日本語対話AI「LIFE TALK ENGINE」を開発・提供するウェルヴィル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:松田智子、以下「ウェルヴィル」)は、大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北島義斉、以下:DNP)のバーチャルキャラクター「ファンズちゃん」と連携し、表現豊かなバーチャルキャラクターが小売店や商業施設等で接客するサービスのプロトタイプを開発しました。本サービスは、5月10日(水)~12日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第7回AI・人工知能EXPO」でウェルヴィルのブースで展示します。
[画像: (リンク ») ]
■開発の背景
小売業界では近年、店舗で接客する販売員等の確保が困難になるなど、人手不足が課題となっています。一方で、多くの生活者が電子商取引(EC)を利用する中、リアル店舗でのコミュニケーションや買い物といった体験(コト)は、ECとの差別化を図る重要な要素となるため、優秀な接客スタッフの確保がより重要となっています。また、バーチャル空間のメタバース等でも、買い物やイベント等で利用者と接する際に、AIを搭載したキャラクターへのニーズが高まっていくと想定されています。
こうした課題の解決に向けて、ウェルヴェルとDNPは今回、リアルな店舗やメタバース内での利用を想定した、バーチャルキャラクターによるエンターテイメント性の高い対話型のAIによる接客サービスを共同で開発しました。
■サービスの概要と特徴
本サービスでは、ウェルヴィルが開発した、日本語対話AI「LIFE TALK ENGINE」を搭載したDNPオリジナルバーチャルキャラクターを設計します。リアル店舗のサービス情報を事前にAIエンジンに登録した上で、バーチャルキャラクターが施設や商品の紹介、接客などを行います。
特徴1.独自のアルゴリズムで自然なコミュニケーションを実現
「LIFE TALK ENGINE」は、日本語に着目し、話し言葉で散見される「文法的でない曖昧な表現」も解釈できる独自のアルゴリズムを実現しました。人の発話の意味や感情を解釈し、更に記憶されている過去の対話文脈からも判断しながら、自然に応答することができます。これを活用することで、人手不足解消を支援します。
特徴2.多種多様な接客シーンで活用可能
利用者からの質問に対し膨大な情報の中から回答をする従来のチャットボットとは違い、「LIFE TALK ENGINE」はAI側から質問を投げかけ会話を誘導していくこともできるため、活用業務、シーンに合わせて柔軟な対話が可能です。さらにバーチャルキャラクターが対話することで、人間の接客とは違った楽しみを提供することができます。
■今後の展開
リアルな店舗や商業施設等やメタバース内での利用を想定し、2023年度中のサービス開始に向けて、5月下旬に「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」(東京都渋谷区)に展示し、検証・調査を行います。また今後は、生活者のスマートフォンに本サービスを表示させて、観光スポットの案内や店舗紹介を行う「街歩き×対話AI」の観光DXサービスの検証も行っていきます。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
■イベント概要
イベント名:AI・人工知能EXPO【春】
会期期間:2023年5月10日(水)~12日(金)
会場:東京ビックサイト(アクセス: (リンク ») )
主催: RX Japan株式会社
無料招待券はこちら: (リンク »)
■ウェルヴィル会社概要
会社名 ウェルヴィル株式会社
所在地 東京都文京区本郷7-3-1東京大学ライフイノベーション棟504号室
代表者 代表取締役CEO 松田 智子
資本金 6億4,000万円(準備金含む)
事業内容 AI対話エンジン「LIFE TALK ENGINE」の開発および提供
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。