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いま、自分らしく生きていくために重要な能力とは?
最近、ChatGPTに代表される生成AIが登場したことによって、「考える」という人間が持つ重要な営みの一部はコンピュータが代替しつつあるといえます。しかし、AIに問いを投げかけたところで、「問いの質」が良くなければ、可もなく不可もない答えが返ってくるだけで、一般的な回答の域を出ません。
踏み込んだ回答を得るためには、詳細な問いが必要で、その詳細な問いを設定するには、人間の生み出す「意思」が欠かせません。そしてその意思は、それぞれの人が持つ価値観や哲学といった「自分らしさ」がベースとなっています。
生成AIを活用した教育プログラムなど、日常業務や担当プロジェクトでAIに深く関わってきた著者の鳥潟氏は、このプロセスは、「AIの活用」だけでなく、「普段の実生活」でも求められているといいます。そして、日々変化する時代の中で、「自分らしく生きていくために、『問い』をどのように役立てることができるのか」という大きなテーマを探るのが本書のねらいです。
本書では「テクノロジーが人間の『考える』という作業の一部を代替していく状態」を指して「AFTER AI」と定義しています。変化のスピードが早く、予測が難しいAFTER AI時代に必要とされる重要な能力の一つが「問いの設定力」なのですが、良質な問いは「自分らしさ」を見出すために必要であるのと同時に、「自分らしさ」が問いにも表れるのです。これからの時代に活躍できるのは、「自分らしさ」を発揮し、「問いを立てる力」を磨いたビジネスパーソンだといえるでしょう。
読者の方々からは、
「いろいろな正解がある、逆に言うと明確な正解がない中で、より良い選択をするためのカギとなる『問いの立て方』が理解できました」(30代女性)
「これは生成AI時代を駆けるすべてのビジネスパーソンのためのクリティカル・シンキング入門書であると感じました」(30代男性)
など、好評の声が寄せられています。このように、本書は着実に支持を集め、このたび第2刷の重版を実施した次第です。
問いの質が「人生の質」を決める
皆さんは、「自分らしさに沿って生きることができているか?」と問われた場合、どんな答えが頭に浮かぶでしょう? 近年、メディアでは「自分らしく」「自分軸」「自分の価値観」「自己尊重」など、「自分」や「自己」という言葉が含まれた記事やニュースを数多く目にします。それはつまり、「個人を重視する価値観」が急速に高まっていることを表しているのではないでしょうか。
本書では、自分らしさを「“自分と呼ぶにふさわしい”と本人が思う認識の強さ」と定義し、生きることは「目的を持って行動し続けること」と位置づけます。また、そのためには「問いの設定力」が必要だといいます。問いは重要な判断を促すとともに、日々の行動や生活にも影響を与え、自分の本当の声に気づかせてくれる可能性も秘めているのです。
「問いの質が人生の質を決める」という言葉があるように、問いの設定力を高めることで、新しい発見と手応えを得ることができ、自分らしさも再発見することができます。本書の考え方は、人生を豊かにする一助となるはずです。
著者紹介
鳥潟幸志(とりがた・こうじ)
株式会社グロービス マネジング・ディレクター・GLOBIS 学び放題 事業リーダー/グロービス経営大学院教員
埼⽟大学教育学部卒業。サイバーエージェントでインターネットマーケティングのコンサルタントとして、金融・旅行・サービス業のネットマーケティングを支援。その後、デジタル・PR会社のビルコム株式会社の創業に参画。取締役COOとして、新規事業開発、海外支社マネジメント、営業、人事、オペレーション等、経営全般に10年間携わる。
グロービスに参画後は、社内のEdtech推進部門にて『GLOBIS 学び放題』の事業リーダーを務める。グロービス経営大学院や企業研修において思考系、ベンチャー系等のプログラムの講師や、大手企業での新規事業立案を目的にしたコンサルティングセッションを講師としてファシリテーションを行う。
書籍情報
『AIが答えを出せない 問いの設定力』
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著者:鳥潟 幸志
定価:1,680円(本体1,848円+税)
体裁:四六判 / 272ページ
ISBN:978-4-295-40947-2
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2024年4月2日
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