マガジンハウス<こここラボ>が企画運営サポート。日本財団「みらいの福祉施設建築ミーティング」が開催。

株式会社マガジンハウス

From: PR TIMES

2023-06-16 15:16

日本財団が一昨年より実施する「日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト」(助成金制度)では、福祉事業者と建築家が課題を共有し、時代に合わせた、また、未来を見据えた施設計画が多数提案されています。その一方で、未来の福祉施設がどうあるべきか、そこで建築はどう連携するかという課題や悩みも顕在化しています。今回のイベント『みらいの福祉施設建築ミーティング』では、福祉施設と建築デザインの実践や連携の事例を学び、同時に福祉事業者が建築家と出会うきっかけづくりの場を提供します。



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株式会社マガジンハウス(以下マガジンハウス、本社:東京都中央区、代表取締役社長:片桐隆雄)は、「福祉をたずねるクリエイティブマガジン〈こここ〉」の事業〈こここラボ〉において、日本財団が主催する「みらいの福祉施設建築ミーティング」のハイブリッドイベント「フォーラム」と全3回に渡るオンラインセミナー「スタディ」の企画運営をサポートすることとなりました。

社会福祉施設のあり方、事業展開にとって、その施設の立地や建築は大きな意味を持っています。少子高齢化、多様性の尊重、コミュニティの希薄化といった社会背景の変化に伴い、社会福祉施設は多機能化や地域への貢献活動の活発化等、地域における拠点としての役割が求められています。また、施設のあり方は「管理する機能性」から、ケアのクリエイティビティを引き出し、自然治癒力を最大限発揮させるための環境づくりへと転換の動きが進んでいます。

日本財団では一昨年より「日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト」(助成金制度)を実施し、多くの申請が寄せられています。福祉事業者と建築家が課題を共有し、時代に合わせた、また、未来を見据えた計画が提案されていますが、一方で、連携や計画立案に関する課題や悩みも存在しています。

この課題に応えるべく、日本財団では「みらいの福祉施設建築ミーティング-フォーラム」を2023年6月24日(土)@渋谷スクランブルスクエアで実施します。会場でのリアル参加とオンライン配信のハイブリッド開催で、福祉施設と建築デザインの実践や連携の事例を学び、同時に福祉事業者が建築家と出会うきっかけを作りたいと考えています。

また、このフォーラムに続き、7月には「日本財団 みらいの福祉施設建築ミーティング -スタディ-」(オンライン配信)を全3回で開催します。

「日本財団 みらいの福祉施設建築ミーティング -フォーラム-」
〈開催概要〉
日  時:2023年6月24日(土) 11:00 - 18:10
会  場:スクランブルホール
住  所:〒150-6115 東京都渋谷区渋谷2丁目24-12
渋谷スクランブルスクエア(東棟) 15階渋谷キューズ
人  数:187名(会場)/300名(オンライン)
費  用:1,000円(税込)
参加申込: (リンク »)

イベントプログラム
[表: (リンク ») ]


パネルディスカッション1.
テーマ:設計者立場と事業者立場から考える福祉施設設計のプロセス
福祉施設の設計は、福祉の専門家と建築の専門家がともに考え、議論し、協働しながら形作っていくそのプロセスこそがよい空間づくりの要といえます。どのようにすれば、よい協力関係を築きプロジェクトを成功させることができるのか、その方法と意義についてお話しいただきます。
(ファシリテーター)
 森下 静香(社会福祉法人わたぼうしの会 Goodjob!センター香芝 センター長)
(ゲスト)
 栃澤 麻利(株式会社SALHAUS 共同代表・建築家)
 小久保 佳彦(社会福祉法人聖救主福祉会 深川愛の園 施設長)
 長谷川 駿(JAMZA一級建築士事務所 共同代表)

パネルディスカッション2.
テーマ:福祉施設の『前提』を疑い、よりよい支援を行う福祉のあり方
「福祉」をとらえるとき、ソフトとハード両面の「制度」が存在し、それに沿いつつも、その前提やあり 方を問い直しながら支援を行うクリエイティビティが求められています。これからの福祉施設づくり にあたり、私たちがもっておくべき問いとは何か、議論していただきます。
(ファシリテーター)
 当新 卓也(PwCコンサルティング合同会社)
(ゲスト)
 堂園 春衣(株式会社THEM NAGAYA TOWER 事務局)
 菅原 健介(株式会社ぐるんとびー 代表取締役・理学療法士)
 深山 直樹(みんなの家タブノキ 代表)

パネルディスカッション3.
テーマ:みらいの福祉施設をどのように実現するか
日本財団が2021年から開始した新しい助成プログラム「日本財団みらいの福祉施設建築プロ ジェクト」では、これからの福祉と社会に向けた熱量の高い申請が多数寄せられたとともに、その 審査では、みらいの福祉施設はどのようであるべきなのか、真剣な熱い議論が交わされました。 計画にあたり大切にしたい視点について、審査委員のみなさまからお話しいただきます。
(ファシリテーター)
 福田 光稀(公益財団法人日本財団 公益事業部国内事業開発チーム)
(ゲスト)
 成瀬 友梨(成瀬・猪熊建築設計事務所 代表取締役・建築家)
 橋本 達昌(社会福祉法人越前自立支援協会 常任理事 兼 事務局長)
 藤原 徹平(横浜国立大学准教授/フジワラテッペイアーキテクツラボ 主宰・建築家)


「日本財団みらいの福祉施設建築ミーティング -スタディ-」
〈開催概要〉
開催日時:
第1回 2023年7月7日(金) 17:30 - 19:30
第2回 2023年7月14日(金) 17:30 - 19:30
第3回 2023年7月20日(木) 17:30 - 19:30
実施場所:ZOOMウェビナー(オンライン)
参加費用:無料(事前申込制)
参加申込: (リンク »)

〈詳細〉
|第1回:7月7日(金)17:30 - 19:30
テーマ:大規模特養のゆくえと、これからの特養の設計
90年代以前に建てられてきた施設が老朽化の時期を迎えています。建て替える?改修する・・・?悩みを抱える施設も少なくないはずです。今回は特養をテーマとして、数十年前の施設建設当時から、時代にあわせ、独自の、時に大胆な進化をしてきたみなさんにこれまでの「変化」とそのプロセスにおける「考え」を共有していただきます。
(ファシリテーター)
 福田 光稀(公益財団法人日本財団 公益事業部国内事業開発チーム)
(ゲスト)
 篠崎 一弘(社会福祉法人丹緑会 統括施設長)
 舩越 芳之(社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長)
 翠川 昌博(社会福祉法人みまき福祉会 常務理事)
 山口 健太郎(近畿大学建築学部 教授)

|第2回 7月14日(金)17:30 - 19:30
テーマ:『ひらくこと』と『暮らすこと』を同時に満たすーケアを必要とする人の空間と地域への開放性
ケアが閉じてしまいがちな福祉施設。生活の場である以上プライバシーを守ることは大切ですが、地域との関わりを絶ってしまい、福祉を地域の人々から遠ざけてしまうことは避けなければなりません。暮らしを守りながら、地域にひらかれた安心できる場所をどのようにソフト・ハードでつくるのか、事例から学びたいと思います。
(ファシリテーター)
 大谷 匠(医療法人医王寺会 地域未来企画室 部長 / 任意団体 福祉と建築 代表)
(ゲスト)
 佐藤 由巳子(認定NPO 法人マギーズ東京)
 安永 周平(社会福祉法人福岡ひかり福祉会 特別養護老人ホームよりあいの森 施設長)
 櫛田 啓(社会福祉法人みねやま福祉会 てらす峰夢 施設長)

|第3回 7月20日(木)17:30 - 19:30
テーマ:多世代交流を促進する複合施設の計画方法ーまちをつくる福祉施設
高齢者施設と地域住民の利用の場を併設する、保育園の子どもたちが障害のある人が働く場所に集う等、多様なサービスを複合したり併設していくことによって、福祉施設が多世代の交流の場となり、まちにひらいていく。話題の施設はそれをどのように実現しているのか、その考えや手法に触れ、自らの地域を考え直すヒントを探ります。
(ファシリテーター)
 馬場 未織(NPO法人南房総リパブリック理事長 / neighbor共同代表)
(ゲスト)
 福井 大輔(株式会社未来企画 代表取締役)
 田中 伸弥(社会福祉法人ライフの学校 理事長)

■ 主催:日本財団
公式サイト  (リンク »)
日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト  (リンク »)

■ 企画運営メンバー
・プロデューサー:及川 卓也(こここ編集部)
・プロジェクトマネージャー:武本 麻梨絵
・ディレクター:垣花つや子(こここ編集部)、遠藤ジョバンニ、馬場未織(neighbor)
・制作運営:門下 大樹(EAST Inc.)、今井 ゆき菜(EAST Inc.)、渡邉 友花里(EAST Inc.)

■〈こここ〉について
「個と個で一緒にできること」を合言葉に掲げ、マガジンハウスが2021年4月に創刊したウェブマガジンです。福祉をたずねるクリエイティブマガジンとして、福祉発のユニークなプロジェクト、プロダクト、カルチャー情報から、現代社会を捉えるための思想や書評、対談まで幅広い情報をお届けしています。
(リンク »)

■ 株式会社マガジンハウス 会社概要
商号: 株式会社 マガジンハウス
代表者:代表取締役社長 片桐隆雄
所在地:〒104-8003 東京都中央区銀座3-13-10
設立: 1945年
資本金: 9,000万円
事業内容: 雑誌・書籍の出版
URL:  (リンク »)

■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社マガジンハウス
クロスメディア事業局〈こここラボ〉担当
E-mail:co-coco@magazine.co.jp

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