「トポロジカル物質」の社会実装を目指すTopoLogic株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐藤太紀)は、2024年4月26日に新オフィスへ移転しました。これにより、本社と開発拠点の集約が実現いたします。このたびの移転を機に、メンバー間のコミュニケーションのさらなる円滑化と、パフォーマンスの向上を促進し、プロダクト進化と事業創出を加速させてまいります。
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移転の概要
「トポロジカル物質」の社会実装を目指すTopoLogic株式会社は、2024年4月26日に新オフィスへ移転いたしました。
【所在地】〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ703
移転の背景
TopoLogic株式会社は、新規量子材料「トポロジカル物質」の社会実装を通じ、世界のあらゆる「熱」「演算」課題の解決を目指す”東大発・研究開発型スタートアップ”です。
本年2月には、第三者割当増資により、総額7億円(累計調達金額8.3億円)の資金を調達いたしました。
資金の主な用途は、トポロジカル物質を用いたプロダクトの進化と事業創出です。
目下の目標として、磁気メモリ「TL-RAM(TM)」の2025年末を目処としたプロトタイプチップの設計・開発・実証フェーズの完結および、熱流束センサ「TL-SENSING(TM)」を用いた具体的なプロダクト・システムの開発と上市を目指しています。
こうした状況から、今後はメンバー間のさらなる連携が必須であると考え、綿密なコミュニケーションとパフォーマンスの向上を図るべく、オフィス移転および本社・開発拠点の集約を決定しました。
このたびの移転により、生産性の向上と新たな価値の創出を促進することで、世界でいち早くトポロジカル物質を社会実装し、世の中のコンピューティングや熱に関する課題の解決を行っていき、グローバル社会をリードする企業を目指してまいります。
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「TL-RAM(TM)」
従来の製品と比較して、次の3つの強みを持つMRAM(磁気メモリ)です。
1.10分の1以下の低消費電力
2.2桁速い超高速書き込み
3.低消費電力化による高集積化
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「TL-SENSING(TM)」
従来の製品と比較して、次の3つの強みを持つ熱流束センサです。
1.100倍以上の高速応答
2.1000分の1以下の薄膜構造による低熱遮蔽性
3.100分の1以下の低コスト製造
トポロジカル物質とは
トポロジカル物質は、これまでの物質とはまったく異なる電子バンド構造を持ち、従来の代表的な物質である絶縁体・導体(金属)・半導体には見られない現象を起こす物質です。2016 年には、「トポロジカル相転移および物質のトポロジカル相の理論的発見」の業績で、3名の研究者がノーベル物理学賞を受賞しました。
トポロジカル物質を用いれば、従来の物質では成し得なかったレベルの高度な「エネルギーの可視化」「省エネルギー化」を推進でき、エネルギー問題への貢献を加速させることも可能となります。
TopoLogic株式会社について
TopoLogic株式会社は、トポロジカル物質の社会実装を通じ、世界の産業課題の解決を目指す東大発・研究開発型スタートアップです。
ミッション
私たちのミッションは、トポロジカル物質で世界中の産業現場が抱える困難な課題を解決することです。この革新的な物質の社会実装によって、豊かな社会の永続的な実現を目指すべく、東京大学大学院・中辻研究室の協力のもと、デバイスの開発や協業企業様との技術提携に取り組んでいます。
採用について
TopoLogicのミッションに共感し、積極的な姿勢でともに事業と組織を大きくしていける方を募集しています。
※採用強化中のポジション:半導体(半導体設計エンジニア・プロセスエンジニア)、熱流束センサ(事業推進責任者・エンジニア)、オープンポジション
【TopoLogic採用ページ】 (リンク »)
【会社名】TopoLogic株式会社(TopoLogic Inc.)
【設立】2021年7月15日
【代表取締役】佐藤 太紀 / Taiki Sato
【本社】〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ703
【HP】 (リンク »)
【事業内容】
・トポロジカル物質の研究、開発、設計、製造および販売
・トポロジカル物質を用いたデバイスの研究、開発、設計、製造および販売
・トポロジカル物質およびトポロジカル物質を用いたデバイスに関連するソフトウェアの開発、設計、製造、販売および保守
・トポロジカル物質に関連する業務および研究開発のコンサルティング業務
【資料請求フォーム】 (リンク »)
【お問い合わせ専用メールアドレス】info@topologic.jp
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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