害獣対策ロボット『雷鳥3号』を開発

株式会社テムザック

From: PR TIMES

2023-11-13 17:16

<ワークロイド第4弾>省力化を追求した“WORKROID(ワークロイド)農業”で、収量を確保するための害獣対策を実施

株式会社テムザック(本店:京都府京都市、代表取締役社長:川久保 勇次、以下「テムザック」)は、2023年11月11日(土)、開発した害獣対策ロボット『雷鳥3号』を宮崎県延岡市の圃場に設置し稼働させました。

『雷鳥3号』は、稲作をはじめ農業において大きな問題となっている、イノシシなどの害獣対策として、夜間に圃場に侵入した害獣を検知し、高圧で対象物に向けて放水を行うロボットです。放水により害獣が圃場から退散することが期待されています。
当社が今年稲作を行った圃場においても、収穫直前まで稲が順調に生育していましたが、収穫の数週間前にイノシシにより一部の稲穂が食べられてしまう事象が発生しました。そのため、害獣対策に効果が期待できるロボットを急遽開発することを決定し、短期間で『雷鳥3号』を完成させました。
なお『雷鳥3号』は、農作物の被害を防止するだけでなく、昨今大きな問題となっている熊などの動物を追い払うことにも応用できる可能性があります。



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『雷鳥3号』 について


圃場に侵入し、農作物の収穫に大きな被害をもたらす害獣を追い払うロボット。
日暮れ後の夜間帯において、圃場に侵入するイノシシなどの害獣をセンサーが自動的に検知し、圃場周辺の水路等からポンプでくみ上げた水を高圧にした上で対象物に放水します。対象物を自動的に検知し対象物に向けて放水するため、夜間の圃場の見回りや遠隔監視など、人手をかけた対策を行う必要がなくなります。
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テムザックの省力化農業の取り組みについて


テムザックは、2022年12月、ロボットを活用した稲作について延岡市と連携協定を締結(*1)し、2023年春には、最先端実践拠点として「アグリ研究所(*2)」を開設いたしました。農業経験のない人でも取り組める省力化農業 “WORKROID農業”として、米粉用米の水稲直播栽培を開始し、雑草防除ロボット『雷鳥1号』の開発・投入、ドローンによる播種作業の実施、水管理システムの運用などを実践(*3)してまいりました。米作りにかけた労働時間は既存農業と比べ大幅に削減したにもかかわらず、無事稲穂が実り800kg弱(24aの圃場より)収穫することができました(*4)。これにより「大幅な省力化」「土地に張り付かない農業」などを実現できる可能性を確認することができました。今後は収穫ロボットなども開発し順次投入するとともに、収穫した米を米粉にすることで、6次産業化の仕組みづくりにも挑戦します。
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▼関連プレスリリース
*1) 2022年12月15日 連携協定締結  (リンク »)
*2)2023年4月18日 アグリ研究所 開設  (リンク »)
*3)2023年5月16日 米粉用稲作開始(雷鳥1号、ドローンによる直播など) (リンク »)
*4)2023年9月27日 初収穫  (リンク »)


プレスリリースに掲載されている情報は、リリース日現在の情報です。今後予告なしに変更する場合がございます。




会社概要




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株式会社テムザック  (リンク »)
人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカーです。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット”WORKROID(ワークロイド)” を開発しつづけています。

代表取締役社長:川久保 勇次(かわくぼ ゆうじ)
本店所在地 :〒602-8482 京都市上京区浄福寺通上立売上る大黒町689番地1
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