はじめに
前回に続いて、2023年に公開された論文「Improving Network Availability with Protective ReRoute」に基づいて、Protective ReRoute(PRR)と呼ばれる、ネットワーク通信の信頼性を向上するGoogle独自の仕組みを紹介します。今回は、本番環境における実際の効果を示すデータを紹介します。
本番環境のモニタリングデータ
Googleのネットワーク環境では、ネットワークの障害状況をモニタリングするために、事前に定義された複数のIPアドレス間で疎通確認用の通信を継続的に行っています。この論文では、特に、UDPパケットによるIP通信とStubby(Google社内版のgRPC)によるRPC通信を用いた、L3、および、L7レイヤーでのモニタリングデータを用いて、ネットワーク障害に対するPRRの効果を検証しています。Stubbyによる疎通確認は、PRRを有効にしたものと無効にしたものがあり、これらを比較することで、アプリケーションレベルで見たPRRの効果が確認できます。
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