「医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト」(2022年度研究代表者:埼玉県立大学 准教授 山田恵子)は『新しい治療や薬の情報を見極めるための一般の方向けリーフレット[基礎編]』を公表しました。
本リーフレットは、「薬や治療法の情報の出どころによる信頼度」「新薬ができるまで」をイラストや漫画で説明しているほか、誤解されがちな医療用語の例として、「ガイドライン」「標準治療」を取り上げ、その医学的な意味を紹介しています。
特に、医学系研究を取り上げる機会があるが専門ではないメディアの方々、医学系の内容を取り上げたり拡散したりする一般の方にぜひご活用いただければと思います。
【リーフレット】 (リンク »)
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1 医学系研究をわかりやすく、誤解なく伝えるための医療・研究者らの取り組み
「医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト」は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施する研究開発推進ネットワーク事業(国民に向けた医学系研究の情報発信)の一つです。
コロナウイルスのパンデミックの影響もあり、正確な医学系研究の情報を伝えることの重要性が再認識されています。しかし、情報の発信元としての研究者が、誤解なく、わかりやすく研究を伝えるための日本語での手引きがないことが問題となりました。そこで、本プロジェクトでは、2021年度に『医学系研究の成果をわかりやすく伝えるための手引き』を提案し、HP上などで公開しています。
本手引きは研究者らがプレスリリースを作成する場合などを想定して作られていますが、一般の方が活用することもできるように編集しています。そこで、その中でもメディアの方や一般の方にもぜひ知っておいていただきたい基礎的な内容を本リーフレットにまとめました。ぜひご活用ください。
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2 医療系大手メディア3社の共同記事同時掲載
本プロジェクトの趣旨に賛同する医療系大手メディア3社(m3.com、日経メディカルOnline、CareNet.com)は、2023年3月5日、12日に、共同で本プロジェクトに関する記事を同時掲載しています。ぜひご覧ください。
● Part1 研究成果、誤解なく発信できていますか?
(リンク ») (CareNet.com)
● Part2 「QOL」という言葉にある医師と患者のギャップ
(リンク ») (日経メディカルOnline)
(リンク ») (m3.com)
<国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)について>
AMED(エーメド)は、基礎から実用化までの一貫した医療研究開発の推進と、その成果の円滑な実用化を図るとともに、研究開発環境の整備を総合的かつ効果的に行うための様々な取組を行う国立研究開発法人です。
【HP】 (リンク »)
<医療情報をわかりやすく発信するプロジェクトについて>
医療情報をわかりやすく発信するプロジェクトは、医療者、医学系研究者、国語研究者、広報担当者、法律・倫理の専門家、医療系メディア、マーケティングの専門家、一般の方などを構成員とする研究班です。
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