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・レノボAIイノベーターズ(Lenovo AI Innovators)プログラムを通じて150種類以上のターンキー・ソリューションを提供、生成AI、大規模言語モデル(large language model)、没入型メタバース・シミュレーションを可能に
・レノボのAIインフラ関連の年間収益が初めて20億米ドル超を達成
・AIを迅速に利用できる70種類のAI対応製品からなる包括的なAIポートフォリオと、AI最適化エッジ・サーバー
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ジョン・ロボトム、以下レノボ)は本日、ビジネスにおける人工知能(AI)導入を世界的に加速するため、本日、インフラストラクチャー・ソリューションの拡大に3年間で10億米ドルの投資を行う計画を発表しました。20億米ドルを上回る記録的な収益、デジタル化の進展、ITインフラのアップグレード需要による後押しを受けて、レノボは、これまで複雑であった新AI機能の実装を簡単にするため力を注ぎます。そのため、AIをデータソースに実装し、業界トップクラスのパートナーからなる広範なネットワークを活かして次世代ターンキー・ソリューションを構築、エッジ・インテリジェンスを実現します。今回の発表は、レノボ史上最大のAIインフラ投資に当たります。また、スマートデバイス、インフラ・ソリューション、サービスからなる業界随一のAI対応ポートフォリオを拡張し、イノベーションの加速を支援するものです。これにより、金融、製造、ヘルスケア、小売、スマートシティなど様々なアプリケーションを使って、離れた場所でも生成AIを利用し、豊富なデータに基づく意思決定を大量に行えるようにします。
レノボの投資戦略の一環として、レノボAIイノベーターズ・プログラムを拡張するため1億米ドルの追加投資が決定しています。同プログラムでは、業界をリードする独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)45社からなるエンドツーエンドのエコシステムを形成しており、これらのパートナーと協力して生み出した先進的なAI対応ソリューションを、すでに150種類以上も提供しています。プログラム開始から1年も経たずに開発されたこれら数々のソリューションは、実験段階にあったAIを実用化し、高成長セクターに劇的な技術変化をもたらしています。AI対応ソリューションを利用すれば、企業は、生成AI、コンピュータ・ビジョン、予測、バーチャル・アシスタントなど、最先端のAI機能を、迅速に導入・活用できます。
レノボ インフラストラクチャー・ソリューションズ・グループアジア太平洋地域担当代表取締役社長のスミア・バティアは、次のように語っています。「AIの未来に対するレノボのコミットメントは、揺るぎないものです。AI対応インフラ・ソリューションへのかつてない規模の投資により、AI導入に伴う複雑さを克服し、お客様がAIの持つ可能性を、エッジにおいてもフル活用できるようお手伝いをしています。今回の多額の投資は、インテリジェント・トランスフォーメーションに乗り出すお客様に向けて、最も信頼できるパートナーになりたいという当社の献身の証であると同時に、AI技術のイノベーションを加速するものでもあります。当社は、AIインフラの最前線に立ち、未来を形作る革新的なサービス・製品を提供していることを誇りに思っています」
AIイノベーターズ・プログラム―AIによるディスカバリーを実現し、導入を加速
レノボAIイノベーターズ(Lenovo AI Innovators)・プログラム(注1)では、業界トップクラスのソフトウェア・パートナーのエコシステムを形成しています。レノボはこれらパートナー企業と協力し、顧客のニーズに合わせ、効果が実証済みで、すぐに導入可能なAIソリューションを開発、コンピュータ・ビジョン、音声認識、予測、セキュリティ、バーチャル・アシスタントなどエンドツーエンドのオペレーションに必要なソリューションをあらゆる業界に提供しています。
これらのソリューションを通じ、レノボは、顧客が保有するデータの価値を最大限活用するお手伝いをしています。AI導入によって予測精度を上げ、ビジネスの変革を図るとともに、企業がサービス主導の変革を継続する中で究極の柔軟性を実現するTruScaleインフラストラクチャー・アズ・ア・サービス(IaaS)(注2)を通じてAI対応ソリューションを提供しています。
また、新設のレノボAIディスカバリー・センター・オブ・エクセレンス(Lenovo AI Discover Center of Excellence)では、レノボのデータサイエンティスト、AIの設計者、エンジニアが、AIソリューションの検討、導入、拡張のお手伝いをいたします。また、このサービスでは、最適なソフトウェア・パートナーやAIに最適化したインフラを顧客に紹介するとともに、レノボのAI委員会(Lenovo Responsible AI Committee)が設定する責任あるAIのためのガイダンスも提供します。同委員会は、企業がAI導入の検討を行うにあたって、AIを倫理的に設計、導入、利用できるよう支援するとともに、プライバシー、公正利用、ダイバーシティ、公平性、インクルージョン、アクセシビリティに関わる課題を理解し、十分に対処できるようお手伝いします。
ISVパートナーによるAIソリューション
小売、外食、ホスピタリティ業界がパンデミック後の世界に適応していくにあたり、企業は、顧客サービスの向上を図り、廃棄物を削減し、労働市場の変化に対応するため、フロントエンドおよびバックエンドのオペレーションを再考しています。レノボは、強力な大規模言語モデル(LLM)と組み合わせ、ホスピタリティや小売産業の現場で自動接客サービスを24時間年中無休で提供できる、生成AIバーチャル・アシスタント向けのエンドツーエンド・ソリューションを、DeepBrain AIで提供しています。
また経済が大きく混乱する中、世界中の製造事業者は、将来の成長と差別化を図るため、デジタル化を模索しています。レノボとGuiseが協力して提供する革新的なAIソリューションは、最大で14日間の事前予測による予期しないダウンタイムの削減、顧客行動への理解の深化、コンピュータ・ビジョンや予知保全、生産ラインの異常検知による工程の最適化を実現し、工業分野の顧客に貢献しています。
Al Hathboor Bikal.aiとレノボは、アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ・リサーチ・テクノロジー・イノベーション・パーク(Sharjah Research Technology and Innovation Park:SRTIP)において、AIを活用したデータセンターを構築、サービスの展開を開始します。両社は、レノボがサービスとして提供するTruScaleハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)とAIを活用し、様々なセクターにおけるデジタル・トランスフォーメーション・プロジェクトを通じて、市民の安全や治安を支えるためにAI機能へのアクセスを、公的機関や民間企業と協力して提供しています。UAEの「2050年ネットゼロ(Net Zero 2050)」政策の下、このデータセンターでは、同地域においては初めてLenovo Neptune(TM)直接水冷技術を用いており、業界をリードするこの技術によって、性能および効率を向上させるとともに、電力消費量の低減を図っています。
データが存在するあらゆる場所にAIを
世界のデータ量が飛躍的に増加していることから、AIを強化して緊急時の対応、公共の安全、アクセシビリティ、観光、小売体験の向上を図るためには、データセンターのようなコンピュータ処理をエッジで行う次世代インフラ技術が不可欠となっています。データセンター以外で処理される企業データが増えていることから、レノボは、どんな場所でもAIのワークロードをサポートできるように、遠く離れた場所でも目的に応じたパフォーマンスを保証するため尽力しています。
現在、レノボのAI対応インフラストラクチャーの包括的なポートフォリオは、70種類以上の製品群へと拡張されており、どんなAIワークロードへの対応にも役立つAIに最適化された新たなエッジ・ツー・クラウドのサーバー・プラットフォームを含みます。LLMなどのイノベーションの登場や、コンピュータ・ビジョンの導入拡大により、エッジにおいてリアルタイム推論を行うため、データが生成されるその場での処理能力の増強が必要となっています。
新しいLenovo ThinkEdge SE360 V2は、処理能力を増強し、コンピュータ・ビジョン、音声AI、生成AIなどのAIソリューションの導入を可能にする最新の専用エッジ・サーバーです。店舗、工場、オフィスを問わず、この新サーバーは、コンピュータ処理を拡張・スピードアップし、データ生成源において大きなワークロードを実行できるようにします。Intel Data Center GPU Flex Series、(注3)NVIDIA AIプラットフォーム(NVIDIA L4 Tensor Core GPU、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェア・プラットフォーム(注4)を含む)、Qualcomm(R) Cloud AI 100プラットフォームにも対応しています。ThinkEdge SE360 V2は、利用可能な最小のフォームファクターでGPU密度の最大化を実現しています。競合他社製品に比べ静音性が高く、遠く離れた場所や高い耐久性が求められる環境でもエッジAIを導入することができます。
AI対応エッジ・ソリューションの新ラインナップには、ハイブリッド・クラウドや最新のHCIデプロイメントに対応したLenovo ThinkEdge SE350 V2も含まれています。Intel Xeon(R) Dプロセッサーを搭載し、AIの動作を支援します。また、市販されている最小のフォームファクターで、ワークロードやデータバックアップ、コラボレーション、コンテンツ配信を統合できます。
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データセンターにおいては、新しいLenovo ThinkSystem SR675 V3が、市販されている中で最も汎用的かつ高速のコンピューティング・プラットフォームです。AI専用で、NVIDIA HGX 4-GPUシステム、4-DW PCle GPU、8-DW Pcle GPUサーバーをサポートしているなど、3種類のサーバー構成をひとつにまとめた、コンパクトな3Uラックの製品です。建物全体、工場、流通センター、小売店舗、あるいは都市をシミュレーションによってコンピュータ上にフルに再現したデジタルツインとAIを組み合わせることによって、ビジネスプロセスの改善や設計の結果を生成することができます。レノボはNVIDIAと協力し、バーチャルワールドの構築・運営を行う最新のNVIDIA OVX(注5)システムを開発、データセンターにおけるNVIDIA Omniverse Enterpriseのワークロード(注6)の強力なパフォーマンスを実現しています。OVXアーキテクチャーをベースとするThinkSystem SR675 V3は、最大8つのNVIDIA L40 GPU(注7)を搭載、パフォーマンスを最大化するとともに、丈夫でスケーラブルなプラットフォームにおいて、RTX(注8)高速グラフィックスとAI機能により、最先端のレイトレーシングを実現しています。これにより、ビジネスの規模を問わず、企業はデジタルツインの可能性をフルに引き出し、活用することができます。
インフラ以外でも、レノボは、最先端のスマートデバイスやソリューションを用い、ポケットからクラウドまでAIの実装を進めており、ハイブリッドなリモートワークが拡大するこの新たな時代に、あらゆる業界でデータサイエンスを利用できるようにします。また、コラボレーションを強化するため、レノボは市販の新たなThinkPadラップトップに、新しいLenovo Viewアプリケーションを搭載、AIを活用したコンピュータ・ビジョン技術により、ビデオ画質の向上とツールの拡充を図ります。レノボのThinkReality XRソリューション(注9)は、ユーザーが没入型シミュレーションを利用できるようにしています。また、専用ワークステーションのLenovo ThinkStationとThinkPad P Series Data Scienceは、ミッションクリティカルなAIのモデル開発、データ準備、トレーニングに必要な高い性能を備えています。
AI対応サーバー、最先端のスマートデバイス、業界をリードするISVからなるエコシステムにより、レノボなら、どれほどユニークなエッジ環境であっても、事前検証され、パフォーマンスが最適化されたAIソリューションを、顧客データのデータソースに実装できます。これらの進歩を組み合わせて、簡単にAIの導入を行えるようにし、その規模を問わずどんな組織でも、どんな業界でも、AIを活用したインテリジェンスの変革を可能にします。
詳しくは、ウェブサイト( (リンク ») )をご覧ください。
(注1)レノボAIイノベーターズ(Lenovo AI Innovators)について。 (リンク »)
(注2)TruScaleインフラストラクチャー・アズ・ア・サービス(IaaS)について。 (リンク »)
(注3)Intel Data Center GPU Flex Seriesについて。 (リンク »)
(注4)NVIDIA L4 Tensor Core GPU、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェア・プラットフォームについて。 (リンク »)
(注5)NVIDIA OVXについて。 (リンク »)
(注6)NVIDIA Omniverse Enterpriseのワークロードついて。 (リンク »)
(注7)NVIDIA L40 GPUについて。 (リンク »)
(注8)RTXについて。 (リンク »)
(注9)ThinkReality XRソリューションについて。 (リンク »)
【レノボについて】
レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高700億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の171位にランクされています。世界中で8万2000人の従業員を抱え、180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界最大のPCメーカーとしての成功を収めるだけでなく、サーバー、ストレージ、モバイル、ソリューション、サービスといった新たな成長分野へも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人のためのサステナブルで信頼できるデジタル化社会を創出します。詳しくは、 (リンク ») でご覧いただけます。
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