Secarna PharmaceuticalsとOrbit Discovery、ペプチドとコンジュゲートさせた標的アンチセンスオリゴヌクレオチド医薬品の創薬、開発で提携

Secarna Pharmaceuticals GmbH & Co. KG

From: Digital PR Platform

2024-05-31 14:41



この提携により、Secarnaは抗体や糖鎖に加え、標的ASOの開発が可能に
プラットフォーム力を刷新し、Secarnaのアンチセンスをさらに幅広く展開し、より様々な疾患に対する新たな治療の選択肢の提供を目指す

ドイツ・マルティンスリート、英国オックスフォード - アンチセンス医薬品の創薬、開発に取り組む欧州の主力独立系製薬会社のSecarna Pharmaceuticals GmbH & Co. KG(以下、Secarna)と、ペプチドのヒット化合物の創薬に取り組む主力企業のOrbit Discovery Ltd.(以下、Orbit)は本日、ペプチドとコンジュゲートさせた標的アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)医薬品の創薬および開発で提携したことを発表しました。

この提携では、Orbitの専門性および様々な疾患ターゲットに特異的な環状ペプチドの同定、スクリーニング、選択のためのビーズベースのペプチドディスプレイエンジンと、SecarnaのASO分子を組み合わせて活用します。環状ペプチドがSecarna独自のASO創薬・開発プラットフォームに加わることで、疾患領域が拡張され、GalNAcその他の抗体や糖鎖のモダリティーに加え、標的アンチセンス資産を開発することが可能となります。

Secarna PharmaceuticalsのCBOであるKonstantin Petropoulosは次のように述べています。「Orbit Discoveryとの新たな提携の開始を非常に嬉しく思います。Orbitのペプチド創薬・開発の専門性により、当社の標的アンチセンス医薬品の開発力をさらに強化できます。Orbitと協力して、標的ASO医薬品の治療の可能性と領域を拡充し、特異性、効力、安全性、利便性の高い治療の選択肢を今すぐに必要とされている患者さんに届けたいと考えています。」

Orbitのペプチド創薬サービスでは、DNA Encoded Library(DEL)とビーズベースの提示の組み合わせにより、大規模なペプチドライブラリーのスクリーニングが可能です。この独自のテクノロジーは溶解性ターゲットやin situターゲット(細胞上、細胞内)に対応し、アフィニティースクリーニングや機能性スクリーニングに基づき、関連リードペプチドの創薬期間を短縮できます。

この連携によりSecarnaは、環状ペプチドとコンジュゲートさせた標的アンチセンス医薬品の開発力を強化できるだけでなく、アンチセンスをさらに幅広く展開し、より様々な疾患に対する新たな治療の選択肢を提供できる可能性があります。

Orbit Discoveryの最高経営責任者のDr. Neil Buttは次のように述べています。「Secarnaと共に、効果的で特異性の高い標的治療に対する高まるニーズに対応し、革新的なASOの新たなデリバリー方法を模索できることを嬉しく思います。この連携は、標的ペプチド複合体の創薬における当社の専門性をさらに証明するものであり、より毒性が低く、組織特異性の高い、そして最終的には世界中の患者さんにより安全で効果的な治療法を提供していく共通の目標に取り組む、当社の広がるパートナーの輪に加わるものです。」

Secarna Pharmaceuticals GmbH & Co. KGについて
Secarna Pharmaceuticalsは、次世代のアンチセンス医薬品の創薬、開発に携わる欧州の有力な独立系製薬企業で、腫瘍免疫学や免疫学のほか、ウイルス性疾患、神経変性疾患、心代謝性疾患など、アンメットメディカルニーズの高い分野に取り組んでいます。Secarnaは、独自のアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)の創薬・開発プラットフォームのパフォーマンスと成果を最大化し、特異性や安全性、有効性の高い、ベストインクラスのアンチセンス医薬品を生み出すことをミッションとしています。Secarnaは自社独自のパイプラインプロジェクトとパートナープログラムを合わせ、20件以上の創薬・開発プログラムを進めており、他のモダリティーと比較してアンチセンスベースのアプローチに明確な利点の可能性が示される標的に注力して取り組んでいます。 (リンク »)

Orbit Discoveryについて
Orbit Discovery Ltdは新規のビーズテクノロジーやマイクロ流体テクノロジープラットフォームを活用して機能性スクリーニングのスループットの向上に取り組むペプチド創薬企業です。Orbitのテクノロジーは、マルチスパン膜タンパク質などの標的タンパク質の発現と精製、標的薬候補のパネル同定のためのアフィニティースクリーニング、細胞ベースアッセイの機能性スクリーニングなどをカバーします。Orbitでは世界的な研究者や医薬品開発者で構成される学際的なチームが、このテクノロジーを画期的なヒト用医薬品に昇華させ、大手製薬会社やバイオ医薬品企業などのパートナーや提携先に提供するために取り組んでいます。Orbit DiscoveryはOxford Science Parkに拠点を置き、創業者であるGraham Ogg教授(オックスフォード大学)およびTerry Rabbits教授(The Institute of Cancer Research)の専門性と経験をもとに研究を進めています。詳しくは、 (リンク ») をご覧ください。
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