鹿島(社長:天野裕正)は、英国サウサンプトン大学と共同開発した立体音響技術「OPSODIS」(オプソーディス)を搭載した小型スピーカー「OPSODIS 1」のプロトタイプを開発しました。このたび、「OPSODIS 1」の展示デモンストレーションを、4月25日(木)にリニューアルオープンする東京都渋谷区の「SHIBUYA TSUTAYA」4階SHARE LOUNGEに開設される「GREEN FUNDINGタッチ&トライ」で行います。
その後、展示デモンストレーションで得られたお客様の要望・意見を踏まえ、6月以降にクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて販売を開始します。
ぜひ、当社が作り出す360度の立体音響サウンドをご体験ください。
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背景
当社は長年、数多くの音楽ホールやスタジオの設計・施工を手掛けてきました。その際に活用しているのが、「OPSODIS」を搭載した音響解析シミュレーターです。「OPSODIS」を活用することにより、優れた音響性能の施設を提供してきました。また、設計ツールとしてだけでなく、オーディオブランドに「OPSODIS」をライセンスし、「OPSODIS」を搭載した家庭用スピーカーが販売されてきました。
こうした中、近年、音楽、映画、動画配信、ゲームなど、あらゆるエンターテインメントの分野で立体音響のコンテンツが増えています。これに伴い人々の間で、これらを臨場感溢れる音で、手軽に、より没入して楽しみたいというニーズが高まっています。
そこで当社は、「OPSODIS」が作り出す音楽や映画の立体音響没入感を多くの人々に体験してもらうために、小型の立体音響スピーカー「OPSODIS 1」を開発し、展示デモンストレーションを行うこととしました。「OPSODIS 1」により、家庭で音楽や映画などのエンターテインメントをさらに楽しむことができます。
■「OPSODIS 1」の製品特長
「OPSODIS 1」は、デスクトップにも設置しやすい小型の立体音響スピーカーです。
製品の特長は、以下のとおりです。
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・リアルな360度立体音響サウンドを実現する「OPSODIS」技術を搭載
・6チャンネルマルチアンプ搭載/3ウェイ6スピーカー構成で自然で豊かな音を表現
・幅382mm、高さ70mm、奥行130mmのコンパクト設計
・Bluetooth によるワイヤレス接続が可能
・USB-C入力/3.5mm アナログ入力/光デジタル入力を装備
・リスニングスタイルに合わせた 3 つのサウンドモード(Narrow/Wide/Simulated Stereo) を搭載
・高剛性と高質感を実現するアルミ素材の筐体(きょうたい)
・シンプルで洗練されたデザイン
■展示詳細
展示期間 : 2024年4月25日(木)~2024年5月下旬予定
場所 : SHIBUYA TSUTAYA 4階「GREEN FUNDING タッチ&トライ」
■クラウドファンディング プロジェクト概要
「OPSODIS 1」プロジェクト告知ページ : (リンク »)
実施期間 : 2024年6月開始予定
事前登録開始日 : 2024年4月23日(火)
「OPSODIS」について
「OPSODIS」は、鹿島技術研究所と、音響技術分野で世界的に著名な英国サウサンプトン大学・音響振動研究所が共同開発した3Dオーディオ再生技術です。音響理論の英語名称「Optimal Source Distribution(最適音源配置)」から命名しました。
その特長は、独自のクロストークキャンセルなどの信号処理と、センターに近い方から高域スピーカーを左右対称に設置するスピーカーレイアウトなどの組み合わせにより、自然な3D立体音場を実現できる点です。壁や天井の反射などは使わず直接音をリスナーに届け、上下、左右、前後、遠近などの360度の自然な音場を再現します。
GREEN FUNDINGについて
CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)グループの株式会社ワンモアが運営するクラウドファンディングサイト。「未来の企画(商品・クリエイター)が集まる『デジタル上の見本市』」をテーマに、全国の「蔦屋書店」「二子玉川 蔦屋家電」「TSUTAYA」などの店舗と連携し、ガジェット、雑貨・映画・出版・音楽など様々なジャンルのプロジェクトを掲載。これまでに5,100を超えるプロジェクトが起案され、総計140億円以上の資金調達をサポートしています。
(参考)
鹿島技術研究所トピックス
OPSODISは“スグレオト”~聴きたかった音をカタチにする技術~ を公開
(リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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