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◆くわなメタバース城下町について
『桑名活性化』は、桑名を活性化するために、桑名市を中心として市民に対して、元気で活力あるイベントを企画・開催し、明るく楽しい元気な桑名づくりの推進という大きな目標のもと2008年に結成されました。桑名市を盛り上げるため「くわなメタバース城下町」の作成を開始し、メタバースという仮想空間に桑名の城下町をつくることで世界中の多くの人が桑名を訪れ、注目してもらえるような場所を作りたいという会員達の願いが込められています。
メタバースでは、実際の人気店舗などと連携を取る事で、限定商品が購入出来る仮想空間を作成し、新たな物販方法を生み出すなど、実社会での地域発展を目指しています。デジタル住民票を発行しメタバース城下町を住民としてリアルに体験してもらうなど、様々なアイデアを地域の方から募集し皆で開発していく参加型プラットフォームです。地域発展だけではなく、勉強できる場所(仮想学校)を構築し、子ども達の学び所の提供をする事により、不登校問題の解決など、社会課題を緩和できるようなメタバース空間の作成にも力を入れております。地域の歴史や文化、特産品の魅力を世の中に発信するだけではなく、社会課題の解決に向けてメタバースを有効的に活用したプロジェクトです。
【 メタバースでの作成計画案 】(一部抜粋)
・桑名の人気店舗の限定商品が買えるメタバース空間
・地元の米農家と連携したメタバース稲作体験
・アバター等で相談が出来る「こども電話相談窓口」の開設
・アバターで登校できる仮想学校の構築
・メタバース城下町の住民募集(デジタル住民票の発行)
◆本研究室での取り組み
本研究室の日髙さんは「くわなメタバース城下町」の取り組みに興味を持ち参画する事になりました。Unity(ユニティテクノロジーズ社が開発・提供するゲーム開発プラットフォーム)を利用し、『桑名活性化』の会員達やプロジェクトを支援している様々な企業と連携を取りながら開発を進めています。単なる仮想空間を作成するだけなく、桑名市の発展を目的とした現実社会との関連性が重要となるため、地域の方々の協力が必要不可欠です。日髙さんもその一員としてこれまでの経験や研究を活かし、「くわなメタバース城下町」を開発しています。
新たに開発を進めていく中で、桑名市に実在するクッキー専門店と連携し、メタバース上でお店(いきものクッキー専門店 kurimaro collection)を作成する事に成功しました。店舗の外観・内観は実際の店舗と似たようなデザインで作成し、実店舗との関連性をより印象付けました。更にメタバース上でも商品を並べ、ユーザーがネット上で商品を購入出来るよう、研究開発を進めています。
今回の取り組みに参加することで、実社会での課題を見つけ、メタバースを融合する事で課題解決へと繋がり、新しい地方創生として社会への貢献が期待されています。本研究室では様々な企業や地域団体との連携を大切にし、社会問題解決に向けたプロジェクトに積極的に参加しています。
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◆鈴鹿工業高等専門学校について
鈴鹿工業高等専門学校は、全国12の国立高専一期校のひとつとして1962年に設立され約10,000人の卒業生は技術者や研究者あるいは企業家として社会で活躍し、産業界から高い評価を受けています。1993年には、さらに2年間の高度な専門教育を実施する専攻科を設置して国際社会で活躍できる創造性豊かなエンジニアの育成に努めています。また、鈴鹿高専テクノプラザをはじめとして地域社会と密接に連携した教育研究により産業振興に努めています。
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【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校
所在地:三重県鈴鹿市白子町
校長:竹茂 求
設立:1962年
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事業内容:高等専門学校・高等教育機関
【本リリースに関するお問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構
鈴鹿工業高等専門学校
総務課総務企画係
TEL:059-368-1717(平日8:30-17:00)
e-mail:somu@jim.suzuka-ct.ac.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。