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Photo by Romany Francesca
第61回グラミー賞では最優秀新人賞にノミネートされ、2018年のサマーソニックでは圧巻のライヴ・パフォーマンスを披露し話題を呼んだ、英ウォルソール出身のシンガー・ソングライターであるジョルジャ・スミス(Jorja Smith)。4月にリリースされ、官能的でありながらも強いまなざしを閉じ込めたシングル「Try Me」に続く、新曲「Little Things」が発表された。UKのプロデューサーP2JとNew Machineのプロデュースによる、軽やかでエネルギッシュな楽曲。
「この楽曲は一度耳にしたらすぐに、ちょっとお酒を飲んで高揚している様子を感じられると思います。パーティーへ出かけて、気になる相手にロック・オンした瞬間を描きました。とても楽しい楽曲ですよ!」とジョルジャ。
ミュージック・ヴィデオも楽曲の世界をそのまま表現したものになっていると、ディレクターである英国在住のBolade Banjoは語る。
「楽曲の世界にあうものは何かを、ジョルジャと話しあいながら制作した映像。些細だけど大切なこと(Little Things)は、楽曲の中に存在していたのです」
ロンドンにて撮影された作品。英国のラッパー、ヘディ・ワン(Headie One)がカメオ出演し、またパーティーへ繰り出している人々へのインタビューも取り入れられ、1980年代のレイヴ・カルチャーから現代へと繋がるクラブ・シーンの流れも感じられる仕上がりになっている。
「Little Things」ミュージック・ビデオ:
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デビュー盤『ロスト・アンド・ファウンド』を発表してから5年、音楽に対するピュアな衝動を感じさせながらも、官能的かつ完成度の高いサウンドで、世界中のリスナーにインスピレーションを与えてきた、ジョルジャ。充電期間を経て21年にリリースされたアルバム『ビー・ライト・バック』は「自分が本来やりたい音楽を自由に追求できた作品になった」と語り、こちらも高い評価を獲得。今では実力派としての地位を揺るぎないものにした。
「この5年の間で経験できたことは、本当に素晴らしかった。そして、現在でも私は新しい物事を理解しようと日々努力しているのです」
20代半ばになったここ数年は、ミュージシャンとしてだけでなく、ひとりの女性としても得られるものが多かったという。特に、パンデミックの経験は、自分自身としっかり向きあい、作る音楽もきちんとコントロールできるようになれた時間だったと振り返る。
結果、これまでに登場した伝説的なミュージシャン同様に、どんなに世界が混乱したとしても、決して見失わない崇高かつ洗練された「自分だけの視点」を手に入れられた彼女。「Little Things」では、しなやかに時代と向きあいながら、自分らしい音楽を追求する姿勢がうかがえる。
リリース情報
・Jorja Smith
ニュー・シングル「Little Things」配信中
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ミュージックビデオ
「Little Things」
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「Try Me」
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JORJA SMITH:
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