株式会社三洋販売は、4月29日(土)・30日(日)に幕張メッセでリアル開催されるサブカルチャーの祭典「ニコニコ超会議2023」に「SANYOブース」を出展し、当社グループのCSR活動「沖縄サンゴ保全プロジェクト」「ライフセービング日本代表応援プロジェクト」の取り組みに関するステージイベントを行います。当社グループのメインコンテンツである「海物語」の舞台である「海」を救うための取り組みを多くの方に知っていただくことを目的に、サンゴの苗づくり体験や人命の安全を守る救命講座などのワークショップもご用意しています。
■世界的なサンゴ礁の大規模白化をきっかけにスタートした「南の島のミスワリン」プロジェクト
サンゴ礁には9万種類の多様な生物が生息していて、海産資源、観光、娯楽、沿岸保護など、さまざまな恩恵を与えてくれると言われていますが、近年サンゴの白化が世界的な問題となっています。
1998年に世界的なサンゴ礁の大規模白化が発生し、沖縄県近海でも恩納村や各地のサンゴが死滅するなど大打撃を受けました。地球温暖化の影響で海面、海水温が上昇したことによる環境ストレスや、海洋汚染により窒素、リンなどの栄養塩類が増加したことで、年々サンゴの白化や死滅率が上がっています。50年前と比べると5%~8%程度のサンゴしか残っておらず、このままでは世界から3分の1のサンゴが消滅してしまうと言われています。これまでサンゴはあるのが当たり前と思われていましたが、世界中でサンゴを守る動きが出てきて、研究者にも注目されるようになりました。
当社グループでは、「海物語」の舞台となった「海」に恩返しをしたいという想いから、海の生命の源であるサンゴを再生させることで、生き物たちが悠々と暮らす美しい海を取り戻すお手伝いをしたいと考え、2011年10月に沖縄サンゴ保全プロジェクト「南の島のミスワリン」を発足しました。
■沖縄サンゴ保全プロジェクト 南の島のミスワリン
in ニコニコ超会議2023 ~サンゴのこと教えて!澪花先生!~
[画像1: (リンク ») ]
「ニコニコ超会議2023」SANYOブースのステージでは、沖縄サンゴ保全プロジェクト「南の島のミスワリン」が始まってから12年にわたるサンゴ保全活動やビーチクリーンの成果や意義をお伝えするとともに、これまでに累計約5,500本※ものサンゴを植え付けてきた活動の軌跡を振り返りながら、サンゴ保全に関するクイズや苗づくりなどのワークショップを実施いたします。また、本プロジェクトの4代目ミスワリンとしてサンゴ保全活動を行っているモデルの澪花さんが登壇します。
【ステージ日時】4/29(土)11:30~11:50、4/30(日)10:40~11:00
※「南の島のミスワリンプロジェクト」の他、サンゴの日イベントでの活動も含む
■「南の島のミスワリン」では累計約5,500本のサンゴを植え付け
[画像2: (リンク ») ]
2011年より、沖縄の海にきれいなサンゴの森を蘇らせることを目標にサンゴの保全活動にチャレンジ。恩納村漁協や研究機関の皆様にもご協力をいただきながら、沖縄県恩納村かりゆしビーチにて、サンゴの植え付けや管理を行っています。
本プロジェクトが始まって以降、累計約5,500本※ものサンゴを植え付けしています。
※「南の島のミスワリンプロジェクト」の他、サンゴの日イベントでの活動も含む
■かりゆしビーチ沖「ワリンの森」
本プロジェクトによりサンゴが植え付けられ、現在では4ヶ所で成育しています。
月の根
[画像3: (リンク ») ]
(左:2018年2月 / 右:2023年2月)
2013年に植え付けを開始。定期的に植え付けを行っている月の形をした大きなハマサンゴが目印。
棚田の根
[画像4: (リンク ») ]
2018年に植え付け後、無事に産卵を迎えるなどサンゴの森で成長が最も安定。
ハートの根
[画像5: (リンク ») ]
(左:2018年2月 / 右:2023年2月)
高水温の影響を受けにくい場所として、ハート型の岩盤とその奥の水路の斜面という環境の異なる2ヶ所に植え付けを行っている。
ゴツの根
[画像6: (リンク ») ]
サンゴの成長具合の変化を調べるため、環境と高低差の異なる3ヶ所に植え付け。
■「南の島のミスワリン」プロジェクトの活動
サンゴの植え付け以外に、恩納村のビーチクリーン活動として、海岸を歩きながらゴミ拾いなどを行い環境保全に努めています。これまでの歴代のミスワリンたちがビーチクリーン活動で歩いた距離は合計100kmを超えました。そのほか、子どもたちの前でサンゴ教室(紙芝居)なども実施しています。
[画像7: (リンク ») ]
本プロジェクトの模様は、琉球放送(RBC)にて毎月1回、最終土曜日に放送されています。
■活動実績
[画像8: (リンク ») ]
2011年10月 「ミスワリン沖縄サンゴ保全プロジェクト」がスタート
・恩納村漁協、かりゆしビーチとの連携。
2013年6月 サンゴの苗1,000本の「ワリンの森」完成
・独自に開発した新しい植え付け方法「ワリン方式」を考案。
・かりゆしビーチ沖にサンゴの苗1,000本を植え付けて「ワリンの森」と命名。
2014年4月 「南の島のミスワリン」2ndシーズンがスタート
・美ら島財団主催のサンゴシンポジウムで、「ワリンの森」の成果と今後の展望を発表。
・数々のサンゴ保全団体や研究機関がミスワリンの活動を認知し評価。
・琉球大学海洋自然学科、OIST(沖縄科学大学院大学)との連携構築。
2016年5月 ついに念願の産卵が実現!
・5月の産卵シーズンに入り、ワリンの森に約一週間張り込んだ末、念願の産卵が実現。
2016年7月 「南の島のミスワリン」3rdシーズンがスタート
・恩納村漁協と琉球大学監修のもと、新たな植え付けポイントを設定。3年連続でサンゴの産卵を達成。
2019年7月 「南の島のミスワリン」4thシーズンがスタート
・プロジェクト初のチーム制がスタート。海外政府機関との関係を構築。
2020年6月 新ポイントでの産卵に成功
2021年1月 新プロジェクト「有性生殖プロジェクト」がスタート
・苗から再生する方法「無性生殖」ではなく高度な技術と人員の確保が必要とされる
サンゴの卵を受精させて再生する方法「有性生殖」への挑戦がはじまる。
2021年7月 「有性生殖」が見事に成功
・ミスワリンやたくさんのスタッフの努力で、奇跡的に初年度に「有性生殖」を成功させる。
■SANYOライフセービング日本代表応援プロジェクト 海を守る物語 ~救命体験~
当社グループが「海」に恩返しをしたいという想いで取り組んでいるCSR活動には、もうひとつ「海を守る」ライフセービング日本代表の応援があります。今回の「ニコニコ超会議2023」では、ライフセービング日本代表をお招きし、楽しく人命救助が学べる体験コーナーと対決コンテンツを予定しています。ライフセービングとはどんな活動なのか、ライフセーバーとともにお届けいたします。
【ステージ日時】4/29(土)16:30~17:00、4/30(日)15:30~16:00
[画像9: (リンク ») ]
■「ニコニコ超会議2023」開催概要
[画像10: (リンク ») ]
公式サイトはこちら→ (リンク »)
【日時】2023年4月22日(土)~30日(日)
┗ネット:4月22日(土)~30日(日)
┗リアル:4月29日(土)10時~18時
4月30日(日)10時~17時
【主催】ニコニコ超会議実行委員会
【会場】リアル開催:幕張メッセ
ネット開催:ニコニコ公式サイト・総合TOP( (リンク ») )
【ニコニコ超会議 公式サイト】 (リンク »)
【twitter公式アカウント】 (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)

お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。