(株)ユーカリヤがオープンソースWebGISシステム『Re:Earth』に世界初*「空間ID」をノーコードで活用できる機能に向け本格開発開始!

株式会社Eukarya

From: PR TIMES

2023-05-23 09:00

~G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合で河野大臣など各国要人含め約300人が事業へ関心~

株式会社Eukarya(読み:ユーカリヤ、本社:東京都渋谷区、代表取締役:田村賢哉)は、2022年11月11日にデジタル庁主催「デジタルツイン構築に関する調査研究 アクセラレーションプログラム」において「空間ID」における実証企業として選出され、独自開発してきたオープンソース型のWebGIS(地理情報システム)プラットフォーム『Re:Earth』(リアース)における「空間ID」の可視化・活用できる機能を、実証実験として2023年2月に開発いたしました。
今後、実証実験を経て正式実装できるサービスに向けて開発を進めます。
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そして先月4月29~30日に開催された「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」では、没入感のある特大スクリーンを整備したRe:Earth特別ブースを設け、デジタル庁 河野大臣やイギリス スカリー科学・イノベーション・技術省政務次官など各国要人を含めたおよそ300人の来場関係者が集まり、『Re:Earth』に事業関心を持ってくださいました。

今後は、より多くの人が手軽に『Re:Earth』の「空間ID」や「オープンソースGIS」に触れる機会を創出するため、より実践的なユースケース向けの追加開発を行い、「空間ID」を始めPLATEAU*1など様々なデータをノーコードで誰でも扱うことが出来る基盤の整備や、自治体やその他のステークホルダーに向けたワークショップ等の開催を目指します。

*世界初:ユーカリヤ調べ
・調査年月:2023年5月
・世界各国における「オープンソースWebGISシステム」として
※「空間ID」の概念は日本発案で国際標準化を目指しているものです
*1:「PLATEAU」は、国土交通省が2020年にスタートした3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクトです。同年度より、基盤データベースとして『Re:Earth』が活用されています。

「空間ID」とは


建物、樹木、気象、など「異なる基準・種類の空間情報」を簡易に統合・検索し、軽量に高速処理できる仕組みとして、一意に特定できる IDが付与された3次元の区分のことです。

具体的には、空間をボックス状に切り分けた「空間ボクセル」を定義し、各種の情報を簡易化して空間ボクセル(空間ID)に紐付けることで、複数種の情報を統合し取扱いを容易にします。

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※空間ボクセルイメージ参照元:経産省「3次元空間情報基盤アーキテクチャ設計報告書」

世界初*!ノーコードで「空間ID」を可視化・活用できるユーカリヤの『Re:Earth』とは


『Re:Earth』とは次世代データベースを基礎とした、オープンソース型のWebGIS(地理情報システム)プラットフォームです。
最大の特徴として、今までの地図データには無かった時間や高低差などの「3次元の情報」を、エンジニアのコーディングを不要とした「ノーコード」で、且つ特別なアプリインストールも不要なWebブラウザ上で「オープンソース」で扱うことが可能となり、Re:Earthを使えば、「空間ID」もノーコードで可視化・活用することが出来ます。
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*世界初:ユーカリヤ調べ
※2023年5月現在「空間ID」をノーコード、オープンソースで可視化・活用できるシステムは『Re:Earth』のみ*となります。(*:ユーカリヤ調べ)

4/29-30開催「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」に出展した特設ブースの様子


先月4月29・30日に開催された「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」では、没入感のある特大スクリーンを整備したRe:Earth特別ブースを展示いたしました。
イベント全体では延べ5000人の参加者があった中、当日ブースにはデジタル庁大臣である河野太郎氏や、イギリス スカリー科学・イノベーション・技術省政務次官など、各国要人の方がRe:Earthについて熱心に耳を傾けてくださいました。
その他ブースには、保険業・プラント業・地方自治体や地下建築業界などを含めたおよそ300人以上の事業関係者が訪れ、衛星データを用いて建物の災害データの3次元可視化や、防災ハザードマップのデジタル化や、地下に埋設して見えなくなったインフラを地図上に可視化して工事等の現場で利用したいなど、『Re:Earth』への具体的な事業構想を検討頂く機会となりました。
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※デジタル庁 河野大臣、ブース訪問時

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※イギリス スカリー技術省政務次官、ブース訪問時


以上。


▼株式会社ユーカリヤ(Eukarya)とは
「すべての情報を保存する」をビジョンに、被爆者証言のデジタルアーカイブ「ヒロシマ・アーカイブ」などで知られる東京大学大学院・渡邊英徳研究室からスピンオフするかたちで2017年に創業した次世代データベースを研究開発するスタートアップ企業です。

デジタルアーカイブでは、丈夫でやわらかいデータベース「APLLO(アポロ)」や、連携ビジュアリゼーションツールである「Re:Earth(リアース)」、知的活動支援では、教員用の地理教育支援サービス「Mapup(マップアップ)」とその土台となるシステム「Nostrum(ノストラム)」等、様々な開発・運用を行っています。

「データ化できない情報:解釈、文脈、雰囲気」と「データ化できても最適化できない状況」それぞれ掛け合わせ保存し、閲覧・検索ができ、またその構造をいつでも気軽に変えることができるデータベースの基盤開発を主軸に、行政や企業また育機関と連携をしていきます。
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▼株式会社Eukarya 会社概要
会社名:株式会社Eukarya(ユーカリヤ)
主な事業:1.次世代データベース研究開発事業「APLLO」
2.WebGIS「Re:Earth」の販売‧受託開発‧サポート事業
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3
恵比寿ガーデンプレイスタワー27階
代表:代表取締役CEO 田村賢哉
社員数:28名(役員含む)
Webサイト: (リンク »)

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