します。災害停電時においては、蓄電池の電力を活用することができ、BCP（事業継続計画）対策にも貢献します。

近年、政府が「2050年に温室効果ガスの排出ゼロを目指す」脱炭素社会の実現を掲げ、再生可能エネルギー普及に向けた様々な補助金制度の導入を進めています。一方、各企業・自治体においても、太陽光や風力、バイオマスなど再生可能エネルギー発電設備の導入を進めています。中でも太陽光発電は比較的導入しやすく多くの企業・自治体で採用されていますが、事業所内に設置余地があっても日中の発電電力の余剰を考慮して小規模な発電設備しか設置できず、再生可能エネルギーの普及の妨げになっています
このような課題に対し、蓄電池を用いて発電時に消費できなかった余剰電力を調整することにより解決するケースはあるものの、一般的に産業用蓄電池の投資コストが高くなるため、普及が進んでいないのが現状です。

本サービスでは、OFEが太陽光発電設備および蓄電池を所有し、事業所で使用した電力の対価としてサービス料金を徴収するため、ユーザーは初期投資を行うことなく、蓄電池のメリットを享受できるようになります。
また、設備の実導入においては、社会インフラのエンジニアリング・サービスにおいて多くの実績・ノウハウを有するOFEがシステム設計から施工、設備の保守運用管理まで対応します。さらに、システム設計に当たっては太陽光発電と蓄電池の導入効果や採算性についても十分な事前検証を実施し、最適なシステム・サービスを提案いたします。

OFEは、PPAスキームによる大型蓄電池を組み合わせた太陽光発電の導入により、企業・自治体のカーボンゼロの実現に貢献します。

■本サービスの特長
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*PPA（Power Purchase Agreement）：電力販売契約、第三者モデルとも呼ばれる。企業・自治体が保有する事業所施設の屋根や遊休地を事業者が借りて無償で発電設備を設置し、発電した電気を企業・自治体が事業所で利用し、その分のサービス料を事業者へ支払う。設備の所有者は第三者（事業者または別の出資者）となるため、資産保有をすることなく再生可能エネルギーが利用可能となる。

■本サービスイメージ
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<オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について>
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエンスなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・保守のトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献しています。
詳細については、 (リンク ») をご参照ください。

<オムロン フィールドエンジニアリング株式会社について>
オムロン フィールドエンジニアリング株式会社は、オムロンでソーシアルソリューションドメインを担うオムロン ソーシアルソリューションズ株式会社のグループ会社として環境ソリューションやエンジニアリング・サービスを提供する企業です。日本全国140箇所の拠点と1,200名のカスタマエンジニアによるサービスネットワークを構築し、エンジニアリング／フィールドサービス／バックアップサービスを全国のお客様に提供しています。
詳細については、 (リンク ») をご参照ください。